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四季の彩り・ぷち~海と砂とカナヅチと~

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シナリオガイド【イコン参加可】

7月1日は海開き! パラミタらしくはっちゃけよう!
シナリオ名:四季の彩り・ぷち~海と砂とカナヅチと~ / 担当マスター: 沢樹一海

「あつい……」
 蒸し蒸しした梅雨も終わりが近いと思いたい6月の下旬、プリム・リリムは空京をぶらぶらと歩いていました。特に用があるわけではありません。シナリオに登場する機会もなく、ヒマだったからです。
「さて、これからどこに行こうかな?」
 小規模映画館や動物園に美術館。買い物もいいですが、あまりお金も無いので安上がりに楽しみたいな、と彼は思っていました。
 そこで。
「海開き……? こんなとこでも宣伝してるんだ。結構遠いけど……」
 通り沿いの看板に書かれた、『7月1日、海開き! 地球上で1番楽しい海岸がここに!』という文字を見て立ち止まります。
「まあ、海はひとつしかないしな。シャンバラ中に広告を出してるのかな?」
 アピール文と共に、そこには『アルバイト募集』ともありました。
「海でアルバイトかあ」
 興味を持ったプリムは、広告先に行ってみることにしました。

 件の海岸では。
「またそんな……。闇口さん、勘弁してくださいよー」
「君なら可能だろう」
「可能じゃありませんよ。いえ、可能だとしても、なんでそれを僕がやらなきゃいけないんですかー。僕は、蒼空学園のいち職員なんですよ?」
「それがどうした」
「学園とは遠く離れたこの海のために、トラックを何台も用意して物資を運ぶなんて……」
「コネタント君」
「なんですか?」
「これは仕事ではない。プライベートなんだよ」
「…………ここまで大掛かりになったらそうは言えませんよー……」
 こんなやりとりが行われていました。
 蒼空学園冒険管理課のコネタント・ピーは、ろくりんぴっくの際に知り合ったアナウンサー、闇口を前に困っていました。闇口は、パラミタで海の家を運営していたのです。役職が高く休みの融通も効くのか、毎年夏になると、内海に戻って秋まで過ごします。去年タコが出た海とはまた少し離れた海辺です。 今年はただの海開きじゃつまらない、と闇口はパラミタの文化を積極的に取り入れた催しを企画していました。ろくりんで出会った縁もあり、きっちりとコネタントを巻き込んでいます。
「資金ならある。君は物資がきちんと届くように手配してくれればいいだけだ」
「お客として巨大生物や魔物まで受け入れるなんて……。それで食料や建築物資が足りないなんて……」
 コネタントは気が進まないようです。
「巨大生物なんて、もし何かあったら……」
「いいのか? コネタント君」
「何がですか?」
「私達はせっかく表舞台に出たのに、固有名詞まで付いたのに結局は使い捨ての存在だ。いや君はいい。名字があるのだから。何気にちょこちょこ出てるしな。しかし私には名前も無い! 先日の花見では誘い可能NPCにすら名前が出なかった!」
「それは……、しょうがないんじゃ……」
 使い捨てというところは否定せず、うつむき気味にコネタントは言います。それは、役割的にもムダ……いや無理ってものだ、と思いながら。
「それに、名前が出たのに誘われなかったよりいいじゃないですか! 僕なんか……」
「そうだろうそうだろう」
 闇口は何か満足そうな笑みを浮かべ、言葉を続けます。
「だからこそ、今年、今、この時がチャンスだろうコネタント君。協力して海の家を盛り上げ名を上げ、今度このような機会があった時に誘ってもらうんだ。……ほら、また仲間が来たぞ」
 そう言って、海の家に向かって歩いてくるプリムを目線で示します。
「私達は2軍仲間だ。そして彼も……最早、地の文で『ぷりりー君』とも呼ばれなくなってしまった。哀れなことだ。パートナーのむきプリ君はそれなりにお呼び出しもあるようだが……それは別だ。プリム君も、仲間だよ」
「はあ……」
 勝手に仲間にされても……と思いながら、コネタントは相槌を打ちます。そこで、プリムが話しかけてきます。
「あの、アルバイト募集してる海の家ってここだよね。オレ、やってみたいんだけど……」
「勿論、歓迎だ。よろしく頼むよ、プリム君」
 闇口はにっこりと笑い、それから付け足すように彼等に言います。
「他に、パラミタの特産品を売りたいと申し出てきた者がいる。シャンバラのオトスという村に住んでいる村長ソルダ・ラドレクトという学者だそうだ。売るものはガラクタのようだが……、彼等もまた、私達の2軍仲間だよ。だから、スペースだけは設けておいた。彼等2人に限らず、もしかしたら私達はこの場限りの出番かもしれない。本編は1軍に食われるかもしれない。だがいいんだ。ここでこれだけ活躍出来た……」
 そして1度言葉を切り、最後に言いました。

「さあ、海の家を盛り上げよう! 巨大生物も解禁だ!」
「その前に、巨大生物なんて本当に……くるんでしょうか……」

担当マスターより

▼担当マスター

沢樹一海

▼マスターコメント

2軍って男ばっかだよこれ……! うわびっくり。

改めまして、沢樹一海です。よろしくお願いいたします。
要するに、海開きイベントを半裸ではっちゃけましょう! という単純なシナリオです。基本ジャンルはコメディとなっております。
ごめんなさい別に半裸じゃなくても構いません。全裸でも……間違えた、ほのぼの系でも構いません。ガイド本文はまあおまけ程度に考えてください。どんなアホなことでも全年齢に問題なさげならOKです。
単発シナリオですので、これまでの魂系ストーリーの重要な部分に関わるようなアクションは控えていただけるとありがたいです。
世間話とか、交流を深めたいとかは大歓迎です。(ガイドは2軍メンバーなのにこの辺1軍用の説明という)


また、このシナリオにおける注意事項です。

・【イコン参加可】となっておりますが、参加可能イコンは種別「大型車両」「巨大生物」「魔物」のみになります。本来の意味でのイコンは、エントリーされていても描写なしとさせていただきます。
・日時は、準備期間描写以外は「7月1日」の朝から夜までとなります。
・例によって、お約束的にむきプリ君も出てくるかもしれません。出てくるとしたら後半になるでしょう。


そして、2軍を際立たせるためにご退場願った1軍メンバーですが、誘われた場合。

ファーシー・ラドレクトルミーナ・レバレッジ(公式)、アクア・ベリル→これまでのこととかお互いに報告しあっているでしょう。(この会話によるストーリーの進展はありません。混ざりOK。しかしこの会話による以下略)。以降、フリー。
ファーシーのプロフの弱点あたりはちらっと見ておいた方がいいかもしれません。また、子供に関することは次回あたりで触れる予定なのでお待ちいただけると幸いです。花見から2ヶ月くらい経っていますが、検査やら予定が合わなかったりやらでまだ未処置です。

御神楽 環菜(公式)→フリーです。

ラス・リージュン→海には入らないでどっかで涼んでいると思います。泳げないわけではない。

ピノ・リージュン→超ノリノリだと思います。

他、私のNPCではセンフィット家族、公式NPCでは上記に加え『キャンペーンシナリオ・グランドシナリオの結果、自由に動ける公式NPC』が誘えます。

1人のNPCに対して「誘う」というアクションがいくつも来た場合、同時に何組も誘うと海に着いてからの描写が若干難しいので(一緒に来たのにメイン登場が数ページ先とかいうことになったりとか)、時系列重視で没になる場合もあります。一度誘われれば、帰るまでNPC達は海辺にいます。

色々書きましたが、別段NPCに絡む必要はありません。自由なアクションをお待ちしております。

それでは、よろしくお願いいたします。

▼サンプルアクション

・海で遊ぶ!

・やきそばを食べる。

・水着美女を眺める。

▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました)

2011年06月23日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2011年06月24日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2011年06月28日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2011年07月17日


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