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【十二の星の華】剣の花嫁・抹殺計画!(第2回/全3回)

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【十二の星の華】剣の花嫁・抹殺計画!(第2回/全3回)

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シナリオガイド

奪われた花嫁…… 刻を止める水晶化?!
シナリオ名:【十二の星の華】剣の花嫁・抹殺計画!(第2回/全3回) / 担当マスター: 古戝 正規

パッフェル・シャウラ …… 十二星華の一人 ……」
 白い肌、ロリータファッション、右目の眼帯。ローズピンクの髪と共に上げた顔から、パッフェルは静かに名乗り零した。
 イルミンスール魔法学校校舎の南側に位置する大講義室では、生徒たちとベルバトス・ノーム教諭、そして十二星華の一人、パッフェルが対峙していた。
 パッフェルが背にする壁には巨大な穴が開いており、その壁と向かい合う壁にも巨大な穴が開けられていた。前者は生徒の1人が開けた穴、もう1つはパッフェルが開けたものであるのだが。
 騒ぎを聞いて駆けつけた生徒たちと共に、ノーム教諭のパートナーであるアリシア・ルードは室内へと駆け込んできた。
「ノーム様。ご無事ですか?」
「アリシア、君は生徒たちの治療をしていたまえよ」
「しかし、」
 ノーム教諭はパッフェルに向けた視線を外すことなく、ゆっくりと歩みを始めた。
「これだけの人数で囲んでいるんだ、君に逃げ場は無いよねぇ」
 パッフェル取り囲んだ生徒たちが、一斉に構えを見せた。
 冷たい表情に、妖しげな笑みが浮かんでゆく。パッフェルは瞳を見開くと、生徒たちの足元へ銃を乱射した。
 銃声と破砕音、そして悲鳴が室内に響き渡る。逃げ惑う生徒や身を潜める生徒たちの中、数名の生徒がパッフェルに跳びかかろうとした時、「赤い光」が放たれた。
 生徒たち、そしてノーム教諭とアリシアが視線を送った時には、赤い光に撃ち抜かれたユイード・リントワーグは、全身が水晶化していた。
「ユイードさん!!」
「アリシア! 待て」
 ユイードに駆け寄ろうとしたアリシアを、教諭の声が引きとめた。パッフェルの銃口がアリシアに向けられていたのだ。
「その銃で、剣の花嫁たちを水晶化していたというわけかぃ?」
女王器「青龍鱗」を私に …… 」
女王器? 何のことだぃ?」
「ふざけるなら、パートナーも、あぁなるわ」
 ユイードの体は、全身が水晶と化していた。逃げようとしたまま、駆け出したまま、怯えた表情をして……。
「ふざけてなどいない。ここには無いんだ」
 銃口を向けたまま歩み寄ったパッフェルは、アリシアの首を掴んで、銃口を頭へと突き付けた。
「あんな貴重な品を、持ち歩いているほうが不自然だろう?」
「………… それもそうね ………… いいわ」
 パッフェルはアリシアに銃を向けたまま、ゆっくりと歩き出した。
「明日、陽が昇る時、イルミンスールの森にある「毒苺のなる巨樹の下」に女王器を持ってくるのね」
 生徒たち、そしてノーム教諭が見つめる中、アリシアを盾に、パッフェルは悠々と部屋を後にしていった。

担当マスターより

▼担当マスター

古戝 正規

▼マスターコメント

 
 みなさま、こんばんわ。ゲームマスターの古戝正規です。
 本シナリオは、全3回の第2回目となります。

 女王器を狙うパッフェルが、いよいよ動き出しました。
 パッフェルの「赤い光」に撃ち抜かれれば体の一部は水晶化してしまいます。
 また、前回水晶化した部分も、時間と共に範囲を拡大してゆきます。

 「毒苺のなる巨樹」は、イルミンスールの森の奥深く、
 巨大な針葉樹が密集した林の奥にそびえ立っています。
 毒苺は、食べると消化する際に、逆に胃を溶かされてしまうそうですよ。

 全身を水晶化されてしまったユイードを、
 連れ去られてしまったアリシアを、
 水晶化している剣の花嫁たちを、
 そして去っていったパッフェルを、

 皆さんのアクションで救ってください。
 

▼サンプルアクション

・パッフェルを追う

・パッフェル側につく

・女王器を運ぶ

・水晶化の解除法を探る

▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました)

2009年12月29日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2009年12月30日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2010年01月03日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2010年01月14日


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