シナリオガイド
ゴーストの力を利用したテロからパラミタを守れ!
シナリオ名:哀哭の楽園計画 / 担当マスター:
池羽 十日
古王国時代、シャンバラ大荒野の西部にバルジュ領と呼ばれる場所があり、そこではグスト・バルジュとソレント・バルジュという二人で領主を務める兄弟がいました。彼らは鏖殺寺院の傘下となって、領内で数多くの非道を行ってきました。
そのため、バルジュ兄弟は蜂起した民衆によって捕らえられました。二人は、領国から離れた洞窟内の牢に閉じ込められた後、謎の死を遂げます。
兄弟を閉じ込めたことから『グスト・ソレントの檻』という名で呼ばれるようになったこの洞窟。罠や魔物、昔から住み着いているゴーストまでもがいるとの噂がある危険な場所でしたが、あるとき、この洞窟が文明的価値のある可能性が出てきたため、調査団『古代文明探求機構』の研究者たちによって探索が行われることになりました。
結果、研究者たちと彼らを護衛する冒険者たちの活躍によって、バルジュ兄弟は生きながらえていることがわかったのです。それに加えてバルジュ兄弟は、蜂起軍の闘いによって生じた死者の精神体を兵器にするという研究を極め、その技術を鏖殺寺院に提供しているという真実が白日の下に晒されました。
この恐ろしい事実がシャンバラ全域に広まったため、シャンバラ女王候補であるミルザム・ツァンダ(みるざむ・つぁんだ)を擁するツァンダ家が総力を挙げてバルジュ兄弟の行方を捜すこととなりました。調査の結果、情報を持ってそうな怪しい人物を発見することに成功しました。
その人物の名はガディアス・グリオール。数年前にパラミタにやってきた男性の地球人です。ここ最近消息不明でしたが、テロリストとなって鏖殺寺院やバルジュ兄弟と深く関わっていることが判明しました。
彼は、ヒラニプラ近くの平原に不可視結界を張った砦を築き、賛同者と共にテロを画策しています。『哀哭の楽園計画』と呼称されるそのテロは、ゴーストの持つ精神力をエネルギーへと変換し、巨大な自立掘削型兵器ジオブレイクドリルによってヒラニプラ沿岸の浮島を地球の都市に落とすという恐ろしいものです。ジオブレイクドリルはまだ組み立て途中なので、急げば何とかなるでしょう。
今回は、このテロを未然に防いでください。尚、ガディアスを捕縛するのはもちろん、エネルギー生成に利用されているゴーストの救出や、巨大兵器の制圧も行わなければテロを完全に潰したことにはなりません。
また、砦内部にはテロリストのみならず、兵として利用されているゴーストもいます。気をつけてください。
担当マスターより
▼担当マスター
池羽 十日
▼マスターコメント
こんにちは。池羽 十日です。
今回は、前回の私のリアクション『『古代文明探求機構』の調査員を護衛せよ!』の続編となるストーリーです。有体に言えば、“バルジュ兄弟編第二部”って感じです。
とは言っても、このシナリオ自体は独立しているので、
「わしゃ池羽のヤローのシナリオに今回始めて参加するんじゃけんど〜、大丈夫かえ?」
なんて方も心配は無用です。もちろん、前回のリアクションを楽しんでくださった方もウエルカムです。はい。
なので皆様、お気軽にご参加ください。
心よりお待ちしております。
【補足事項】
<ガディアスの行動パターンについて>
侵入者を見つけたら、襲ってきます。剣も魔法も使えるという強敵ですので、苦戦を強いられることになるでしょう。戦闘によって不利な状況になると、逃亡して武器庫や医務室へと向かい、武器や手当て、もしくは薬品の調達を行うので、彼の行動には気をつけましょう。
また、捕まえた後でも注意です。彼は今回のテロに並々ならぬ執念を持っているので、隙あらば捕縛から逃れ、態勢を立て直して再び襲撃してきます。また、同志であるテロリストを巻き添えにしたり、果ては人質を取って立て篭もったりなんてことも平気でやってのけます。
<ゴーストの監禁場所であるゴーストコントロールルーム>
ゴーストは、砦のどこかにあるゴーストコントロールルームに監禁されているので、そこを目指しましょう。部屋の内外には、見張りのテロリストや、高い戦闘力を誇る“室長”なる人物もいるので、油断は禁物です。
<巨大自立掘削型兵器ジオブレイクドリル>
小さな浮島を粉砕してしまうほどの威力を持った巨大兵器です。保管してある場所を知っている人間はごく僅かです。リーダー格のテロリストを捕まえて尋問してみれば、あるいはヒントが得られるかもしれません。
▼サンプルアクション
・ガディアスを捕縛する
・エネルギー生成に利用されているゴーストを救出する
・『哀哭の楽園計画』に使用される巨大兵器ジオブレイクドリルを制圧する
▼予約受付締切日
(予約枠が残っている為延長されています)
2010年04月10日10:30まで
▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)
2010年04月11日10:30まで
▼アクション締切日(既に締切を迎えました)
2010年04月15日10:30まで
▼リアクション公開予定日(現在公開中です)
2010年04月27日