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【2021正月】羽根突きで遊ぼう!

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シナリオガイド

新入生男子トリオの正月は、えっ、ハイブリッド羽根突き!?
シナリオ名:【2021正月】羽根突きで遊ぼう! / 担当マスター: 名も無き詩人

 年が改まり、パラミタに2021年がやってきました。
 そこかしこで聞こえる「あけましておめでとう」の声。空京神社をはじめシャンバラ各地に建てられた神社に初詣に行く着物の群れ。外では子供たちがお正月ムード全開ではしゃぎ回り、かと思えば一方でコタツにもぐり込んでだらだらと過ごす人もいます。

 イルミンスール魔法学校のフィリップ・ベレッタ(ふぃりっぷ・べれった)と、薔薇の学舎のフェンリル・ランドール(ふぇんりる・らんどーる)の2人が、シャンバラ教導団のレオン・ダンドリオン(れおん・たんどりおん)から連絡を受けたのは、そんな正月ムード真っ只中のある日でした。
 遊び場の確保がしやすいという理由で、3人はフィリップのホームグラウンドであるザンスカールの町に集まり、相談し始めました。

「元日も過ぎたことだし、せっかくだから何かこう、大人数でわいわい騒げる遊びとかやってみないか?」
「……具体的にはどういうものですか?」
「そうだな……。正月だけに、みんなでできる双六とかコマ回しとか羽根突きとか?」
日本の遊びばかりだな。俺たちは全員外国人だぞ。馴染みの無いチョイスばかりでどうする」
「日本男児たるもの、正月にはそうやって遊ぶのが決まりってもんなんだよ!」
「僕はフランス人ですけどね。そう言うレオンさんだってドイツ人じゃないですか」
「ちなみに俺は北欧出身だ」
「ノリが悪いねキミたち」

 どうも今日はムードメーカーの調子が悪いようです。

「つーかフィリポよ。お前『イルミンスール流の新年の遊び』とか知らないのか? ここに来たのは半分はそれが目当てなんだぜ?」
「……待て、そう言うダンドリオンは『教導団流の新年の遊び』は知らないのか?」
「知ってるが、あれは駄目だ。噂で聞いたんだが、教導団の新年祝いで出てきたのは、『手榴弾を打ち合う羽根突き』とか『刃がついててどこまでも追って来る巨大ゴマ』とかだったらしい」
「それはやりたくないな……。薔薇の学舎でそんな大掛かりな遊びをやったという話も聞かない以上、ベレッタが頼みの綱、か……」
「う〜ん……」

 両腕を組み、フィリップは悩みました。
 そしてどうやら思いついた――正確には思い出したようです。

「そういえば、去年、イルミンスール魔法学校と蒼空学園の間で、『ハイブリッド羽根突き』とかいう遊びが行われた、って聞いたような……」

「ハイブリッド羽根突き」とは、ルールは羽根突きのそれと変わりませんが、1つ大きな違いとしてスキルの使用が全面的に許されるというものです。
 ただの羽根突きが契約者の手で一気に別の世界に変わる、あの強烈な遊びを、フィリップは噂で聞いたことがあったのでした。そしてその当時は、どちらかといえば両校の校長の意地の張り合いがメインであったとも。
 もちろんレオンはこれに賛成しました。スキルが飛び交うとはいえ、手榴弾や鉄の刃が襲ってくるよりはマシと思ったからです。

「俺はどちらかといえば遠慮したいな。スキルの応酬など、爆弾と大して変わらん」
「ランディよ、お前確か魔剣集めが趣味だったよな? 正月だけに、イルミンスールに羽子板型の魔剣なんかあるかもしれないぜ?」
ご一緒させてもらおう
「ありませんよそんなの!」

 もちろんフェンリルとてそんな魔剣の存在を信じているわけではありませんが、参加する動機にはなったようです。

「よし、3人とも参加は決まり。用具はイルミンスールにあるのを使う。後は人集めの算段だ。今回呼びかけるのは校長たちじゃなくオレたち。全員がオレじゃない限り、ただ単に『遊びましょ』って言うだけで人は集まらないだろう。だからここは1つ、景品を用意したいところだ」
「例えば?」
「そうだなぁ……。俺たちと勝負して勝ったら、顔に墨軽い命令を1つってところかな。負けたら当然同じことをされる。これでどうだ」
「め、命令……?」
「命令つっても『今度昼休みに購買でパンを買ってこい』『レポート作成に付き合え』『1つ質問に答えろ』とかその程度だぞ。まあ後に残らないものだな。『金を貸せ』『クーデターを起こせ』とかは却下だ」
「まあ、それくらいなら……」
「妥当だな。ただ質問は別に景品にしなくてもいいような気がするが……」
「却下。普通の質問会なんて俺が面白くない」
「はあ……」

 どうやらレオンは、何が何でもゲームという形式にしたいようです。

「まあハイブリッド以外はやってはいけないわけじゃないんだし、気楽にド派手に楽しもうぜ!」
「あんなこと言ってますけど、大丈夫でしょうか……」
「怪我しない程度に頑張るか……」

 新入生の男子トリオを相手に、あなたはどんな風に遊びますか?

担当マスターより

▼担当マスター

名も無き詩人

▼マスターコメント

 どうも皆様こんにちは。
 時期的にはクリスマスを過ぎたところですが、「名も無き詩人」がちょっとしたお正月シナリオをお届けいたします。

 昨今、グランドシナリオや各学校キャンペーンシナリオ等でシリアスに、かつ壮大に話が盛り上がっております。中でも猫宮烈マスターのキャンペーンにて「世界樹イルミンスールが飛んだ」という話があったりしますが、今回はそういった雰囲気は全部忘れてください(笑)
 また舞台はイルミンスールですが、特に学校指定はありませんので、どの学校の方も遠慮せずにご参加ください。

 レオン、フィリップ、フェンリルの新入生男子トリオは、今回、正月の遊びとして「ハイブリッド羽根突き」を行うことに決めたようです。ネタの使用を許可してくださいました猫宮マスターに感謝いたします。
 ハイブリッド羽根突きとは「魔法や科学を融合した羽根突き」のことで、その内容とは「羽根を打つ際に、スキルを必殺技のように使用してもいい羽根突き(例:爆炎波を使って羽根を燃やしつつ打つ、等)」です。羽根を打ち返せずに落とした時点で負けになります。
 スキルが上乗せされるという性質上、怪我をする可能性はあります。コメディなので重症にはなりませんが、治療班としてのアクションは歓迎いたします。
 羽根突きの会場には、イルミンスール魔法学校で使われる修練場が選ばれました。多少の結界が張られてありますので、ド派手に決めちゃっても大丈夫です。

 ハイブリッド羽根突きがどれほど派手なものなのかは3人とも知りません。イルミン生のフィリップも「噂話で聞いた程度」にしか知らず、あくまでも「スキルも使っていい羽根突き」というのが3人の認識です。
 ソルジャーのレオンは、クラス相応のスキルを羽根突きに応用して勝負に挑むつもりです。とはいえ、さすがに銃そのものは使ってきません。
 ウィザードのフィリップは、当然ながら魔法を使ってきます。今回は「基本1対1」であるため、いわゆる「広範囲攻撃」は使ってきません。
 フェルブレイドのフェンリルは、羽子板を剣のように振り回して勝負してきます。スキルを必殺技のように使ってくるため、3人の中では最も強力です。

 また猫宮マスターのシナリオでは、御神楽環菜とエリザベート・ワルプルギスの2人が参加し、それぞれは「2対1でないと太刀打ちできない」という性能でした。今回の3人は1対1でも十分太刀打ちできますが、もちろんアクションによっては負けることもありえます。
 彼らに協力してダブルスにすることも可能ですし「普通の羽根突き」で遊ぶことも可能です。NPC相手ではなくPC同士で仲良くバトルすることも可能です(その際、グループアクションを利用していただければ、マスターは対戦相手の判断がしやすくなります)。
 LCを追加される場合「NPCも含めて一緒に遊ぶ」「勝負するMCが怪我をしたら治療する」「MCは勝負、LCは審判」等といったアクションに関してはダブルアクションとは判定しません。

 またレオンの考えで景品(バツゲーム)も決まりました。
 内容は「『ハイブリッド羽根突きで』勝った場合、その相手に何か1つ命令できる、もしくは顔に墨を塗れる」というものです。NPCたちが勝った場合、命令はされず墨が塗られるだけに終わります。
 命令とはいっても、せいぜいガイドに出ているようなレベルのものです。相手に何らかの苦痛を与えたり、立場等を拘束するような命令は却下されます(サンプルアクションに一例として『新入生トリオの秘密やトリビアを聞き出す』というのを載せました。よろしければご利用ください)。
 もちろんこれはPCさん同士で対戦する場合にも使えます。それぞれ相談の上、バツゲームの内容や、負けた際のリアクションをアクションにお書きください。

 他にローカルルールについては、名も無き詩人のマスターページをご覧ください。もちろん見なくても大丈夫です。

 それでは元日に届く予定の皆様のアクション、お待ちしております。

▼サンプルアクション

・会場にやって来たあいつと羽根突きで勝負する

・レオンにハイブリッド羽根突きで勝負を挑む

・フィリップをハイブリッド羽根突きでいぢめてみる

・フェンリルとハイブリッド羽根突きで遊ぶ

・救護班になり、負傷者の治療にあたる

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2010年12月27日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2010年12月28日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2011年01月01日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2011年01月14日


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