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願いの魔精

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シナリオガイド

最初で最後の、わたしの願い
シナリオ名:願いの魔精 / 担当マスター: 浦苗 棉

 荒れに荒れ果てた朽ちた遺跡にて、少女は一人でした。
 瓦礫の一つに腰掛けて、足をぶらりぶらり、うつろな目で自らの足を追いかけています。

「何年ぶりに目覚めたのかな。なんだか、何千年も経ってるような気がするよ」

 かつて彼女が「願いの魔精」と呼ばれていたことを知る人は、今はあまり多くありません。
 「願いの魔精」とは、その名の通り、人の願いを叶える魔精です。その代償に魂を求めて、魔精はどんな願いも叶えます。
 億万長者にしろ、難病を治してくれ、欲望も祈りも区別なく叶えます。代価の魂も、等しく求めます。
 けれど、それも昔。
 最後に願いを叶えたのは、いつのことだったか。今や「願いの魔精」の伝承はごく一部の地域に伝わっているだけ。
 願いを叶える時にだけ呼び出され目覚める彼女は、長い眠りから、たった今目覚めたところでした。

「また、願いを叶えなきゃいけないんだ」

 彼女がこうして目覚めているということは、何者かが願いを叶えるために願いの魔精を呼び出したということです。
 少女は憂鬱そうにため息をつきました。彼女の精神性は人間の少女となんら変わることはありません。
 欲にまみれた願いを叶えることは嫌だし、清く尊い祈りからの願いを持つ人の魂を奪うことは心が痛みます。
 叶えた願いのせいで争いが起こり、恨まれ、なじられたことも一度や二度ではありませんでした。
 いつだって、もうこんなことはしたくない、と思ってきました。

「でも、それも最後」

 少女が目覚めた時、呼び出した者は目の前にはいませんでした。どうやら召喚の儀式に失敗して、召喚地点がズレてしまったようです。
 おそらく、「願いの魔精」の伝承はすっかり色あせ、召喚儀式の作法が完全には伝わっていなかったのでしょう。
 願いを叶える魔精である彼女は、願いを叶え、代償に魂を得て、呼び出されるまで再び眠りにつく、という制約から逃れることはできません。
 ただ願うだけの自由もありませんでした。
 だけど、今なら。
 彼女ははじめて願いました。

 もう二度と人の願いを叶えることのないように、と。
 差し出すような魂はないけれど、ひょっとしたら、どこかの誰かが願いを聞き届けてくれるかもしれないから。精一杯、多くの人に伝えました。

「なんでも叶えることができるはずなのに、自分の願いは叶えられないなんて、バカみたい」

 小さく笑って、彼女は夢心地な気分で待ちます。
 自分を消し去ってくれる人のことを。


担当マスターより

▼担当マスター

浦苗 棉

▼マスターコメント

 どうもこんにちは。シナリオガイドをご覧くださりありがとうございます。
 今回担当させていただく浦苗 棉です。
 
 少女の願いは、テレパシーのようなものによって多くの人の元へ届いているため、直接彼女の願いを聞いた、願いを聞いた人から又聞きした、などの理由でどなたでも参加することができます。

 ■願いの魔精について
 「願いの魔精」である少女が願うことは、「もう二度と人の願いを叶えることのないようしてほしい」というものです。
 そのための方法として彼女は、「自分を消し去る」ことを依頼しました。
 彼女は抵抗しないため、初歩的な魔法などによってあっさりと消し去ることができます。
 ただし、彼女の願いを達成できれば、必ずしも「少女を消し去る」手段をとる必要はありません。
 しかし、召喚を行った魔術師も彼女の元へと向かっています。
 魔術師の願いが叶えられてしまうと、彼女は眠りについてしまい、彼女の願いを叶えることができなくなります。
 そのため、魔術師よりも早く彼女の元へたどり着かなければなりません。
 なお、願いの魔精は召喚者以外の願いを受け付けることはありません。また、願いの受け付け期間は3日間で、願いを受け付けることなく期日が過ぎた場合、再び眠りにつきます。

 ■遺跡の様子
 少女が待つ朽ちた遺跡には、召喚を行った魔術師を迎撃するため、少女によって多数の犬型モンスターが放たれています。
 この犬には知能がなく、遺跡に足を踏み入れた者を機械的に攻撃します。
 生命力は低く、爪によるひっかきや体当たりはたいした脅威でもありませんが、数が多く、各々が素早いため、まともに相手をすると長時間の足止めを食ってしまいます。
 とはいえ無視できる相手でもないので、速やかに遺跡の奥へとたどり着くためには数人がモンスターの相手をする必要があるでしょう。

 ■魔術師について
 少女を召喚した魔術師は、一足早く遺跡に足を踏み入れ、奥へと向かっています。
 どうやら男性二人組のようですが、それ以上のことは少女にも分かりません。
 モンスターによって迎撃されているため、思うように進めていない模様です。
 そのため、素早く進むことができれば彼らより早くたどり着くことは十分に可能です。
 
 
 
 皆様のご参加、心よりお待ちしています。


▼サンプルアクション

・少女の願いを叶えるべく、遺跡の奥へ

・モンスターと戦う

・魔術師と接触

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2012年01月12日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2012年01月13日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2012年01月17日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2012年01月27日


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