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【冥府の糸】偽楽のネバーランド

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シナリオガイド

子供たちを救い出し、押し付けの幸せを打ち砕け!
シナリオ名:【冥府の糸】偽楽のネバーランド / 担当マスター: 虎@雪

 ツァンダ南部の村々で、昨今子供たちが行方不明になる神隠しが起きていました。
 そこで依頼を受けた生徒達は近隣の捜索に向かいます。

 僅かな手がかりから、生徒達は草木が生い茂る森の中を進みました。
 すると、森の奥で人々に忘れられた神殿を見つけます。
 調査も兼ねて荒れた敷地へと足を踏み入れた時、

「もしや事件の捜査に来た方ですか? 私は左翼の白虎。神殿の地下に眠る街の封印を護る者です」

 突然生徒達の頭の中に、鈴の音のような女性の声が流れてきました。
 四方を石柱で囲う神殿の中央に、一段高い場所に設けられた台座で腰を下ろす白い虎の石像があります。
 精巧に作られた虎の石像は片翼を大きく広げ、今にも動きだしそうな雰囲気です。声の主はどうやらこの石像からのようでした。
 石像の向かい側にも同じ台座がありましたが、こちらには何も乗っていません。

「ご迷惑なことは重々承知しています。ですが、どうかお願いです! 右翼の黒虎を急いで連れ戻してください!」

 神殿にいた生徒たちの頭の中を、女性の懇願する声が響きます。
 二つの台座に挟まれた床下からは、禍々しい瘴気が漏れ出していました。

*****


 そんな神殿からさらに森の中を進むと、小さな村が忽然と現れます。
 楽しそうな笑い声が響くその村には、子供の姿しか見当たりません。

「何も心配はいらないよ。好きなだけ好きなことをすればいい」

 不意に青年のような右翼の黒虎の声が、子供たちの頭の中に響きます。
 子供たちは右翼の黒虎によって、近隣の村から連れてこられた幼い少年少女でした。

「やっと自由になれたんだ……」

 力を手に入れた右翼の黒虎は、助けに来た親やスロトルオ族の娘ドゥルムを捕らえ、自分の理想郷を作ろうとしていました。

「もう寂しい思いは絶対に嫌だ。この力で皆と幸せに生きるんだ」

 自ら選らんだ信仰者と過ごしていく世界。
 瘴気が漏れ出そうとしていることなど知らず、右翼の黒虎は子供たちを次々と攫っていきます。

 その瞳は何かに捕らわれたように暗くくすんでいました。

 普通の人では太刀打ちできない右翼の黒虎を相手に、いま貴方の力が必要とされているのです。

担当マスターより

▼担当マスター

虎@雪

▼マスターコメント

 初めまして、またはお久しぶりです。
 虎@雪(とらっとゆき)です。
 ここまでご覧になっていただきありがとうございます。
 この先、シナリオの詳しい解説になります。


 ◇まず初めに

 参加制限はございません。

 村から依頼を受けた場合や、仲間が捕えられて調査していたなどの形で参加できます。
 シーリズ初めての方もどうぞ奮ってご参加ください。


 ◇シナリオ補足+注意点

 村にいられるのは、おおよそ中学生くらいまでの子供と決められています。
 森に入ると結界による外見年齢の識別が行われ、村に不適格な年齢と判断された場合は警備妖精に拘束されます。
 そのため、参加者は神殿にいる左翼の白虎から見た目が子供になれる薬をもらい、それを服用して赴いてもらいます。
 なお、元々の外見年齢が対象範囲内である場合、薬は必要ありません。


 ◇アクション解説

 まず初めに目的のご紹介
 ・子供たちと捕らわれた大人達の救出。
 ・右翼の黒虎に神殿へ戻ってもらう。

 の2点です。

 その障害になるのは、森で巡回と子供の世話をしている7人の妖精です。
 妖精たちは子供たちが村での生活を楽しんでいる限り強いの力を発揮します。
 この力により、まともに挑んでも勝ち目はありません。

 妖精たちは黒虎の命令で、子供たちが親に会う事や思い出すことも許しません。
 家に帰りたいという気持ちが、妖精たちの力を激減させてしまうからです。
 このようなことから精神操作による抑制などを行われた子供たちですが、捕らわれた両親に会えばその想いはきっと解放される事でしょう。


・アクションその1『わがままで敵の目をひく』
 牢屋に辿りつくにも、黒虎の元に行くにも、七人の妖精の目を引きつけておく必要があります。

 森に迷い込んだ子供として村の住民になり、存分にわがままを言って妖精を困らせてやりましょう。
 こちらに注意が向いている限り、他の生徒達は安心して行動を起こすことができます。
 子供たちが親と合流すると妖精は力の源を失い、ほぼ交戦することもなく捕らえることが出来ます。

・アクションその2『捕らわれの親子を解放』
 仲間が妖精を引きつけている間に、子供たちから場所を聞き出して共に牢屋へ向かいます。

 鉄格子の牢屋の前には子供が近づかないように、周囲の木々と同じくらい巨大なゴーレムが配置されています。
 近づかなければ襲ってこないので、罠を用意してから挑むといいでしょう。
 牢屋のカギを開錠し、結界が破られるまでの間は親子と待機します。

・アクションその3『白虎を捕えよ』
 村を抜け、さらに奥にある真新しい神殿で右翼の黒虎を捕えます。

 素早い動きに幻覚を駆使してくる右翼の黒虎。
 妖精と同じように力を得ているので、弱体化までは身を潜めるが一番でしょう。
 その前に見つかった場合は、耐えてください。頑張って逃げてください。
 なお、間違っても殺さないように。


 以上になります。

 今はまだ左翼の白虎が抑えていますが、このままではいずれ瘴気が周囲に溢れ出してしまうでしょう。
 一刻も早く暴走した片割れを捕え、ドゥルムを助け出し、再封印を施さねばなりません。

▼サンプルアクション

・素直に楽しんじゃおう!

・ゴーレムを誘導する。

・多くの人を救うため戦う

・問題の根本的解決につなげたい

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2013年09月17日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2013年09月18日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2013年09月22日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2013年10月03日


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