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『君を待ってる~封印の巫女~(第4回/全4回)』

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シナリオガイド

現れる扉……災厄の開放を阻止し学園の平和を死守せよ!
シナリオ名:『君を待ってる~封印の巫女~(第4回/全4回)』 / 担当マスター: 藤崎ゆう

「思い出して下さいよ。貴方は化け物……大いなる災いなんですよ」
 鏖殺寺院の影使いにより、夜魅の心は絶望に染まりました。
 そして、その背後に現れる、巨大な扉。
「これは代償……扉を開く為に捧げられる供物ですから」
 影使いは夜魅を生け贄に、扉を開くつもりのようです。
 扉の向こう側には、封印された『もの』が。
 かつてシャンバラを滅ぼしたものの一部とも影とも言われる、形なき存在が封印されているのです。
 影の王とも影の龍とも称されるもの……解き放たれれば、蒼空学園だけでなく世界にどんな悪影響を及ばすか、想像に難くありません。
「ちくしょう! とにかく扉を何とかして封印を死守しないと……」
「……陸斗くん」
 剣を手に焦る井上陸斗の前、春川雛子が現れたのは、そんな時でした。
「ヒナ……なんで……」
「私が死ねば、少なくとも扉は消える……そうなのでしょう?」
 雛子の問いに口ごもる陸斗、それが真偽を物語っていました。
 けれど、陸斗にとってはそれは到底認められる事ではないようで。
「夜魅を……倒せば、扉は消える。そうだ、夜魅自身を災いと切り離せれば、夜魅自身を救う事だって……」
「でもそれはとても困難……夜魅さんに近づく事だって大変ですし、その間にみんなが傷ついてしまいますもの」
 雛子の指摘は正しいです。
 影使いにより、操られた生徒達が夜魅への道を阻み。
 また、影使いの呼び出した、毒を撒き散らす蝶の群れも、操られる者達も含めて障害となっているのですから。
「それに夜魅さんを助けるには、心を光で満たして、災厄と切り離さなければならないのでしょう? それは多分、とてもとても難しい事ですもの」
 大いなる災いと呼ばれてきた夜魅。
 学園での騒動も含め、その身は呪詛にまみれていて。
 その身に緩く巻きついていた白い花はどんどん枯れ、ただれ落ちていきます。
 雛子の視線の先には、花壇に植えられた花々があります。
 白花の最後の力によって守られ、封印と成された花達。
 それらは操られた生徒達に踏みにじられる所を、今はまだ守られていますが、それにも限界があるでしょう。
 そして、限界が来……封印が綻びれば、扉は一気に開いてしまうでしょう。
 残された時間は決して多くはないのです。
 だから、雛子は震えを堪え、陸斗に言うのです。
「陸斗くんは封印の守護者なのでしょう? 守護者は封印を……世界を救ってきたのでしょう? だったら、迷わないで下さい」
「……俺は」
 それぞれに、選択の時がきていました。

担当マスターより

▼担当マスター

藤崎ゆう

▼マスターコメント

 藤崎です、こんにちは。キャンペーンシナリオ4回目をお送り致します。
 影使いに操られるのは、LCのみとなります。意識ごと操られる・身体だけ操られる、どちらでもOKです。後、パートナーでなくても操られた人を助ける、とかも勿論OKです。
 扉の開放阻止については、1:雛子を殺す→2:夜魅を倒す→3:夜魅と災いを切り離し、扉を封印する、の順に難易度が上がります。2や3を狙うには障害を何とかしなければなりませんし、勿論時間が掛かればタイムアウト、扉は開いてしまいます。
 どの方法がとられるのかとられないのか、は選択とアクション次第となります。
 ではでは、皆様のご参加をお待ちしています。

▼サンプルアクション

・LCを助ける!

・蝶を退治する

・扉開放を阻止する

・夜魅を助ける

・扉を封印する

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2009年11月30日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2009年12月01日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2009年12月05日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2009年12月16日


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