神々の黄昏 リアクション公開中! |
シナリオガイドドージェと龍騎士団の最終決戦! フマナ崩落から人々を救え!
シナリオ名:神々の黄昏 / 担当マスター:
大里 佳呆
エリュシオンとシボラの国境、フマナ平原。 ◆◆◆ 両者の戦いによって大地は揺れ、爆発が次々に起こります。 フマナの周辺の住人はそれをじっと見つめています。 あまりの美しさに逃げる衝動も起きなかったのです。 そこに一人の吸血鬼の少女が現れました。 「ここにいたら危険よ! 早く逃げて!」 「何言ってるんだ? いくら戦いが激しくてもここからは20キロ以上先。 逃げる必要なんて……」 「違うの。神々の戦いのエネルギーが強すぎて、 フマナが崩落してナラカに落ちるの! “私にはその光景が見える!”お願い、信じて!」 あまりの剣幕に住人達は避難の準備を始めました。 ですが、フマナ近辺は人が少ないとはいえ、 小規模な村が各地に点在しているのです。 それら全てに行くことは少女には出来ません。 更に。 「止まれ! 貴様がシャンバラに向かうのは分かっているのだ!」 少女はエリュシオンの龍型イコンに追われていたのです。 ◆◆◆ 東西シャンバラ王国では今回の戦いに関しては不干渉と決めていました。 しかし、現実には多くの学生達がフマナの噂を聞きつけ向かっていたのです。 そのため、東西シャンバラ政府は, 龍騎士団と交戦を行った学生は停学処分を下す声明を発表しました。 しかし。 「パラ実で停学ってなんなのよ。 ……当初の予定通り、七龍騎士を倒すわよ!」 教導団から借りてきたイコンに乗った横山ミツエ(よこやま・みつえ)は、 同乗する劉備、曹操、孫権に命じました。 「だが、神々が相手では並のイコンでは叶いません」 「だからこそミツエの作戦があるのだろう?」 「……あの作戦しかないか。 なんで、龍騎士と戦うような男に惚れてんだよ、ミツエは!」 「そんなんじゃないわよっ! 乙王朝最終兵器を作るために ドージェと戦って弱った七龍騎士倒して、レア装備剥ぐのよ!」 孫権とミツエが口論をしていると、ドラゴンが急速接近してきました。 「ほう、シャンバラのイコンか」 巨大なドラゴンに乗った騎士は格好や面構からして 並の龍騎士ではないことは明らかです。 「どうやら七龍騎士の一人のようね。あたしは横山ミツエ。 いずれエリュシオンに朝貢させる女よ。憶えておきなさい!」 「我は七龍騎士第2位、スヴァトスラフ。貴方が横山ミツエか」 「知ってるんだ? 教養があることは認めてあげるわ。 ……でもね、今日で命日よ」 ミツエはイコンの中で呪文を唱え始めます。 「その脆い聖像で神に挑もうと言うのか……ん? この体の違和感は……」 「コレステロール、尿酸、血糖、血圧…… 体内で様々な値が急上昇しているはずよ。 中国王朝で暗殺用に編み出された禁呪。 神であろうと1時間もあれば、オダブツよ。 名づけて『保険金殺神』。 普段は卑怯で使えないけど、神様ならこのぐらいのハンデはアリよね?」 それを聞くとスヴァトスラフは大笑いを始めました。 「聞きしに勝るお方だ、横山ミツエ! この程度の呪文、メイガスに解呪させる事も可能だが……あえて受けよう。 だが、1時間というのは読み違いだな。我をこの呪文で殺すのにかかる時間は3日。 3日間我の追撃から逃れられれば、その時はその方の勝利となろう。 だが、我が手に捕まった時はユグドラシルに来てもら……逃げたか」 ミツエのイコンは全力で逃走を開始しました。 担当マスターより▼担当マスター ▼マスターコメント
9月17日に公開された、「ろくりんピック最終競技」のリアクションの最終ページに描かれた、ドージェと龍騎士団の対決の本編となるシナリオです。 ▼サンプルアクション ・フマナ崩落から人々を救う! ・龍騎士団と戦う ・ミツエを助ける ▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました) 2010年09月20日10:30まで ▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました) 2010年09月21日10:30まで ▼アクション締切日(既に締切を迎えました) 2010年09月25日10:30まで ▼リアクション公開予定日(現在公開中です) 2010年10月08日 |
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