薄闇の温泉合宿(最終回/全3回) リアクション公開中! |
シナリオガイドみんな一緒に、新しい年を迎えましょう!
シナリオ名:薄闇の温泉合宿(最終回/全3回) / 担当マスター:
川岸満里亜
「さて、今度は交渉に応じてくれるかしら?」 ○ ○ ○ 年の瀬が近づいてきました。 掃除に改築、増築を重ね、建物と温泉は随分と合宿所らしくなりました。 農業や狩りも引き続き行われており、時折揉め事はあるものの、契約者達は力を合わせて暮らしています。 その東シャンバラの政府主催の合宿も、今年いっぱいで終わりとなります。 「といわけで、応急処置の実習と、終了テストやるぞ〜」 合宿参加者を集めて、ゼスタ・レイラン(ぜすた・れいらん)が終了テストの説明をしていきます。 「温泉の時間は皆守ってるな? 男女別の時間が決められているわけだが」 ゼスタは袋の中から金と銀のコインを取り出して皆に見せました。 「男女別の時間に、この金のコインを男子用の川側に。銀のコインを女子用の山側に俺が投げる。テストの内容は、そのコインを俺の元に持ってくることだ」 男子は銀のコイン。女子は金のコインを持ってくるようにとゼスタは指示を出していきます。 「ルールさえ守れば、どんな手段を使ってもいい。コインは1人何枚持ってきてもいいが、減点がなければ1枚で合格だ。また、質問は一切受け付けない。これは皆の身体能力を見るテストってわけじゃないからだ。勿論、優れた身体能力でゲットしてもいいわけだが」 ルールとして、このテストを受けるのは、地球人のみ。 パラミタ人(強化人間を含む)に協力してもらった場合は減点。 他人に骨折などの大怪我をさせたら減点。 この時間帯は、温泉の中にタオルや湯着などの、身体以外のものは一切入れてはいけない。 「投入するコインの数は、テスト参加者の数よりやや少ない。監督として、山側にはリーア・エルレン。川側にはグレイス・マラリィン先生に入っていてもらう」 また、応急処置の実習として、人工呼吸と、唇から生気を吸う方法の講義、及び実習を行うぞ! とゼスタは言い出します。 しかし、一部パラ実生の支持を得るものの、リーア、グレイスら他の教師陣から力いっぱい止められてしまいました。 「じゃ、残念だがそっちはテキスト配布ってことで。実習希望者は俺のところ来てくれよな、スイーツな女の子限定で〜」 その後で、会議室に戻ったゼスタに、百合園の代表であるミルミ・ルリマーレン(みるみ・るりまーれん)がライナ・クラッキル(らいな・くらっきる)と手をつないで提案に来ました。 「あのね。危ないこと起きないようなら、トワイライトベルトの西と、東と、それからトワイライトベルト内でネットをつないで地球とも一緒に、新年のカウントダウンできないかな?」 「そうだな……情勢的に問題がなさそうなら、やるか〜。スイーツ沢山作って、パーティだ。あとは打ち上げ花火くらい手配しておくが、他に何か必要なものがあったら、言ってくれ」 そんなに大掛かりなものは用意できないなどとも、ゼスタは説明します。 「うん、ありがとうございます」 「ありがとうございます」 ミルミとライナはぺこりと頭を下げると、顔を合わせて微笑みあい、皆のところに走って行きました。 ライナはあれ以来、魔道書や西シャンバラのテントには近づかず、ミルミと一緒に過ごしています。彼女の顔には、笑顔が戻っていました。 担当マスターより▼担当マスター ▼マスターコメント
こちらは、優先学園なしのキャンペーンです。 ▼サンプルアクション ・温泉に入る ・スイーツを作ってパーティ ・会議に出席する ・写真を撮る ▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました) 2010年12月04日10:30まで ▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました) 2010年12月05日10:30まで ▼アクション締切日(既に締切を迎えました) 2010年12月09日10:30まで ▼リアクション公開予定日(現在公開中です) 2011年01月07日 |
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