マスターの梅村象山です。
蒼空学園キャンペーンシナリオ後編も引き続き担当させてもらえることになりました。
前編に参加してくださった人も、今回初めて参加してくださる人も、どうぞよろしくお願いします。
『冥界急行ナラカエクスプレス』の続編にあたるシリーズですので詳しくはそちらを参照ください。
※なお、蒼空学園以外の生徒PCも参加できるよう、予約人数を35名とさせて頂きました。
【今回のシナリオとサンプルアクションについて】
大量破壊兵器『勝利の塔』の発動を阻止するのが大きな目的となるシリーズです。
まず拠点となるナラカ側の駅(ほろびの森駅)を確保することが第1回の目的となります。
今回もナラカが舞台となりますので、ナラカエクスプレスに乗るための切符が必要になります。
ですが、前編で使われていた『ナラカエクスプレス回数券』は期限切れとなっているため使えません。
キャラクタークエスト『ナラカ・リターンズ』で入手出来る『Naraca』が本シリーズの切符となります。
それから、本シナリオではナラカに立ちこめる穢れの影響で能力やスキル効果が半減してしまいます。
防止するには、キャラクタークエスト『マナミン怒りの鉄拳』にて入手可能な『デスプルーフリング』が必要です。
装甲列車は六両編成、各車両に砲台と銃座のある装甲列車です。
カーリーなる人物が指揮を執っており、配下の武装した死者たちも随伴しています。
駅を丸く囲むように敷かれた線路上に待ち構えていますが、その線路はナラカエクスプレスのいる線路に繋がっています。
直接体当たりを食らわせようとこちらに向かってくる可能性は大です。
そして装甲の関係により、衝突した場合はナラカエクスプレスが一方的に破壊されてしまうのでご注意を。
それと、ゾンビ馬を駆る死者『ゴーストライダー』です。
ブルーメタルの鎧で全身を固め、槍を使用する攻撃を得意としています。
彼らは列車の弱点部位をピンポイントで攻撃してきますので、防衛する場合は箇所をピンポイントで書いてください。
また、熟練の騎兵であるため、騎乗状態での戦闘力は皆さんを凌ぐ……と考えて頂くと良いと思います。
ガルーダはパルメーラとカーリーに同行しています。
ただ独自の思惑があるらしく戦闘には加わらず、しばらくすると撤退していきます。
どうやら前回の戦いが勝利の塔建造のための時間稼ぎだったことが気に入らないようです。
1000年前までナラカの有力者だった彼にはそれが許せないのでしょう。
ケンカを売るような真似をしなければ、今回はこちらの話を聞いてくれるかもしれません。
【本シナリオにおける注意点です】
・ダブルアクションについて、改めて説明します。
MCとLCの目的が別のアクション(MCが装甲列車と戦い、LCがガルーダの元に行くなど)
目的が複数あるアクション(装甲列車と戦ったあと、ガルーダの元に行くなど)
これらはダブルアクションになります。この場合、アクションが一部しか採用されませんので、ご注意ください。
・またシーンを複数に跨ぐようなアクションも限りなくブラックに近いグレーです。
ダブルアクション気味になってしまうので、ワンシーンで魅せるようなアクションにして貰えると助かります。
ワンシーンで自分を出し尽くすようなアクションこそ、完成されたアクションだと思います。
・上記のシーン跨ぎ問題があるので、原則MCとLCの別行動を禁止とさせていただきます。
・Naracaですが、必ず『武装欄』に装備するようにしてください。
装備していない場合、ナラカエクスプレスから降車することができません。
ナラカエクスプレス内でのアクションを行う場合は、Naraca非所持でも大丈夫です。
・ナラカは穢れているため、奈落人以外はパラメータとスキル威力と効果が半減してしまいます。
それを防止するためには『デスプルーフリング』と言うアイテムが必要となります。
ただ、デスプルーフリングが本シナリオに必須と言うわけではありません。
正面から敵とぶつかる力押しのアクション判定が必要になる場面では影響しますが、
それ以外の搦め手で攻める場合や、アイディア勝負で行うアクションをかける場合には問題ありません。
・舞台の大半はナラカですので、奈落人はナラカであればMCやLCに憑依せず、霊体のままアクションが掛けられます。
ただし、地上で行動する場合は通常のルール通り、MCかLCに憑依する必要があります。
また、奈落人は『デスプルーフリング』無しでもナラカで普通に行動できます。
ただし、奈落人もNaracaが無いとナラカに降りられませんのでご注意ください。
※2/11:追記 予約人数の変更と奈落人のアクションに関する補足を追記しました。