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【真相に至る深層】第三話 過去からの絶望

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【真相に至る深層】第三話 過去からの絶望

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シナリオガイド

一万年を越える、絶望と願い――海中都市滅亡の秘密
シナリオ名:【真相に至る深層】第三話 過去からの絶望 / 担当マスター: 逆凪 まこと



※このシナリオは特殊な内容のシナリオとなります。注意事項をご確認の上ご参加ください。

◆◆◆◆◆◆

前回までのあらすじ


 とある「夢」に呼ばれるようにして「あなた」が訪れたのは、エリュシオン帝国ペルム地方領海に、突如入り口を浮上させた、海中都市ポセイドン
 海中に存在する不思議な龍脈の調査も兼ねて訪れた、クローディス・ルレンシア(くろーでぃす・るれんしあ)率いる“ソフィアの瞳”調査団と契約者達でしたが、同行していたディバイス少年の能力によって、一万数百年前の時が現在と繋ってしまったのです。
 それによって、滅んだ筈のその都市は蘇りはじめ、当時封じられた「何か」が目覚め、その心証を受けたディミトリアス・ディオン(でぃみとりあす・でぃおん)は、その「何か」に利用されないようにと自らとクローディスを氷の結界の中に閉じ込めてしまいました。

 契約者達は「夢」――滅んだ都市で死んでいった「誰か」の記憶に戸惑いながらも調査を進め、その都市が巨大な龍の背に作られていること、そして襲い掛かってくる半魚人達を統べる「」がいることを突き止めると、暴走するスカーレッドを抑え、過去の記憶を導いてディミトリアスに接触する「何か」が古代龍ポセイダヌスであることを知ったのですが――……


◆◆◆◆◆◆


 月も、星も無く。
 焚かれた松明やランプや魔法の明かりだけが照らす、夜の海中都市ポセイドンでは、その闇に紛れるようにして、幾つもの影が蠢いていました。




「血を流すのは私の本意ではなかったのですが、多少の犠牲が出なければ、首を縦に振ってはくださらないようだ」
 
 突如押し入ってきた、蒼族族長ビディリードとその近衛騎士達に、光輝の騎士団達が対峙しているものの、神殿は騒然となっていました。
「剣など意味はない。私がそのようなものに屈するとでも思ったか」
 そんな両者の中央で、黄族族長ティーズは、険しい表情ながら、怯える素振りもなくビディリードに向かい合っていました。その堂々とした視線に、一瞬眉を寄せはしましたが、それで引き下がるようなビディリードでもありません。
「あなたはそうでしょう。だが他の人間が犠牲は、どうでしょうな?」
 ビディリードが合図を送ると、戦士たちが一斉に剣を構えました。
 光輝の騎士団に緊張が走る中、それでもティーズは動じる風もなく「無駄だ」と首を振りました。
「暴力などで屈する者は、神殿にはおらん」
「ならば試して差し上げよう。自分と他人、どちらで囀る気になるかを」
 そうして自らも剣を抜いたビディリードの目は、殆ど狂気に近い物が宿っていました。
 その自信のありげな態度に、どうやらビディリードは、龍が眠り、彼の目である『龍器』がその役目の外にいる時間帯を知った上で夜を選び、龍の心臓を得るために仕掛けてきたのだと悟り、しかしその半面で、オーレリアとは違い、神殿の役割を完全には理解しないままでいることも判って、ティーズは寧ろ憐れむような目をして、ビディリードを見やります。
「自ら破滅を招く者よ……お前が何をしているのか、お前は永久に知りはすまい」
 



 同じ頃、茜色の騎士団長アジエスタは、紡巫女カナリアの元を訪れた後、姫巫女ティユトスの傍にいました。
「……すまない、ティユトス」
「アジエスタ……?」
 首を傾げるティユトスの腕を、アジエスタはその短刀で傷つけましたが、普段なら直ぐに塞がるその傷は、紅く筋をつけたまま、なかなか消える気配がありません。アジエスタは計画が順調に推移していることを悟りました。
「今なら、龍を倒せる。君を解放できるんだ」
 その言葉をまだうまく飲み込んでいないのか、ティユトスが目を瞬かせるのに、説明をしようとしたアジエスタですが、その瞬間、その表情が変わりました。
「……何だ?」
 歴戦の戦士であるアジエスタは、神殿の中の不穏な複数の気配に気付いたのです。
 殺気、混乱。何かを嗅ぎ回り、または走り回る悪意と使命感。入り混じったそれが、戦士の本能に正確に危機と状況を悟らせていました。
(攻め入られた。それも外周の反乱じゃない。訓練された兵士……蒼族か? ビディシエは何をやっている!?)
 思わず剣に手を掛けながら、顔を強張らせたアジエスタに、ティユトスは戸惑いの表情を浮かべました。
「アジエスタ……?」
「ビディリードが動いた」
 アジエスタは短く答えます。
 蒼族は藍色の騎士団長ビディシエによって、アジエスタとオーレリアと言う繋がりを得て、既に縛りの歌と二つの塔を動かすことに成功していました。そうすると蒼族が手にしていないのはあと二つ。「神殿と……私自身か」 とアジエスタは苦く言いました。アジエスタの「絶命」という宿命は、ビディリードにとって自分の目的を妨げる最大の可能性です。自分の手の内に入れるか、あるいはその命を絶つかしなければ、安心できないと考える可能性がありました。しかしそれは、紅族族長オーレリアの目的を潰す、と言う意味もあります。
「オーレリア様が看過なさる筈がないが……」
 そのオーレリアは現在不気味な光と共に神殿へ向かっていましたが、アジエスタは知る由もありません。判断に迷うアジエスタの前に、数人の戦士が飛び込んできました。ビディシエの配下だと名乗ったその人物は、ビディシエからの報告――都市が半魚人の大軍の襲撃を受けていると告げ、それにはアジエスタもティユトスも顔色を変えました。現在は藍色の騎士達が対処に当たっているとのことですが、当然手が足りる筈もありません。アジエスタは戦士の一人に、茜色の騎士団への指示を頼んで向かわせましたが、その顔は焦燥に満ちていました。何しろ、二つの塔は現在龍との接続を切っているのです。戦士たちが満足に戦えない可能性は判っていました。
(……どうする……塔を再起動させるべきか?)
 悩むアジエスタの腕を、突然ティユトスが引きました。
「アジエスタ、私を龍の元へ。嫌な予感がします」
「だが……」
 アジエスタは躊躇いましたが、ティユトスは彼女には珍しく、強い口調で言いました。
「急いで!」
 その言葉で、ティユトスが彼女にしか判らない何かを感じているのだと悟って、アジエスタは頷いてその腕を取りました。
「私は「君の剣」だ……君の望みをかなえる。必ず」
 
 その言葉にティユトスは一瞬瞬き、不思議な微笑を浮かべました。
 アジエスタはその言葉がもたらす意味を、本当には理解していなかったのです――……








 そして――一万年と数百年を隔てた、現在。
 殆ど完全に復活しつつある海中都市ポセイドンの神殿では、顕現を果たした龍ポセイダヌスと、彼に一万年前の夢……都市の崩壊へ至る記憶を引き出された契約者達が向かい合っていました。


「龍の封印を解くということは……そのまま邪龍リヴァイアサタンの封印も解く、ということでもあるわけだ」
 氏無の言葉に「そうだ」と、ディミトリアスの体を借りて、ポセイダヌスが答えます。

 邪龍を倒すこと以外に、都市の崩壊、そして龍脈の崩壊を止める術はないこと。
 そしてポセイダヌス自身は封印を破れなくとも、邪龍は封印を破ることが出来る、ということ。
 放って置いても、邪龍はいずれポセイダヌスを内側から食い破って表へ出てくるだろうということ。
 そして、邪龍を倒すには今のところポセイダヌスごと邪龍を倒すしか方法がない、ということ。

 それらの情報を纏めて、教導団大尉氏無春臣は苦笑と共に契約者達を振り返りました。
「……まぁ、キミ等の答えは決まってるんだろうけど?」
 そう、もうひとつポセイダヌスから邪龍を分離させて倒すという可能性もまだ、残っています。
 ですがそのためにはまず、封印を解かなければならないのですが、無理矢理結界を破いてしまうと、ポセイドンが一万年以上も永くの間思い続けていた巫女薄倖のトリアイナの魂を消滅させてしまうのです。
「つまり問題なのは……」
「“……この体が持つかどうか、だろう”」
 氏無が向けた視線の先、結界の中、氷を支えに立る姿から聞こえた声は、クローディスのものではありませんでした。彼女に接触するアジエスタの声です。どうやら彼女は、嘗て一万年前の巫女の魂と接続した経験を持つクローディスの体を、トリアイナの魂を受け入れるための器として選んだらしいのです。
「“私は『持つ』と賭けた”」
「“勝手を言うんじゃないよ”」
 そんなアジエスタの言葉に反応したのは、氏無のようでそうではない声でした。
 驚く一同の前で、本人の意思ではないようで、氏無は頭を抱えながら口を開きます。
「ボクらの不始末を、その女性に押し付けるつもりかい」
 きつい声が言いましたが、アジエスタは譲らず首を振りました。
「“……とっくに後戻りは出来ないんだ。今更だろう?”」
「あの人も、どうせ、同じことを言うだろうと思いますよ」
 ぼやくように言ったのは、“ソフィアの瞳”調査団サブリーダーであるツライッツ・ディクス(つらいっつ・でぃくす)です。溜息を吐き出すと、ツライッツは契約者たちに向かって頭を下げました。
 龍、邪龍、どちらともまだ倒す方法は見つかっていないこと、その可能性は夢の記憶にかかっていること。そして、クローディスに巫女の魂を降ろすにあたって、可能な限り力を貸して欲しい、とのことでした。
「クローディスさん自身には、素養があるわけではありません……ディミトリアスさんのサポートが必要となります」
 素養のあるディバイスとは違い、クローディスの体は、巫女の魂に耐えられるかどうか判らないのです。最悪意識が消し飛んでしまう危険があるため、ディミトリアスの魔法で支える必要があるのです。ですが、ディミトリアスは難しい顔をしていました。
「残っている結界が……幾らか彼女の代用を果たしてくれるだろうが、それでどの程度負担が減るかはわからない」
 また、ディミトリアスはポセイダヌスに体を貸し、封印の解除も行わなければなりません。解除そのものは龍がその力を貸してくれるようですが、ディミトリアスが自分の体を維持するのが精一杯といったところのようでした。
「龍が封印を解く間、俺の力をクローディスに貸すことは出来る。だが……邪龍の侵食も免れないと思う」
 そのため、出来るだけ現状維持が必要だ、と言います。それには、契約者達の協力が不可欠なのです。
「……よろしく、お願いします」
 ツライッツが再び、真剣な顔で頭を下げました。



 その時――雄叫びが響きました。
 自らの主の目覚めが近いことを悟った半魚人たちが、神殿へと攻め込もうとしていたのです。
 


担当マスターより

▼担当マスター

逆凪 まこと

▼マスターコメント

はじめましての方は初めまして
二度目以上の方は、またお目にかかれまして光栄です。逆凪まことと申します
今回のシナリオは、全4回を予定しておりますが、場合によっては五回目が発生する可能性があります
領土的には帝国となっておりますが、ガイドにございます通り「夢に呼ばれた」として所属等は気にせずご参加いただけます
また、調査団から船を出すことも出来ますので、今回からご参加いただくことも可能です

ただし特殊なシナリオでもありますので、注意事項を良く読んでご参加お願いいたします
   また、今回が過去最終回ということで、特殊ルールに追記がございます
   よろしくご確認をお願いいたします




今回のシナリオでは

1:過去キャラクターのアクション
2:現代サイドの対処
3:その他

が主なアクションとなります
それぞれの項目をご確認のうえ、挑んでくださいませ!



1:過去キャラクターのアクション

こちらは下記をご参照ください
今回が過去キャラクターのアクションは最後になります
このアクション次第で現在の龍が何故封印に至ったかの理由が変動します
また、それは同時に第四回へのヒントともなります

尚、今回は此方がメインとなりますので、MCのみでの過去アクションを可とします


2:現代サイドの対処

現代サイドでは、クローディスに巫女トリアイナの魂を移すため
ディミトリアスの現状を維持する必要があります
こちらは第二回での結果をご参照いただければと思います

また、半魚人たちがとうとう神殿へと攻め込もうとし始めました
一体一体は弱く、鱗の堅い大型種でも一対一で倒せる相手です
ただしその数は多く、神殿の正面から一斉に襲い掛かってくるため注意が必要です
神殿に眠っていた武器は、彼等に対して効力を持ちます


4:その他
勿論、調査を続行するなど、上記以外の行動を取ることが出来ます
ガイド中に記載されていない中でも重要な行動があったりしますので
色々と試してみていただくのも良いかもしれません

尚、アルケリウスとアニューリスについては、遺跡の中には入って来ません
通信などを行うことは出来ますが、重要な情報を手に入れることも出来ません
力を借りることも出来ますが、それぞれシリーズ中一度きりとなりますので注意が必要です


是非、それぞれの場所や時代で、この遺跡の歴史と謎に挑んでくださいませ


第三回での特殊ルールについて

1:過去キャラクターのアクション、登録(これは下記にて説明いたします)

2:過去キャラクターのみのアクションについて
第三回は過去がメインのシナリオとなっております
そのため、現代サイドまで手が回らない、やることが思いつかない、と言う方は
過去キャラクターのみでのご参加を可とします
MCに過去キャラクターのアクションをご記載ください
※ただし、LCが過去キャラクターと接触している、と言う場合につきましては
通常通りMC+LCでのご参加をお願いします

3:予約機能について
LC追加がほぼ必須なシナリオに内容になっております
過去キャラクターを作成、使用しないという場合であれば問題はないですが
過去キャラクターを作成、使用しつつ、LCも登場させたい、と言う場合は予約での参加をお願いします
予約で参加いただいた方に限り、文字数の空いたスペースを使って過去キャラクター用に使用したLCの行動も可能といたします
(処理負担に対応するための措置ですので、よろしくご協力をお願いいたします)
(予約したから必ずLCアクションを入れなければならない、というものではありません)



◆遺跡――海底都市『ポセイドン』について
※下記内容は、参加者様は『夢で見た』ということで既知情報としていただいて構いません

一万と数百年前、パラミタ大陸の極東、オケアノスの領海中に存在していた円形状の都市です
その中心部に神殿が建てられ、東西にそれぞれ紅の塔、蒼の塔があります
街は美しい放射線状に整備されており、三つの族によって統治されていました
神殿の巫女と契約している龍の加護を受けて守られてはいますが
街は常に海中に生息する魔物――半魚人たちに狙われているため、騎士団によって守られていました
ある理由から国交は全く無かったため、その詳細は文献などには残っていません

ディバイス少年の力によって都市は復活し、その機能も戻ってきているようです

◆現在判明/復活している遺跡

現在までのNPCの状況等の詳細は、お手数ですがマスターページの概要説明をご参照ください


中央神殿:
幾つもの石段の上に建造された神殿は、ほぼ完全に復活を遂げています
浮上した入り口は塔の最上部だったようで、一階までは相当な深さがあります
ディミトリアスが居る魔法陣があるのは、一階の大聖堂と思われる場所です
最上階には又別の魔法陣が存在し、起動された形跡が見られます
この魔法陣は一階の魔法陣とも接続が可能です
現在その正面から、半魚人たちが襲撃してきています

市街地:
神殿を中心に、東西南北の四本の大通りが伸びており
都市は中央から順に建物の密集した形で、放射線状に広がり
石畳の紋様によって水路のように龍の魔力が流れて都市を維持していたようで
その痕跡を各所に見ることができます
北は黄族、東は紅族、西は蒼族が統治しており、南は貴族以外の人間が住み
特に外側は「外周」と呼ばれる貧民街が存在していたようです
現在その殆どが復活しており、半魚人たちが迫ってくるのが見えます

紅の塔 蒼の塔:
紅の塔は都市の東側に、蒼の塔は都市の西側、外周の一番端に建っています
神殿の半分ほどの高さがあり、地下は深く、何かの台座があります
現在は起動状態であり、その力を引き出すことができます
その力は、道に沿って刻まれた紋様を辿って、都市の活動を維持していたようです

武器、能力などについて

「過去の夢を見ている」キャラクターは、自身の過去キャラクターの能力を使用することが出来ます
巫女であれば歌を、官吏であれば塔の力を、戦士であれば武器の力を、それぞれ使用できます
塔の基本的な能力は増幅なので、現在のキャラクターの能力を引き上げてくれます
戦士であれば、回収された武器そのもの、あるいは自分の武器に武器を同化させて使用できます
尚、その設定上別途の能力を能力を持っている方もいらっしゃいます
その能力につきましては、個別コメントでお返ししております内容をご参照ください
(初回参加の方で、巫女を選択される方は、眠りの歌を歌うことが出来ます)
※尚、情報を持っていても仕える能力は過去キャラクターの持っていたもののみとなります
(ただし、塔の権限を預かった方、歌をリアクション中で教えてもらった方については例外となります
 その方以外で「実は知っていた」「教えてもらった」と言う設定は不採用となりますのでご注意ください)


●半魚人達について

全身を鱗で覆われ、足は二股の者から、尾びれだけの者もいます
海中も地上も同じように呼吸できますが、動きは海中の方が早いです
上半身はやや人間に近く、両腕があり槍を持って操ることが出来ます
現在確認されているのは、鱗の硬い大型種と、すばしっこい小型種です
どちらも然程強敵ではないようです
知能はそれなりにあるようですが、言葉は通じないようです
何かの支配下にある魔法生物のような存在です


▼過去キャラクターのアクションについて

過去キャラクターのアクションには、LC一名の追加が必須となります
(過去キャラクターは1名のみですが、現代側のLC数は特に制限はありません)
(過去キャラクター用に追加したLCを現代側でも登場させる場合は、予約での参加をお願いします)
LC欄は、過去キャラクターのアクション欄としてご使用ください
記載できる項目は下記の通りとなります
※尚、初回で設定された関係性を変更することは出来ません
※過去キャラクターのアクションは、今回が最後となります

1:願望……引き続き、どういった立ち位置のキャラを希望するか記載いただきます
        ただしあくまで願望ですので、必ずその通りになるとは限りません
        キャラクター付けのための情報、とお考えください
2:行動……願望をかなえるために、具体的にどういった行動を取るか
        下記の3つより選んでご記載いただきます
        尚、備考・注釈等を追加するのは自由ですが、反映されるとは限りません
        ○の部分は、場所等自由に指定できます

 ◆接触……過去キャラクター(1名指定できます)と○○をする
 ◆調査……場所を一箇所指定して調査、または行動を行います
 ◆殺害……過去キャラクター(一名指定できます)を殺害する
        

※今回の追加ルール

 第三回では、時間、場所を自由に指定できます
 時間であれば、ガイドの状況より更に前の時間を指定できます
 場所であれば、ガイドの状況に同席していた、あるいは誰かと一緒にいた、等が指定できます
 基本的に、それらの指定、設定は採用させていただきますが
 リアクションで既に情報となっているもの、シナリオの根幹を覆すもの等
 採用の難しい状況を指定された場合は、描写が著しく損なわれる場合がございますのでご注意ください



<<<<<<< 以下は、今回が初回の参加者様への説明となります >>>>>>>>


◆過去キャラクターの登録◆

このシナリオでは、過去キャラクターと呼ばれる存在を、プレイヤー様に登録頂いております
彼らは前世とは違い、あくまで「過去存在したキャラクター」という半NPCのような立場で
アクションの結果は「そのキャラクターの追体験」といった内容でお返しいたします
※ただし、登録できる過去キャラクターは1名のみです。
(サンプルに例を記載しておりますので、ご参照ください)

・一部のキャラクターの過去は、個別リアクションという形でお送りする場合があります
・MCの過去キャラクターが誰であるかは公開いたしません
・過去キャラクターの持つ知識・情報については、リアクション・個別リアクションで公開された時点から使用可能となります。
現場にいなかったり知る立場に無い場合は、知っていたこととしてアクションをかけられても、成功する可能性はかなり低くなりますのでご注意ください
(尚、過去キャラクターを登録しないアクションも可能ですが、情報量等について不利が発生する可能性が高くなります
 申し訳ありませんが、ご了承ください)


1:名前……過去キャラクターの名前です
2:性別……過去キャラクターの性別です
3:所属……三つの族のいずれかの所属になります
4:職業……三職業のいずれかを選択できます
5:容姿……髪の色、目の色、身長等 ※指定の無い場合はマスターのお任せになります
6:呼称……一人称、二人称、口調 (他、拘りがあれば)
7:関係……過去のキャラクター誰か一名と関係を指定できます
        (例:友人・知人・親友・兄弟・姉妹・ライバル・宿敵・尊敬・片思い・恋人 等)
        一度決定した関係は、アクションで変化することはあっても変更はできません
        ※プレイヤーキャラクターの作った過去キャラクターとの関係
          または逆凪NPCの過去キャラクターとの関係を指定することも出来ます。
        ※ちなみに関係性がダブった場合は複雑な人間関係になるかと思います。
        ※指定の無い場合はマスターのお任せになります
          その場合は、ガイド中に名前の無かったNPCとの関係となる場合があります        
        ※登場するNPCについてはこちらに詳細が記載されています
8:補足……自由設定となりますが、内容によって反映できないことがあります
        反映できない場合は、個別コメントでその旨お伝えします
        性格設定、容姿、衣装他、文字数の許す限り、いくらでも書いてOKです
9:願望……こちらは任意ですが、どういった立ち位置のキャラを希望するか記載できます
         (例:NPCの友人を貫く・NPCと恋愛する・理想に殉じる・最後は裏切る・裏で暗躍する 等)
        ※尚、今回が過去キャラクターの登場は最終となりますので
        アクションにつきましては上記の「過去キャラクターのアクションについて」をご参照いただき
        10:行動を記載ください
 


<<所属>>


<黄族(おうぞく)>
ティユトスの一族で、神職につく者を多く輩出する一族です
中央の神殿の持ち主の一族でもあります
現在の当主はティユトスの父親「厳格」のティーズ
ティユトスを殺し、再び輪廻の中へ返すことで、龍との契約の継続を考えています
親衛隊として光輝の騎士団を擁し、中央の塔と巫女達を管理しています

<蒼族(そうぞく)>
ビディシエの一族で、騎士を多く輩出する一族です
神殿の内外を警備する役割を負っています
藍色の騎士団が所属している、蒼の塔の管理者一族でもあります
当主はビディシエの兄で、「豪胆豪腕」のビディリード
龍を倒し、都市を人の手に奪還し、独立すべきだと考えています

<紅族(こうぞく)>
アジエスタの一族で、官吏を多く輩出する一族です
都市の管理、警備する役割をしています
茜色の騎士団が所属している、紅の塔の管理者一族でもあります
当主は「毒の貴婦人」オーレリア
ティユトスの犠牲を止むなしとし、巫女の命によって龍を繋ぎとめようとしています


<<職業>>

【巫女】
謡巫女と呼ばれ、神殿に仕え、龍に歌を捧げる人たちです
龍の心を安らがせ、魂を宥めることのできる歌い手たちで
龍と直接接触することのできる職業です

【騎士】
それぞれの一族の当主を主と仕える騎士です
龍の骨で出来たという武器を持ち、半魚人の侵略を防いでいます
彼らは強力な武器を真に扱える職業です

【官吏】
三つの家のいずれかに所属している貴族であり役人です
塔、あるいは神殿の一部機能を起動させる力を持っています
都市構造を熟知し、階級に応じた権利を持っている職業です


以上、長くなりましたが、簡単に言えばプレイヤーさまには「過去にこんな人がいた」という設定を作っていただき
マスターが「そのキャラクター過去はこんなことをしたんだよ」とお返しする、という形となります
そのため、いただいたキャラクターや設定などで、過去がどう変わってしまうかはマスターにも未知数です
過去編最後の一回を、是非皆様の手で作り上げていただけたらと思います

尚、今回登場の逆凪NPC補足についてはマスターページをご参照ください

扉絵はN(なの)様に描いていただきました!


▼サンプルアクション

・【過去キャラクターサンプル】

・過去アクションサンプル

・ディミトリアスをフォローする

・半魚人と交戦する

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2014年04月21日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2014年04月22日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2014年04月26日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2014年05月15日


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