シャンバラ教導団へ

百合園女学院

校長室

薔薇の学舎へ

シープ・スウィープ・ステップス

リアクション公開中!

シープ・スウィープ・ステップス

リアクションが公開されました!

リアクションの閲覧はこちらから!

リアクションを読む

参加者一覧を見る

シナリオガイド

どうか羊掃除手伝ってください…、ついでにお花見…あ、逆でした!
シナリオ名:シープ・スウィープ・ステップス / 担当マスター: 比良沙衛

 このシナリオは1キャラのみ描写とさせていただきます。
 MCのみ・もしくはMC描写なしのLCのみといった形で進めさせていただきます。
 LC参加に関しましては、MCを削った分の描写につとめます。


◇◇◇

めぇ〜
「ログインが重いと思ったら、またこんな事をして!」
 とある春の日、とある電脳空間で、自律学習型AIヒパティアは、その執事で電脳空間の管理人でもあるフューラーに叱られていました。
 彼らの周りには、見渡す限りにがわんさか、手のつけられないほど大量に湧いていました。今もぽこぽことどこからか羊は増え続けています。
 叱られてうつむいている彼女は、退屈を紛らわせるために羊を数えていたのでした。
 数えるだけならまだしも、羊を実際にぽこぽこ形にしていたのです。
「いいかい? 後で苦労するのはきみなんだよ」
 彼女がやっていることは、害はないと言えども自らバグを生み出していることに近いのです。
 ひととおり説教して、側のイスに座ろうとしたフューラーは、ぼふんと羊に座ってしまいました。
 イスは羊に変えられてしまったのです。
めぇ〜
「…………」
 次は、フューラーが羊に変えられてしまいかねません。
 いよいよ彼女の反抗の意志がかたいと感じた彼は、『しかしここで引いてはならぬ、ハグされてもちゅーされても流されてなるか!』…とヒパティアと対峙しましたが…
めぇ〜
 とうとうフューラーは折れました。
 彼女の、また皆様と遊びたい、皆様の願い、楽しむ心を見てみたいという思いを叶えてやることにしたのです。
 以前新しいネットゲームという触れ込みで人を集め、願いを実現するというシミュレーションを行いました。
 あのゲームで得たデータを、ヒパティアはフューラーが思うよりずっと楽しんでいたようでした。

「じゃあ何をしようかな? 急な話だから、以前のようにはいかないよ」
 できるだけ早い日時に決め、その間にやるべきことをピックアップしていきます。
「サクラのお花見がしたいわ」
「でも、もう時期はハザクラってのになってるよ…」
「じゃあ、ウメのお花見!」
「…そっちはよく知らないけど、ウメっていうのはもっと早い季節じゃなかった…?」
「アジサイ…モミジ…」
「…一ヶ月と、半年先だね…」
 とはいえ、彼女の電脳空間でなら、季節を吹き飛ばし真夏に吹雪だって簡単です。
「んじゃ、イルミンスールの世界樹を桜に変えたりとかはどうだろう、桜だけじゃなく、君ならいろんな花を持ってこれるからね」
目を輝かせてヒパティアは花の検索に没頭しはじめました。
めぇ〜
「人を呼ぶ準備もしなきゃならないのに、…誰か、羊掃除手伝ってくれないかな…」
 そう、羊の掃除もあるのです…彼女は一面のもこもこをなぜか気に入って、自分で消すつもりはないようです。
 並んだ本のスキマからあふれる羊、噴水から噴き出す羊、浮かぶ雲をよく見ればこれまた羊…これ以上どこから羊が飛び出すかなんて、彼はもう考えたくありません。当日までに片付けられたのは、花見のためのスペースくらいです。

 さて当日、招待した人々を伴って、フューラーは電脳空間に降り立ちました。
 そして、光景に愕然としました。今まで彼は忙しく動き回っていて、彼女がどうしようとしているか、ちゃんとチェックできていなかったのです。
 お花見やピクニック、もちろんその他にも皆様の望みを叶える準備もしていると聞いてはいたようですが…
「ちょっとティア! お花見ってこういうのじゃないよ多分ー!」
 見渡した限り、一見色とりどりの花に囲まれた島です。花見のし応えはありそうです。
 しかしその中にちらほら、花見ではありえない植物も混じっています。ほぼ誇張なしに植物図鑑をひっくりかえす勢いで、電脳の島には花があふれていました。
「…あれもこれも、ちゃんとお花よ?」
 ヒパティアには、それらの微妙な機微がわからなかったのでした。

めぇ〜

 そんな中で始まったこのゲーム、無事に楽しさだけで済むといいですね…。

担当マスターより

▼担当マスター

比良沙衛

▼マスターコメント

 ガイド最初にも書かせていただきましたが、このシナリオは1キャラのみ描写とさせていただきます。
 MCのみ・もしくはMC描写なしのLCのみといった形で進めさせていただきます。
 LC参加に関しましては、MCを削った分の描写につとめます。
 上記ご理解の上、アクションを投稿してください。

 お久しぶりです、比良沙衛です。
 時季はずれのお花見かつ、ひつじパニックという色んなものをのがしたMSのセンスがかわいそうなコメディをお送りします。
 他のマスターシナリオで素敵なアクションを書くために頭をひねっている方も、あんまり何も考えないお気楽シナリオで息抜きしませんか?

 今回は、以前のシナリオ「オーダーメイド・パラダイス」で登場しましたネットゲームのサブイベントという形で展開します。
 以前は蒼空Xサーバーに接続させてもらって、データベースとして利用していました。
 今回はその準備が間に合わず、正しい知識を新たに入手しづらい現在の状況には、彼女の勘違いを先に止める手段がありません。アクションによっては暴走の可能性がありますね。
 サンプル以外にも、やってみたいことなどあればどうぞ。
 私の電脳シナリオに初めて参加された方にお伝えしますと、大抵のことは何でもできますが、何をやっても電脳の中での出来事なので、いわゆる夢オチと同じです。
 ただしガイドにない他NPCの要求、自称設定押し出し等はNG、アクションによってはログアウトという名のゲームオーバーもあります。
 羊は、はたけば簡単に消すことができます、しかし扱いを間違えれば手強い敵に変貌することもありえます。

 それでは、皆様のにぎやかなアクションをお待ちしています。

▼サンプルアクション

・羊掃除をする

・お花見をする

・これが情緒・風流だという正しい知識を示す。

・ピクニックをする

▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました)

2010年04月27日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2010年04月28日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2010年05月02日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2010年05月18日


イラストを設定する 設定イラストを編集/解除する

リアクションが公開されました!

リアクションの閲覧はこちらから!

リアクションを読む

参加者一覧を見る