シナリオガイド
来たれ新入生! 新たな出会いと仲間とが、君を待っている、かも!?
シナリオ名:新入生向けにPV作ろうぜ! / 担当マスター:
瑞山 真茂
眼にするもの全てに驚き、胸を躍らせ、時には呆気に取られたり――
パラミタ各地の学校に入学した新たな「契約者」達は、当初はそんな日々を繰り返してきましたが、この頃少しは自分のいる環境に慣れてきたようです。
蒼空学園の新入生、高円寺 海(こうえんじ・かい)も、パラミタ大陸の日常に少し慣れて来た所です。
パラミタ大陸は何が飛び出してくるか分からない所ですが、「ここはそういう所なんだ、いちいち驚いていても仕方ない」と徐々に適応しつつあるようです。
そんな海は、最近ふと、考える事があります。
「パラミタに来た自分は、何から始めたらいいだろう?」
「パラミタで、自分は何ができるだろう?」
それは、彼以外にも、パラミタ入りした多くの新入生も思っている事でした。
新入生達に注目する人は様々ですが、様々なコミュニティ――部活やサークル他、各種団体もまた、「彼らを新たな仲間にできないか」と考えていました。
ですが、初対面の相手に強引な勧誘ではかえって警戒をされてしまいます。
「どうすりゃいいかね?」
あちこちのコミュニティの代表は悩み、そして何人かは「プロモーションビデオを作ろう」と思いつきました。
以前に蒼空学園の映画研究会がそういうサービスを請け負い、また、中には自分達でPVを作って、web等で流したコミュニティもありました。そうしてできた映像の数々はなかなかに個性が出ており、知名度アップにはある程度貢献したようです。
……それがメンバー増員に繋がったかどうかについては定かではありませんが。
そしてどこかのコミュニティが新歓用PVを作成し、web等で流し始めた事で、「PV作成」の動きが再び広がり始めました。
その数がある程度揃った所で、蒼空学園の映画研究会が新歓企画の一環として、以前にやったような「コミュニティPV合同鑑賞会」を開催する事になったのです。
(面白そうだな)
「コミュニティPV上映会」の知らせを聞いた海は、興味を持ちました。
会場が、放課後の蒼空学園キャンパス内講堂という手軽さも気に入りました。
「先輩方がここでどんな事やってるのか、色々教えてもらうとするか」
興味を持ったのは海だけではありませんでした。
「私が守るべき平和な日常がどんなものか、色々知る事ができそうね!」
自称“M76星雲からやってきた宇宙刑事”こと金元 ななな(かねもと・ななな)も、「コミュニティPV合同鑑賞会」の知らせに「面白そう」と感じていました。
「パラミタとM76星雲の平和を守る」ことを行動指針とする彼女は、「パラミタ各校の学生達がクラブ活動にいそしみ、友情をはぐくむ」というイメージに何やら感じ入るものがあるようです。
とりあえず彼女は、会場の客席でつまむお菓子や飲み物の選定に入りました。
重視すべきは「なるべく音を立てない事」です。
一緒にPVを鑑賞するであろう周囲の人の「平和」を邪魔してしまっては、平和の守り手として失格です。
会場で流された映像はどんなものであったのか。
そして、それらを見た人達は何を感じたのでしょう?
担当マスターより
▼担当マスター
瑞山 真茂
▼マスターコメント
本シナリオは、全校の生徒が参加できます。
以前に執筆し公開しました「PV作ろうぜ!」の続編となります。
続編と言っても、ストーリー上のつながりは希薄ですので今回初めて参加される方も楽しめます。
リアクション執筆の際は、
PV上映→制作者(スタッフだけでなく出演者も含む)の全員あるいは一部に司会がコメントを求める→次のPV上映……(以下繰り返し)
という流れになる予定です。
その上で本シナリオへの参加は、上映するPVを制作する1〜3.と、鑑賞に徹する4.に分かれる事でしょう。
1.PVの台本を自分で作る
2.PVに出演する
3.裏方スタッフとして活躍
4.各コミュニティのPVを鑑賞する
1.PVの台本を自分で作る
自分の所属するコミュニティのPVの台本や映像の流れのイメージを自分で組み立てます(所属していないコミュニティのものを作っても構いませんが、被った場合にボツになる可能性は高いです)。
台本や流れの提示は、以下のようなもので構いません。
例/戦闘技術系コミュニティの場合:
武器や防具に身を固めた戦士の前に立ちふさがるオーク鬼の群れ。
厳しい眼を浮かべる戦士の脳裏に浮かぶ、積み上げてきた鍛錬の日々。
得物を構え、オーク鬼の群れに突撃していく戦士。
見ている人に一番伝えたい事(「ウチのコミュニティに興味を持ってもらう」「ウチのコミュニティに来てください」「こんな時、御用があれば連絡を」「ウケ狙い」etc)もアクションにお書きください。
なお、同一コミュニティからあまりに多くの「台本」や「流れ」の案が出た場合、リアクション執筆の際にボツになったり、案が組み合わされたりする場合があります。
また、隠語や暗語の類は誤解を招きますので極力使用はお控え下さい。
提示された台本は一度「映画研究会」に預けられて、出演者や大道具小道具は「映画研究会」が手配して撮影する、という形を取ります。
が、(後述の事情も考え)「PVはできるだけ自分達のコミュニティで作りたい」と言うのであればその旨書き添えてください。
※PVは公共の場で流れる事が前提となります。
※残虐シーンを初めとする公序良俗に反した内容は没です。
※「ゴミを投げ捨てる」「過剰な肌の露出」等も没になるでしょう。
※パンチラ下着姿は性別問わず論外、
※水着姿はパーカーを羽織った上で上体のみ撮影という形で処理します。
2.PVに出演する
PVに出演します。
多くの場合は、自分の属するコミュニティPVへの出演、という形になるでしょう。可能であれば台本を考えるメンバーと打ち合わせをしておくと、色々無難かもしれません。
あるいは、構成人数が少なくて、PV出演者の頭数が足りないコミュニティに助っ人として参加するという方法もアリでしょう。
「自分はこんな役(ヒーロー、ヒーローに倒される悪者、他人のために力を惜しまない善良な人etc)をやりたい」と指定してください。できるだけ希望に沿うようにいたします。
3.裏方スタッフとして活躍
他のコミュニティのPV制作を手伝います。
「契約者」が習得している様々なスキルや特技は、ものによってはPV制作の大きな助けとなる場合もあるでしょう。
「コンピューター」使用系のスキルや特技に長けていればCG作成や特殊効果は思いのままでしょう。
各種大道具・小道具作成には「絵画」「彫塑」などの芸術系スキルがものを言うかも知れません。
以上、1〜3.のアクションに基づくPV制作風景の現場は、リアクションには出てきませんが、上映されるPVの内容に影響する事があり得ます。
4.各コミュニティのPVを鑑賞する
PV鑑賞会には、制作に関わっていない人も会場に入り、上映作品を眺めることができます。友人や知り合いと一緒に、映像に感心したり、呆れたり、ツッコんだりして下さい。分からない事があれば、近くの人に訊ねてみるのもいいでしょう。
自分のコミュニティのPV制作を「好きにやってくれ」と「映画研究会」に丸投げした場合は、できた映像を見物する、というアクションも有るでしょう。
ただし、その場合は「映画研究会」が色々とズレた映像を作ってくる事がありますのでご注意下さい。
それでは、皆様からのアクションをお待ちしております。
▼サンプルアクション
・PVの台本を自分で作る
・PVに出演する
・裏方スタッフとして活躍
・PVを鑑賞する
▼予約受付締切日
(予約枠が残っている為延長されています)
2011年05月17日10:30まで
▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)
2011年05月18日10:30まで
▼アクション締切日(既に締切を迎えました)
2011年05月22日10:30まで
▼リアクション公開予定日(現在公開中です)
2011年06月06日