シナリオガイド
電脳空間へ遊びに行こう!
シナリオ名:オーダーメイド・パラダイス / 担当マスター:
比良沙衛
パラミタのインターネット上に、あるささやかなうわさがありました。
ネットをしていると、広告やムービーの中に、時々不思議な世界に誘う少女のバナーがまぎれているというのです。
少女が誘うのは、都市や城などですが、目撃例の中には月面や海底もあるということです。
少女は、「あなたの天国を見せてください」と言って、ふわりとその世界に消えていくそうです。
しかし映像だけで、リンクはありません。少女や世界の正体は不明のままでした。
それは実は新感覚ネットゲームの広告でした。
世界とは電脳世界のことで、そこでは望めばどんな世界でも再現してのけることができるそうです。
御神楽 環菜(みかぐら・かんな)は一足先にそこに招待され、そのままスポンサーとして協力することにしたようです。
「あら、これ面白かったわよ、一度は経験するべきね」
そう言って、学校問わずに募集をかけました。
招待された会場で、まず説明会のようなものが行われました。場所は蒼空学園体育館です。
「ようこそ、オーダーメイド・パラダイスへ」
舞台上のスクリーンで、ヒパティアと名乗る少女と、フューラーと名乗る青年が、皆を待っていました。
かわいらしい人形のような少女と、その後をついてまわる青年は、その世界の主と、その執事だということです。
青年は、執事というより道化のようにも見えるふるまいで、手品を交えて世界を説明していきました。
この世界の主である少女、彼女の正体は自律学習型AIでした。
ですが、彼女は自分をまだ不完全だと告白しました。人間により近いという点では、機晶姫には到底かなわないからです。
「私の持てる全リソースにかけて、あなたの願いを約束します。
だから私に見せてほしい、人の望みと喜びを」
「彼女は人間に近づきたい、それには観察対象が要る。つまりあなた方が必要なのです。そのために我々はこのゲームを作りました」
何も難しいことはない、このゲームを思うがまま楽しんでいただければよいのです。
青年はそう言葉をひきとり、少女の髪に結んでいるリボンを直すと、ふいにスクリーンからフレームアウトしました。
直後彼は舞台の袖から現実空間のほうへ姿を現しました。彼の方は生身を持った人間なのです。
「さあ、最後のお茶会(エンドロール)まで、あなたはログインしていられるでしょうか?
皆様、こちらへお進みください」
深々とお辞儀をし、フューラーはにっこりと笑って、電脳世界へ入るための部屋へ皆を導きました。
担当マスターより
▼担当マスター
比良沙衛
▼マスターコメント
初めまして、比良沙衛と申します。マスタリングは初めての経験ですが、がんばらせていただきます。
参加する学校は問いません。会場は蒼空ですが、特に気にせずお越しください。
電脳世界へのインターフェイスは専用ポッドが用意され、その中に入ることで接続できます。アバターなどはありませんので、姿もそのままでログインすることになります。
ちなみにポッドはゆる族やドラゴニュートなど、人間外の種族の方にも対応しています。
ゲーム内での制限は基本的にありません、現実空間でできることはすべてできます。
ですがゲームにふさわしくない振る舞いは強制ログアウトされることになります。お気をつけください。
ゲームの中身としてはこれらを用意しています。
・アトラクション
小人になりきって、巨人の世界を楽しもう。(逆もあり)
・シミュレーター
実際に宇宙飛行士になりきって、宇宙空間へ出てみる。
世界一周旅行をしてみる。
皆様の夢あふれるアクションをお待ちしております。
▼サンプルアクション
・ロケットに乗って宇宙に行ってみたい。
・むしろ世界中を飛び回りたい、バーチャルでもいい。
・電脳世界を体験するより、AIである彼女と会話する方が興味がある。
▼予約受付締切日
(予約枠が残っている為延長されています)
2009年12月05日10:30まで
▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)
2009年12月06日10:30まで
▼アクション締切日(既に締切を迎えました)
2009年12月10日10:30まで
▼リアクション公開予定日(現在公開中です)
2009年12月22日