百合園女学院

　百合園女学院の一番大きな温室を管理している、オーバタ・マナーブ（６２）が、生徒達にお願いをしてきました。
　美しい七色の花が咲く球根が手に入ったので、その栽培日誌をつけてほしいとのこと。
　育て方の違い等を調べたいということで、人員の募集をかけました。

「成長促進剤を使うから、一週間で花がひらくと思うぞ」

「はい」

「ただ……」

「？」

「大きくなると顔が……」

「まぁいいか。とりあえず愛情かけて育ててくれ。温室は開けておくから、自由に出入りして構わないぞ」

「…か、顔って何だろう……？」

　渡された球根は、どろどろしていて、まるで腐っているかのようです。
　そして虫に食われたんじゃないかと思う程、穴がそこらじゅうに開いています。
　はっきり言わなくても気持ちが悪いです。
　こんな不気味な球根から、七色の美しい花が咲くのでしょうか？？

「ちょっと大きくなり始めたら、肥料を変えてもいいかな。お菓子なんかも喜んで食うと思うぞ」



　不思議な言葉を残して管理人さんは去っていきました。
　生徒たちの手に渡った、五つの球根。
　ぼこぼこクレーターだらけの、気味の悪い球根。
　果たしてどんな結果が待ち受けているのでしょう──？？







　温室の入り口から少し行った所の一画を使って、栽培を始めます。
　五つの鉢を横一列に並べ、水と肥料を与えながら世話をしていきます。


　この温室には、管理人さんが我が子のように可愛がっているケルベロス君、タネ子さんがいます。
　ケルベロス君は温室の番犬。
　そして中には巨大はまぐりのような頭を三つ持つ、巨大食虫花のタネ子さん。妙な動きをすると喰われるので気をつけましょう。

お手伝いをしていただけるなら、どなたでもご参加できます。
今回は……タネ子が…本性を現すかもしれません。ご注意下さい。

【アクションに関しまして】

・日誌係をご希望の方は、口調を重要視してお書き下さい。
・肥料係をご希望の方は、与える食べ物を詳しくお書き下さい。
・水係をご希望の方は、与える飲み物の種類をお書き下さい。

【ご注意】

基本設定とアクションの口調が違っている場合がありますので、
お手数ですが一度ご確認して頂けると、とても有難いです。

・日誌をつける

・肥料係を希望

・水係、立候補