みなさんこんにちは、まるよしと申します。
今回が13本目のシナリオになります、よろしくお願いします。
改めて申し上げますが、このシナリオは『ザナドゥ魔戦記』とは一切関係ありませんので、ご了承ください。
このシナリオは前回『ザナドゥの方から来ました』の続編となりますが、特に前回を参照する必要はなく、どなたでもご参加いただけます。
前回から継続して参加されるPCについては、街から駆けつけたコントラクター達から手当てを受けていますので、気絶したPCは目を覚まし、全PCはHPやSPを回復されています。
途中から参加したPCは、開放されたブラックタワーから空中宮殿に乗り込むことができます。
・ザナドゥ時空について
今回も、タワー内部と空中宮殿はザナドゥ時空の影響を受ける空間であり、自分に対する認識が狂い、様々な勘違いが生じます。
その結果として、PCは『俺が魔王だ』『俺は空を飛べる』などの自由な主張をすることが出来ますが、あくまで自己主張、という形になります。何故そういう主張をするに至ったかという全ての理由は『ザナドゥ時空だから』で片付けられます。
タワーが開放された瞬間に前回のザナドゥ時空からは開放されていますので、正気に戻ってもよし、前回の勘違いを継続してもよし、また新しい勘違いをしてもよし、です。
・掲示板で挨拶をお願いします。
前回同様、あいさつ掲示板で挨拶をした際のサイコロがゾロ目だった場合、『ザナドゥ時空』との相性が良く、勘違いによる主張がある程度実現します。
これは自分だけでなく、他PCや世界そのものに対しても実現可能ですが、そのPCが望まないと思われるものは実現率が低い、と考えてください。この特例は一度きり、効果は短時間です。
また、この特例を使えるのは1PCのみで、挨拶をした方のMCかLC一人に限られます。
・空中宮殿について。
Dトゥルーの居城である空中宮殿は、『エントランス』から建物内に入る構造になっており、『広間・迷宮』を通って『庭園』、『心臓部』、『王の間』へと至ることができます。
『エントランス』……空中宮殿への入り口であり、ブラックタワーから飛ばされたPCたちはまずここに出現します。
『広間・迷宮』……宮殿内部は多くの広間と迷路で構成されており、中には多くのモンスターとトラップが待ち受けています。
『王の間』……赤黒い鎧にタコ頭、という(デザインは前と同じ)新しい身体を得たDトゥルーがいると予想されます。
『心臓部』……空中宮殿を浮かべている魔力制御装置『ザナドゥドライブ』があり、これがDトゥルーの強大な魔力を制御しています。
『庭園』……何故ここにあるのか分からない、色とりどりの花が咲き乱れる美しい庭園です。『この庭園にはこういうものがある』という設定を勝手に作り出してアクションに組み入れることができますが、全てが採用されるとは限りません。
基本的には、エントランスを通って広間・迷宮をくぐり、王の間か心臓部か庭園のいずれかに到達する、という流れになります。どの場所で行動するのかアクション内で明記してください。
MCとLCは基本的に同じ場所でアクションをかけることになります。
・前回からの引継ぎ設定
以下のPCは前回からの設定を引き継ぐことになりますので、よろしくお願いします。ここで書かれていない設定は、引き継いでもいいですし、無視しても構いません。
秋葉 つかささん……Dトゥルーに妙に気に入られてしまったため、本人が望むと望まざるとに関わらず触手を生やされてしまいました。その他に飛行能力(『空飛ぶ魔法』と同様とします)と、宮殿内を自由に行動する権利を与えられています。多少なりともザナドゥ時空の影響を受けていたためにこの状態を受け入れていましたが、この機会に正気に戻ることが出来ます。もちろん、正気に戻った(最初からザナドゥ時空の影響は受けていなかった)うえでこの現実を受け入れることも可能です。正気に戻っても触手はなくなりません。
ローザマリア・クライツァールさん……LCであるマリオン・エーディン・ノイシュバーンさんは魔族6人衆の生き残り『マンドラゴラの花妖精 ラウネ』に取り込まれてしまいました。ラウネにはもう一つの上半身があり、それを倒す(弱らせる)ことでマリオンさんを救出することが可能です。取り込まれた状態でも意識はありますので、正気に戻ることはできます。
ジークフリート・ベルンハルトさん……6人衆の一人『機晶姫 ウド』をコントラクター側に引き入れることに成功しました。ウドは自らの拠り所である赤い右肩を失いましたが、まだ戦闘を行なうことはできます。基本的に言葉を発することはありませんが、人間側の言葉は通じ、誰とでも意志を疎通させることが可能です。
茅野 菫さん……ザナドゥ時空の影響で、6人衆の一人『バーサーカー ギギ』を更なる狂気に誘うことに成功しました。ギギは現在、Dトゥルーの首を狙って行動していますが、コントラクターの味方になったわけではなく、全ての生命を殺戮するという目的は失っていません。言語のほぼ全てが『ヒャッハー』で構成されていますので、意思の疎通は難しいと思われます。
葉月 可憐さん……6人衆の一人『バルログ リッパー』の魂が同行しています。リッパーはフラワシのような状態ですが、コンジュラーでなくとも見ることができます。リッパーと会話を交わすことはできますが、可憐さんとの約束は『共にブラックタワーに向かうこと』なので、必ずしも味方になったとは限りません。また、可憐さん以外のPCとも会話できます。攻撃能力はありません。
前回の戦いで生き残った魔族6人衆ラウネは、基本的に『心臓部』で『ザナドゥドライブ』を守っていますが、取り込んだ身体のパートナーであるローザマリアさんのいるところに現れる可能性があります。
・NPCについて
アクションをかけられるNPCは、まるよし管理下にある以下のNPCが中心となります。NPCの詳細につきましてはお手数ですがマスターページをご覧下さい。
今回は、それぞれのNPCからカメリアが『バキュー夢』で取り出したアイテムを貰うことができます。アイテムは1PLにつき1種類、1個のみです。MCかLCひとりが使うことになります。大抵はエントランスかブラックタワー入口で貰うことができるでしょう。特にそのNPCと知り合いである必要はありません。
貰うアイテムとアクションをかけるNPCは必ずしも一致する必要はありません。
ブレイズ・ブラス……『正義マスク』は物理・魔法両方の攻撃力と防御力を強化させ、強力な跳躍力を与えます。変装の効果は一切ありません。
ウィンター・ウィンター……『雪だるマー』は装備しているスキルをひとつ、1回だけ天候の力で強化することができます。また、スケーティングによって素早さが強化され、壁や天井を走ることができます。外見が格好悪いです。
スプリング・スプリング……『破邪の花びら』は攻撃に強力な光輝属性を付与することができます。効果は1回だけです。
ツァンダ付近の山 カメリア……『バキュー夢』は自分や他人の思い出や妄想から、都合のいいアイテムを捏造して1個だけ抽出することができます。アイテムは現実に存在しなくても構いません(都合の良すぎるアイテムは弱体化される可能性がありますが、自由度は高いです)。今回は他人の思い出そのものを取り出すことはできません。
NPCそのものは、エントランスから広間・迷路、王の間か心臓部、もしくは庭園へと突入することになります。特に場所は限定していませんので、アクションは自由にかけてみてください。特に以前のシナリオで関わったことがなくとも、ツァンダ付近をふらふらしているキャラクターですので、知り合いであることにして構いません。
武装・スキルはアクションを投稿時の装備がダイレクトに反映されますので、アクション内で装備やスキルを使う場合にはご注意ください。
残念ながら他GM様のシナリオは基本的に参照できませんのでご了承下さい。キャラの関係などをアクション内で『〜ということがあったので』と説明がある場合はその範囲内で表現したいと思います。
公序良俗に反するアクションは採用できませんのでご注意下さい。
それでは、よろしくお願いいたします。