百合園女学院

※特殊なルールのあるシナリオです。
　マスターコメントを良く読んでから参加してください。



　――ヴァーチャルシュミレーターを使った仮想都市の広告より。
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この度、素敵な新機能が実装されました！

その名も『我が子シュミレーター』！！

自分と恋人、自分と憧れのあの人、お友達同士……
データを入力するだけで、二人の間に産まれるだろう子供をシュミレートし、
その子供と仮想都市で遊ぶことが出来る機能です。


当仮想都市にはヴァーチャル生活を楽しむために必要な、多くの施設が存在しています。

自然溢れる大公園。
様々なアトラクションのあるテーマパーク。
巨大なウォータースライダーが目印の温水プール。
個性豊かなお店が並ぶショッピング＆レストラン通り。
下町情緒溢れる土手沿いの道、古ぼけた商店街と銭湯。
訓練や修行のために、ヴァーチャルモンスターが配された少し危険な洞窟。
などなど、他にも沢山の施設が用意されています。

また、個人用のスペースも用意されており、
好きなようにカスタマイズした自宅スペースでの生活を楽しむことも出来ます。


いつか訪れるかもしれない幸せな未来を、一足先に体験してみませんか？
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「帰っちゃヤダよ……」

　彼――アダムは泣きながら言いました。
　パリパリと仮想空間が歪みます。

「帰ったら、ボクの事なんて忘れちゃうんだろ……？
　パパもママも……ボクたちと永遠にここで暮らすんだ！」

　彼は、シュミレーターから生み出された“我が子”でした。
　しかし、シュミレーターに潜んでいたバグのせいで……
　仮想空間に影響を及ぼすほどの力を得てしまったのです。


　彼の願いはただ一つ、
　この仮想都市で永遠に“両親”と暮らすこと――――

※特殊なルールのあるシナリオです。
　マスターコメントを良く読んでから参加してください。

現在、システムが強制的に書き換えられ、
仮想都市に居る人々が現実世界へ帰れない状態となっています。
また、バグの影響により、仮想都市を訪れていた人の多くが、
知らない間に“我が子”を設定され、この仮想都市で“我が子”と暮らす日常こそが現実だと思い込んでしまっています。

原因は、この仮想都市内にある『セントラルビル』最上階に居るアダムという“我が子シュミレーター”で生み出された少年です。

アダムの首筋には蜘蛛の形をしたバグの大元が取り付いています。
アダムを倒すかバグを取り除くかしない限り、仮想都市から人々が開放されることはありません。
アダムをシュミレートしたカップルは、最上階でアダムの両親としての日常を過ごしています。


皆さんは、

・たまたま仮想都市に来ていたが、バグの影響は受けなかった。
・我が子シュミレーターを使っていたが、バグの影響は受けなかった。
・バグの影響を受けて“我が子”との生活を現実だと誤認して過ごしている。
・バグの影響で“我が子”を得たが、正常な意識は保っている。

といった状況からのスタートとなります。
バグの力が完全にシステムを制圧する前に、仮想都市内で緊急ニュースがあったため、
事件の原因がセントラルビルのアダムであることは容易に知ることが出来ます。

また、仮想空間の出来事ではありますが、ＰＣの能力や装備はそのまま反映されます。


【“我が子”を登場させる場合のルール】
■基本的なルール■

ＰＣの“我が子”を登場させる場合、
１人につき、１ＬＣの追加が必要です。

我が子の情報は、追加したＬＣのアクション欄に記入してください。
その際、必ず『【我が子】』と記載してください。
また、誰との子であるか分かるように、ＭＣ欄かＬＣ欄のいずれかに明記してください。

例：
ＭＣ二人で参加し、ＭＣ同士の間の“我が子”が一人っ子の場合、
どちらか片方がＬＣを一人追加すれば大丈夫です。

ＭＣとＬＣの間の“我が子”を登場させる場合、
更にＬＣを一人追加する必要があります。

※ＬＣの我が子を登場させたくてＭＣが描写不要の場合は、
　ＭＣのアクション欄に『【（ＬＣ名）のアクション】』と書き、
　ＬＣのアクションは、そちらに記入をお願いします。


■シナリオに参加していないＰＣについて■
一応、シナリオに参加していないＰＣを片方の親としているとする“我が子”を登場させることは出来ます。
ただし、シナリオに参加していないＰＣの名前や情報は一切描写されませんのでご注意ください。
もし、名前などが書いてあっても参照することはありません。何卒ご了承ください。

また、片方の親を設定せずに、
自身のデータだけで“我が子”を設定することも出来ます。


■“我が子”の設定について■
“我が子”のプロフィールは年齢や外見など、ほぼ全て自由に設定することが出来ます。
ただし、能力は両親ＰＣを超えるようには設定出来ません。
スキルが必要な場合は、両親ＰＣの装備しているものから選択して受け継がせてください。
武器の種別は自由に設定出来ますが、武器の能力は両親ＰＣが装備しているものを超えることは出来ません。

片方の親ＰＣがシナリオに参加していない場合は、
シナリオに参加している親ＰＣの能力や装備しか参照できません。

※あくまで『我が子シュミレーター』の勝手な結果であり、
　実際、二人の間にそういった子供が出来るというものを確証するものではありません。


■その他■
我が子は、親が『同性同士』や『種族違い』などでも関係無く設定することが出来ます。

ＮＰＣを誘うことは出来ません。
しかし、一応、ＮＰＣを片方の親としているとする“我が子”を登場させることは出来ます。
ただし、ＮＰＣの名前や情報は一切描写されませんのでご注意ください。
もし、名前などが書いてあっても参照することはありません。何卒ご了承ください。
我が子に反映出来る能力なども、シナリオに参加している親ＰＣのもののみとなります。



★セントラルビルについて★
内部は近代的なビルですが、アダムによって危険なダンジョンと化しており、
モンスター化した警備兵（プログラム）などがうろつき、随所には様々な罠が仕掛けられています。
外部から直接、アダムの居る最上階の空間へ突入することは出来ません。

ここでの死は実際の死に繋がります。
また、“我が子”が死んだ場合はデータが全て失われます。
シュミレーターは若干のランダム性も持っているため、同じ“我が子”が誕生することは二度とありません。

・我が子と事件を解決する！

・我が子と生活

・我が子と遊ぶ！