シャンバラ教導団へ

百合園女学院

校長室

薔薇の学舎へ

荒野のピストルランチ!

リアクション公開中!

荒野のピストルランチ!

リアクションが公開されました!

リアクションの閲覧はこちらから!

リアクションを読む

参加者一覧を見る

シナリオガイド

活劇! ならず者どもに運命を翻弄される兄妹を救え!
シナリオ名:荒野のピストルランチ! / 担当マスター: 冬神雪羅

 キマク、シャンバラ大荒野の一角――
 どんな法も届かぬ無法地帯。

 その荒野をひた走る、一台のボロついたエアカーがありました。

「……兄さん、これで妹は助かるんだね」

 弟のバーニィは助手席で、小さなカゴを抱えて言いました。

「ああ、逃げ切って、“そいつ”をヤンに届ける事が出来ればな」

 運転している兄のダッドリーが言った、その時でした。
 エアカーが、がくんがくんと揺れ始め……止まりました。
 
「くそッ、無茶させ過ぎたか」
「どうしよう? このままじゃ、あいつらに追い付かれるよ……」
「――見ろ」

 ダッドリーが前方を指さしました。
 荒野の風に軋みをあげていそうな古びた酒場が一件、だだっ広い大地にポツンと佇んでいます。
 
「あそこに居る奴を脅して、乗り物を奪おう」

 ダッドリーは拳銃を手に、エアカーを降りました。
 
 
 そして――
 
「手を上げろ!!
 死にたくない奴は、動くんじゃねぇ!」

 ダッドリーが勢い良く飛び込んだ先。

「あー……ええっと」

 カウンターでランチを食べていた熾月 瑛菜(しづき・えいな)は、
 一応、そろそろと手を上げてやりながら、酒場に居る客たちを見回しました。
 
 そこは、様々な契約者が集う、
 隠れ家的な酒場
だったのです。

 ダッドリー達は光の早さで縛り上げられました。




 酒場の西。

「連中が向かったのは、あの酒場か……。
 バーボン様!」

 ここら一帯を仕切っている蛮族のバーボンは、
 装甲車の中に備え付けられたソファに座ったまま、
 グラスのワインを飲み干しました。

 空のグラスを投げ捨て。
 
「このバーボン様からチョロまかそうなんて……
 ずいぶんと、おつむが緩い兄弟だわサ。
 チンケな酒場ごとぶっ潰して、アレを取り返すのだわサ!!」
 
 そして、何台もの装甲車は土煙をあげて、酒場へと向かっていったのでした。
 
 


 酒場の東――
 荒野に建つ巨大な館。
 
「遅いネ、あのポンコツ兄弟……」

 ヤンは苛立っていました。

「どうか……無事で居て、兄さんたち」

 ヤンの部屋の隅には、椅子に縛り付けられたダッドリー兄弟の妹の姿がありました。
 ヤンが彼女の方へと振り返ります。

「お前、兄弟の事より、自分の身を心配した方が良いヨ?
 このまま、約束の時刻までに兄弟が“アレ”を持って来なければ、お前の命、ここで終わりネ」


担当マスターより

▼担当マスター

冬神雪羅

▼マスターコメント

 初めまして、この度は『荒野のピストル ランチ』のゲームマスターを担当させていただきました冬神雪羅と申します。
 これからよろしくお願い致します。


◇バーボン一家
酒場は、やがてバーボン一家に取り囲まれます。
そして、彼らはすぐに装甲車と共に突っ込んできます。

バーボン一家は蛮族の集団です。
マシンガンなどで武装しています。
また、彼らが所有している何台もの装甲車には、砲台や機銃が備えられつけています。

彼らはまだ知りません。
この酒場には、契約者たちが集っているという事を……。


◇ヤン一家
酒場の東の向こうには、ヤン一家の館があります。
ヤン一家は、最近この辺りで勢力を伸ばしつつあるギャングです。
最近、新しい麻薬市場を開拓するために、資金を溜め込んでいるといいます。

巨大な館には、大勢のヤンの部下が住み着いています。
また、彼らは猛獣を飼い慣らし、戦力としています。


◇ダッドリー兄弟と妹
彼らはバーボン一家に取り入り、
「新型麻薬の苗」を盗み出して、ヤン一家へと届ける途中でした。

人畜無害な荒野の住人だった彼らが、そんな事をやらかしたのは、
ヤン一家に妹を人質に取られたためです。

ヤン一家はバーボン一家が独占している麻薬市場を奪うために、
バーボン一家が開発している新型麻薬の苗を欲しています。

このまま「新型麻薬の苗」がヤン一家に届かなかった場合
妹は殺されてしまうでしょう。


上記の情報はダッドリー達やバーボン一家、ヤン一家から楽に聞き出せます。


◇酒場
酒場は契約者が集う隠れ家的社交場で、特にランチの評判が高く、密かに話題を呼んでいます。
契約者専用のソーシャルネットワークのオフ会などでもよく使われます。
また、契約者がバイトで店員をやっていることもあります。

酒場の店長は、関羽に似ているのですが、
サングラスを掛けており、ほぼ喋らないため、真相は分かりません。

彼は酒場で銃弾が飛び交おうとも、建物が吹っ飛ばされようとも、
カウンターでグラスを磨き続け、客の注文通りの品を提供し続けます。
割と無茶な商品でも、案外「あるよ」の一言で提供してくれたりします。

カウンター周りと幾つかのテーブルは、
よほどの事が無い限り吹っ飛ばないため、
色々と激しい状況の中で、ランチを楽しみ続けることも可能です。

熾月 瑛菜は酒場でバーボン一家の対処にあたります。

▼サンプルアクション

・何があろうとランチを続ける。

・バーボン一家をぶっ飛ばす!

・ヤン一家の館へ乗り込む!

・オフ会でお友達を増やしたい!

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2012年03月13日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2012年03月14日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2012年03月18日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2012年04月02日


イラストを設定する 設定イラストを編集/解除する

リアクションが公開されました!

リアクションの閲覧はこちらから!

リアクションを読む

参加者一覧を見る