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ぶーとれぐ 真実の館

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シナリオガイド

でさぁ、けっきょく、犯人は誰だったの?
シナリオ名:ぶーとれぐ 真実の館 / 担当マスター: かわい家


「何者かの心ない行いによって、三つの魂が天に召されたのは、まぎれもない事実。

 そうですね。
 
 ここは、罪を犯してしまった子羊が、己の心に秘めた真実を、私を通じ、神に告げる場所。

 真実の館。

 私たちがここいる間は、この館はそう呼ぶことにしましょう。

 事実は一つだけれども、真実は人の心の数だけ存在します。

 私は、母以外の全女性を除いたすべての人の幸せを祈るものです。

 あなたの罪と真実にも寄り添いましょう。
 
 さぁ、罰をおそれることなく、私に真実を告げてください。

 神はきっとあなたを愛し、許してくださいます」



 最初の殺人が行われたのは一月でした。
 
 場所は、十九世紀のイギリス、ロンドンを再現した空京のテーマパーク 、マジェスティックにある大英博物館。

 元日の休館日に、屋根付きの中庭(グレート・コート)で、館長のデュヴィーン男爵の刺殺死体が発見されたのです。発見者は、館内パトロールをしていた宿直の警備員でした。
 
 鋭利な刃物で全身をめった刺しにされた男爵の姿は、まるで、中庭の白い床に咲いた巨大な赤い花のようにみえたそうです。




 二つめは二月。

 イースト地区にあるジェフリー博物館ハーブ園で、家具職人のアーヴィンが凍死体としてみつかりました。
 
 庭に積もった雪の中に、細身の彼は、コートとズボンのポケットに重しのように石を詰められて、両手足を鎖で縛られたまま、放置されていたのです。
 
 ハーブ園の開放期間は、毎年、四月から十月まででそれ以外の時期には、園内には博物館のスタッフの他は、通常、入れません。

 ハーブの様子をみにきたスタッフがたまたま発見しなければ、アーヴィンの死体は、きっと春までみつからなかったでしょう。

 


 最後の殺人は、三月にウェストミンスターロンドン動物園で、おそらくは人間によって行われたはずです。
 
 なぜ、おそらくなのかといえば、被害者は、園内の動物たちの排泄物または吐しゃ物としてその一部を確認されたのにすぎず、しかも、その人物がどこの誰であるのかが、判明していないからです。
 
 採取された未消化の骨、肉片、服の切れ端、持ち物の数々からでは、身元調査は遅々としてすすんでいません。




 今年のはじめにマジェスティックの各所で起きたこれらの事件には、関連性などどこにもないかのように思われましたが、それでも、やがて、各事件には隠されたつながりがあり、犯人の思惑のもとに行われた連続殺人事件であったことをある人物が突きとめたのです。



「そして、この館に私が招待するゲストたちの中に犯人がいる。

 事情がありまして、根拠についてはお話しできませんが、犯人がいることだけは断言できます」

 マジェスティックの闇社会の支配者とも噂されているアンベール男爵の邸宅に招かれたルドルフ・グルジエフ神父(自称)は、男爵からある依頼を受けたのでした。

「つまり、あれらの事件の犯人に、自白をさせたいとおっしゃるのですか」

「ええ。スコットランドヤードに逮捕状を突きつけられる前に、自ら罪を認めてつぐなっていただきたいのです」

「犯人に、自首をして欲しいと」

「いいえ。司法の手に身を委ねるばかりが、罪の償いではないでしょう。

 神父様に告白した後は、御自分のやり方で罪の償いをしていただければ、私の手元にあるいくつかの事実は、証拠の品々とともに永遠に闇に葬らせてもらうつもりです」

「なるほど。いろいろとわけがおありなのですね。

 しかし、罪は罪である以上、男爵様の知る事実を白日のもとにさらし、社会的な刑罰を求めるのが正道ではないのですか」

「今回の事件の場合、事実など真実を手にするための道具にすぎませんよ。

 容疑をかけられ、ヤードに逮捕されようと、犯人は心に秘めた真実を語りはしないでしょう。
 
 私が知りたいのは、真実なのです」

「犯人は私に真実を告げてくれるでしょうか」

 アンベール男爵は、しばらく黙ってから、床に視線を落とし、

「あなたなら、できると思います。
 
 私は契約者ではないから、あなたや犯人のような異端の契約者の気持ちは、わからない」



 数日後、マジェスティックの西部、ノッティング・ヒルにあるアンベール男爵の別宅には、ルドルフ・グルジエフ神父(自称)と彼についてきた双子の兄のロック・スター(自称)ニトロ・グルジエフ、二人のパートナーの男装少女のセリーヌの三人と、男爵に招待された契約者たちが集まりました。

 契約者たちの中には、一連の事件の犯人、事件の真相を探ろうとする探偵、事件とはなんのゆかりもないのにどうやら犯人だと疑われているらしい者、偶然にも事件を目撃したり、真相の一部を知ってしまった者がいます。



 八月恒例の蚤の市を目前に控えたノッティング・ヒルで、三日間の共同生活を送る間に、真実は語られるのか、それとも新たな事件が起きてしまうのか、はたまた誰も予想もしない展開が待っているのかも、すべてはあなたの行動次第です。

担当マスターより

▼担当マスター

かわい家

▼マスターコメント

はじめにご挨拶を。

蒼フロのミステリ好きのPLのみなさん、ごきげんよう。

かわい家です。

ただいまかえりました。

また、みなさんとミステリさせていただきたいと思いますので、今回もよろしくお願いいたします。

さて、このシナリオのジャンルは、ミステリーです。

とはいっても犯人あてのパズルミステリではなく、参加PLのみなさん全員とミステリな雰囲気を楽しむのが目的のシナリオですので、犯人でも探偵でも警官でも、怪しげな人物でも、御自分のPCにあったお好きな役割を選んで、シナリオに参加していただければ幸いです。

ガイドの内容を短くまとめると、今回のお話の大枠は、マジェで発生した三つの殺人事件の犯人に真実を語らせるために、アンベール男爵が、事件の関係者とルディ、ニトロ、セリーヌの三人をノッティング・ヒルの別宅に招待した。

そして、奇妙な三日間の共同生活の間に、はたしてなにが起きるのか? です。


参加PCが選べる役割は、大きく分けて以下の四つになります。

四つのうちのどれか一つを選んでご参加ください。なおMCとLCが別の役割であってもかまいません。(例:MCが犯人で、LCは探偵であり、事情があってお互いにそれを知らない等)



1…犯人 そのものズバリ、三つ殺人事件の犯人です。三つ全部でも一つ、二つでもかまいません。

犯人を選んだ場合、自分が殺人を行った目的や、なぜ、アンベール男爵の招待を受け、「真実の館」を訪れたのか、ここでなにをしたいのか等がアクションの内容の中心になると思います。

もちろん、ルディに真実を告白して罪を償うのも、新たな犯罪を行うのも、館から逃走しようとするのも、自分の罪を他人になすりつけるのも、すべてはあなたの自由です。



2…探偵 探偵でも刑事でも軍人さんでも、とにかく社会的正義の側から事件の真実を追う人たちです。

彼、彼女らは館にくる以前にすでに事件についての重要ななにかを知っているのかもしれません。

探偵のPCは、館内で犯人を捜したり、はたまた新たに起きる事件を阻止したり、三つの殺人事件の真相を独自の推理にもとづいて捜査したりするのが、主なアクション内容になると思います。

ルディをサポートしたりと、彼の仕事を助ける協力的な立場をとりたいPCは、役割的には探偵になります。

犯人の知る真実と、探偵の推理があわさった時、事件はいままでみせていたのとは、まったく違う真の姿をみせるのでしょうか?



3…怪しい人物  実際は、犯人でも探偵でもないのに、本人の日頃の言動のせいか、今回の事件のキーパーソンの一人として館に招待されてしまったPC。それが怪しい人物です。

犯人のフリをして探偵の捜査をかく乱するのも、犯人の心理に揺さぶりをかけて自殺に追い込むのも、やじうまに徹して、ただ館で三日間をすごすのもOKです。

特になにをする必要もなく、ある意味、一番自由度の高い役割です。好き勝手に怪しくやらかしちゃってください。

この状況下で三日間、わけもなく館にいるだけでも、はたからみれば、じゅうぶんに怪しい人物ですから。



4…目撃者 犯人や探偵ほど、事件に深く入り込んではいないけれども、事件について、または犯人について、偶然にも、あることを見てしまった、知ってしまった巻き込まれ型のPCが、目撃者です。

男爵に招待されたのも、自分が館にきたのも、すべては偶然、知ってしまったある事実のため。

犯人に命を狙われる危険もあれば、逆に恐喝もできるかも、探偵に協力することも、情報を売って富を得るのもありかもしれません。

目撃者の存在、所有する情報の価値が、シナリオ全体のスパイスになるはずです。


犯人。

探偵。

怪しい人物。

目撃者。



それぞれミステリ小説、ドラマ、映画に登場する典型的な役割だと思いますが、どうぞ、どれかになりきって、思いきりミステリしてください。もちろん、グループアクションも可能です。

殺人事件そのものも、事件の背景も、推理も、街の噂も、秘密の情報もなにもかもあなたが、これはミステリらしいと思うものならば、どんどん創作してくださってかまいません。

あなたのPCだけが知っている事実や推理をご遠慮なくアクションにお書きください。

すべてがすべてとはいえませんが、創作は基本、積極採用です。

みんなさんのアクション=PCの活躍がケミストリーを起こして、誰にも(もちろん私にも)想像のつかないミステリが生まれると思います。

今回はこれまでよりも、PC対PCの図式が生まれやすいシナリオになっておりますが、このシナリオは勝った負けたではなく、参加PL全員でミステリな雰囲気を楽しむのが目的ですので、その点を念頭においたうえでロールプレイングしていただきますようお願いいたします。



それでは、マジェの西部、ノッティング・ヒルにあるレンガ造りの邸宅で、ルディ&ニトロ、セリーヌとみなさんのお越しをお持ちしております。


※かわい家のマスターページに今回のシナリオガイドのプロローグ的なものが載せてありますので、よろしければ、ご覧ください。
明日、6月10日(月)にさらに内容を追加して更新する予定です。

◇◇◇◇◇

本シナリオのリアクションは、下記に表示されている日程とは違い、7月16日(火)の公開予定となります。
(※参加者数などの状況により、変更させていただく場合がございます)



▼サンプルアクション

・殺人事件の犯人として、神父に犯行を告白するか、三日間、悩み苦しみたい。

・探偵として事件の全容をあきらかにする。

・事件の目撃者として、犯人の周辺をさらに嗅ぎまわったあげく、言わなくていいことを口にして、「真実の館」を「混沌の館」にする。

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2013年06月10日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2013年06月11日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2013年06月15日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2013年08月01日


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