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1・2・3、ボム! 緊迫と危険のショッピングモール

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1・2・3、ボム! 緊迫と危険のショッピングモール

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シナリオガイド

爆弾に衝撃を与えればカウントスタート! 無事にモールから脱出せよ!
シナリオ名:1・2・3、ボム! 緊迫と危険のショッピングモール / 担当マスター: 朱坂理樹

 空京署警部、泡銭 平助は署内で手錠を掛けられた、ペーパ・ドク博士の助手に問い詰めます。
 しかし、助手は顔色一つ変えること無く淡々と答えます。

「……博士は何を企んでいた」
「平和な世界征服です」
「そうか、へいわなせかいせい――冗談はやめろっ!」
 平助は思わず手に持っていた新聞を地面に叩きつけます。

 その時でした、突然付近にあったショッピングモールがけたたましい警報を鳴り響かせました。
「警報……?」
「な、なにごっがっ!? は、はなっ、ぐえ、く、くびっ!!」
 助手は平助の襟元を掴むと、脚部への力を最大にし京空署を飛び出します。
 平助が苦しそうな声をあげる中、助手は平助をぶら下げ、ショッピングモールの中へと潜り込みました。

「はあ、はあ……この、これ以上ふざけると」

「くくく、ご機嫌はどうかね」
 突然、無機質な声が放送によってモール中に響き渡ります。
「さて、愉快なお知らせだ。このショッピングモールに爆弾を仕掛けさせて貰った。それもこのあたりをぶっ壊すほどのなあ」
 その言葉に客達は悲鳴を上げ、右往左往し始める。
「爆弾はたくさんある。それにゲストも用意した……せいぜい楽しむが良い」
 平助が文句を言う暇もなく、放送はそこで終わりました。

「サーチ完了、爆弾を確認しました」
 助手が小さな紙袋を取り上げると、あたりに「チッ、チッ」という音が響き渡りました。
「お、おい、カウントが始まってるじゃねぇか!? ひとまず外に!!」
 平助は扉を開けようとしますが、どうしても開きません。窓も割れる様子がありません。

「あれは……博士の”まもるくん”?」
 助手は天窓を見上げると、ぽつりとつぶやきました。
 その直後、助手は豪快なフォームで天窓へ向けて爆弾を投げました。
「おい何を――」
 天窓を突き抜けて空へと爆弾は飛び上がりますが、途端なにかにはじかれると、空中で爆発を起こしました。
「どうやら、本物の爆弾ですね。そして外には出られないようです」
「……お前といたらいくつ心臓があっても足りやしねぇな……おい、お前そこでおとなしくしてろよ」
「どうするおつもりですか?
「放送室に行く。んで、犯人を捕まえてやるのさ」
 警部はゆっくりと放送室へと向かうのでした。

「……小さい爆弾はともかく、周囲を粉々にするくらいの爆弾反応。それに何故か博士のアンドロイド達の反応もあります」
 助手は一息おくと静かに立ち上がり、手錠を力強く壁に打ち付け壊します。
「その中を何の考えもなしに歩くあのへぼ警部だけでは不安ですね」
 助手は静かに歩き出しました。

担当マスターより

▼担当マスター

朱坂理樹

▼マスターコメント

 はじめまして、もしくはお久しぶりです。朱坂理樹と申します。
 今回も精一杯頑張りますのでよろしくお願いいたします。

 さて、前回から引き続きペーパ・ドクのシナリオとなります。
 今回はいよいよペーパを家(豪邸)まで追い詰めた所です。
 ここから先、ペーパを見事捕縛できるのか出来ないかは皆様次第となります。

 はじめまして、もしくはお久しぶりです。
 今回も精一杯マスターとして努めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
 さて、前回の博士シリーズの続きです。
 が、今回の爆弾は至って普通の爆弾であることから、どうやら博士が原因では無いようです。
 奥には周囲を粉々にするくらいの大きな爆弾もあるようですがはたして……。

■概要
 舞台はショッピングモールとなります。
 また、ショッピングモールの周りには”まもるくん”により
謎の障壁が発生しており、ショッピングモールの外に出ること、また外部から中に入ることは出来ません。

 そのため、皆様のスタート地点は必ずショッピングモール内からとなります。

■爆弾について
 ・小型爆弾(ショッピングモールの至る所に設置されています)
  こちらの爆弾は安全な場所で破壊するなどで、誰でも対処が可能です。
  ただし、衝撃(移動、持ち上げる等)を与えますとセンサーが働き、わずか15秒で爆発します。
  爆発規模自体は小さいですが、壁を破壊する、怪我人を出す程度の強さはあります。
  
 ・大型爆弾(ショッピングモールに1つだけ設置されています)
  1つだけショッピングモールのどこかに仕掛けられている爆弾です。
  規模は大きく、周辺を破壊する力を持っています。
  爆発するタイミングなどは不明です。

■アンドロイドについて
 どうやら、以前登場した博士の(女性型)アンドロイドが何十体もこのショッピングモールに潜んでいるようです。
 アンドロイド達は爆弾を解除、および客の避難をさせようとする人達を邪魔するようです。

 機動力が高く武術の性能に長けています。そのため接近戦を得意とします。


■ショッピングモールについて
 フードコートから専門店街まで何でもそろうと言われているショッピングモールです。
 そのショッピングモールが爆弾魔によって、狙われました。

 ・ショッピングモールの現状
  現在、数千人の客達がペーパ博士の発明品”まもるくん”によって、ショッピングモールに閉じ込められています。
  また、この”まもるくん”は非常に強い障壁を展開しており、どのような手段をとっても突破することは不可能です。
  そのため、ショッピングモールからの脱出は犯人から”まもるくん”を奪い取る以外無いと思ってください。

 ・放送室
  爆弾魔が居ると思われる放送室は一般的には場所も公開しておらずどこか分かりません。
  おそらくショッピングモールの奥地であると予想されます。

■謎の爆弾魔とペーパ博士、助手について
 爆弾魔は何故か、ペーパ博士の発明品である”まもるくん”を所持しています。
 爆弾魔がペーパ博士であるかどうかは不明ですが、何ならかの関係があるのは間違いなさそうです。
 
 ・平助警部はペーパと関係が無いとしても、事件を放っておくことが出来ないため、爆弾魔の元へと向かいます。
 ・助手はショッピングモールのどこかにあると思われる巨大爆弾を探します。
 ・ペーパ博士は前回のシナリオ(飛び交う光線と博士の砦)より行方不明となっています。

■主な登場人物
・ペーパ・ドク
 空京の外れに1人でひっそりと暮らす発明家です。
 何を発明しているかも分からないこの発明家に周りに住人からは気味が悪いと評判です。
 実態は、天才と言っても良いほどの発明家……なのかもしれません。
 今は行方不明です。

・泡銭 平助
 ペーパを捕まえるために追っている刑事。
 助手を捕まえ、それを足がかりにペーパも……と思った矢先の爆弾事件。
 しかし、刑事として放っておけないと動きます。

・助手
 AI01と呼ばれるアンドロイドで、今回出てくるアンドロイドより遥かに強い力を持っています。
 また、ペーパの助手をしていました。



▼サンプルアクション

・小型爆弾処理

・大型爆弾探索

・放送室を目指す

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2014年04月12日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2014年04月13日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2014年04月17日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2014年05月01日


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