シナリオガイド
踏み込んだジャングルは珍獣の巣! 次々と遭遇する未確認生物、森ガールも出るのか!?
シナリオ名:ハロー、ゴリラ!(第1回/全1回) / 担当マスター:
梅村象山
「集まってもらってマジ感謝。はい、じゃあこれ持って」
ところは『シボラ』。
樹海の広がる未開の地に、カリスマ神守杉 アゲハ(かみもりすぎ・あげは)の姿がありました。
なんだかよくわからないけど、集められたあなた達に、彼女はデコられた野球のバットを渡していきます。
「なんかぁ最近、空京センター街にすげぇ胡散臭い連中が出入りしてんですけど。
ゆるいワンピースとか着て、ニットとかマフラーぐるぐる巻きで、んで一眼レフ持って、おからドーナッツとか食べてんの。
そうそう『森ガール』ってヤツ?」
森ガールとは、ゼロ年代後半から流行を見せたゆるい雰囲気のものを愛する少女趣味のひとつです。
ゆるいワンピースとか、一眼レフとか、手作り小物とか雑貨屋巡り、カフェまったりが好きな人たち。
主に『井の頭公園』付近を根城にしてそうなイメージです(あくまでイメージです!)。
「でね、そいつらのコミュニティがこの森にあるらしいの。だから、マジで皆で焼き払いに行かない?」
さらっとイカレたことを言うカリスマ。あなた達もそれじゃただのテロだよ……と諌めます。
「はぁ!? ふざけんな、こっちは仲間がやられてんだよ!
うちのサークルのヤツが銃撃されて病院に入院してんだ! 仲間に手を出したからには絶対に叩き潰す!」
「じゅ……銃撃!? 森ガールが!??」
予想外のリアクションにあなた達は戸惑いました。
「あいつらしこたま武器を溜め込んでんだよ。ショットガン、マシンガン、火炎放射器、手榴弾、各種重火器……。
あと、日本刀とかも大人買いしてたって、仲間が言ってた。マジ過激派だから気をつけたほういいかんね!」
「ちょ、ちょっと待って! そのひとたち森ガールなんだよね??」
ところが、詳しく話を聞いてみるとただの森ガールではなく、とんでもない武装組織だということがわかってきました。
彼女達は「森を守ろう、自然を守ろう」をスローガンに、エコロジストな活動を展開しています。
この時点で大分森ガールを勘違いしちゃってるのですが、更にそのやり口はとんでもないの一言です。
森を開発する業者を暗殺したり、環境を汚染する工場を爆破したり……、完全なるエコテロリストです。
そんな彼女達が空京センター街にやってきて、ギャルは環境を破壊するとか難癖をつけたのがこの抗争のきっかけでした。
ブチ切れたアゲハの指揮の元、センター街に入り込んだ森ガールは根絶やしに。
そして、完全に息の根を止めるべく本拠地のある、ここシボラに攻め込んできたというわけです。
ただ、アゲハ以外のギャル仲間はバイトの都合でこれず、助っ人をあなた達に頼んだ成り行きです。
「しかもアイツら、動物は自然に帰したほうがいいとか言って、JJを誘拐して森に帰そうとしてんだよ、マジムカツク」
JJとは彼女のパートナーのジャングル・ジャンボヘッド(じゃんぐる・じゃんぼへっど)のことです。
純粋なシャンバラ人ですが、ゴリラ似のためよく本物と間違えられます。
調べによれば、ここは『珍獣の森』と呼ばれる場所で『オラウンコ』なる生物がいる模様。
オラウータンとインコの特製を併せ持つ生物で、知能は高いのですが性格は下品で、近付く生物を口汚くののしるそうです。
どうやら見た目が似てるとの理由から、JJは彼らの群れに帰されてしまったそうです。
「本当に森に帰るまでに助けないと!」
「……ってことで、じゃあ森ガールのコミュニティ探しとJJ探しよろしくッス!」
そう言うと、アゲハは見つけたらメールして、とか言ってそそくさと日影に行ってしまいました。
ギャルにとってジャングルはアウェイ、暑さが辛くて休んでしまうのも、誰にも責められないことです。
そして、彼女が向かった先は涼しそうな吊り橋でした。
そう言えば……吊り橋効果と言うものがありますね。
揺れる吊り橋のドキドキ感を恋愛のドキドキ感と勘違いして、恋に落ちてしまう……みたいな理論だそうですが……。
もしかしたら、アゲハと仲良くなるにはうってつけのチャンスかもしれません。
担当マスターより
▼担当マスター
梅村象山
▼マスターコメント
今回のシナリオは萩栄一マスターのシナリオ『ハロー、シボラ!(第2回/全3回)』と連動しています。
両シナリオに参加した場合、場所や時間が矛盾したアクションはとれませんので、お気をつけください。
また、アゲハやJJについては『ゴリラが出たぞ!』『またゴリラが出たぞ!』をご覧下さいませ。
【両シナリオに参加した方への注意点です】
同時参加者はそれぞれのシナリオで、どういう行動を取りたいのか明確にして下さい。
(萩マスター側では○○する、梅村マスター側では××する、というように)
また、ふたつのシナリオを移動出来るのは1回だけです。
例えば、梅村側でアゲハと会話した後、萩マスター側でヨサークに会いに行く、というアクションは可能です。
しかしその後、アゲハの元に(梅村側に)戻るというアクションは、2回シナリオ移動する事になるので出来ません。
今回時間軸は以下の流れになります。同時参加者の方は時間軸に注意してアクションを組み立ててください。
1.珍獣バタコと接触&ヨサークをなだめる(シ)
2.ジャングル・ジャンボヘッド救出(ゴ)
3.珍獣オラウンコと接触&アグリ救出(シ)
4.パシリアクション&アゲハと吊り橋で遊ぶ(ゴ)
5.珍獣ドクモと接触(シ)
6.森ガール・コミュニティを襲撃(ゴ)
(シ)…シボラサイドの出来事(ゴ)…ゴリラサイドの出来事
【ここからは全体へ向けての注意点です】
・この連動シナリオにおいては、原則MCとLCの別行動禁止とさせていただきます。
・ダブルアクションについて、改めて説明します。
MCとLCの目的が別のアクション(MCがアゲハと吊り橋で遊び、LCが森ガール討伐に向かうなど)
目的が複数あるアクション(アゲハと吊り橋で遊んだあと、森ガール討伐に向かうなど)
これらはダブルアクションになります。この場合、アクションが一部しか採用されませんので、ご注意ください。
・片方のシナリオにだけLCを参加させ、もう片方のシナリオにLCを連れてくる行為、
片方のみの参加者が、MCやLCを同時参加者と共に行動させ、もう片方に連れていく行為は禁止とさせていただきます。
・プレイヤーの持っている情報とキャラの持っている情報を混ぜないようにしてください。
知るはずのない情報を元に行動している場合、没になる可能性もありますので、ご注意ください
・ゴリラ側とシボラ側で出来る事を確認して下さい。
例えば、メジャーに絡むようなアクションは、本来はシボラサイドで行うのがベストなアクションですので、
ゴリラサイドで行った場合、描写出来ません。
【本シナリオの解説です】
森ガールのリーダーは『C.W.ニコリーナ』と言うカリスマだそうです。
ほとんど新興宗教の教祖みたいな存在で、アンチエコロジストには鉛の弾をくれてやれ、を信条としています。
彼女を含め、森ガール達は重武装の、しかも高レベルのドルイド達なので気を付けて下さい。
一応、アゲハも一緒に戦うことになるので、彼女のフォローをしてあげてもいいかもしれません。
ちなみに、コミュニティを襲撃に行く人には、アゲハ特製『デコバット』が支給されます。
※本シナリオのみの支給です。アイテムとしては配布されません。
また、本シナリオでは『パシリアクション』を行うことができます。
のど乾いたーとか、雑誌読みたいーとか、唐揚げ買ってきてーとかほざくアゲハのためにパシるアクションです。
買ってくるものは自由、お好きなものをアゲハに渡して、反応を楽しむことが出来ます。
無論、シボラにはコンビニなどないので、ヴァイシャリーのコンビニで買うことになります。
シボラからヴァイシャリーまで行くと日が暮れてしまうので、買い物は事前に済ませましょう。
なんならそのままコンビニで過ごしても構いません。暑いですし。
▼サンプルアクション
・森ガール・コミュニティを襲撃
・ジャングル・ジャンボヘッドの救出
・アゲハと吊り橋効果を試す
・パシリアクション
▼予約受付締切日
(既に締切を迎えました)
2011年06月06日10:30まで
▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)
2011年06月07日10:30まで
▼アクション締切日(既に締切を迎えました)
2011年06月11日10:30まで
▼リアクション公開予定日(現在公開中です)
2011年07月02日