初めましての方は初めまして。
そうでない方はお世話になっております。
最近、昼間と夜の寒暖の差に悩まされるMS、夜光ヤナギです。
【内容補足】
今回のシナリオは、獣人シリーズ第7弾(後編)となります。
しかしシナリオそのものは単独でリリースしているものです。
初心者の方もそうでない方も、お気軽にご参加くださいませ。
リーズ編に引き続き、獣人シリーズ(ガウル編)は今作で完結を予定しております(あくまで予定ですが)。
もしかしたらガウルも誰かと契約をするかも……しれません。
ご了承くださいませ。
●魔獣ガオルヴ
かつてツァンダ東の森を脅かしていた魔獣です。
金色の狼と称されるように、鮮やかな金の毛並みを持った巨大な狼との話です。
そのパワーは強大で、並の戦士では歯が立たないとか。
また、興味深い噂で言えば、最近になってガオルヴは相手に幻覚を見せる特殊な力を操るようになったという噂もあります。
ガウルが魔獣だった時代と、若干の差異があるようです。
●クオルヴェルの集落
ゼノ・クオルヴェルの父である老獪なる長、カーヴ・クオルヴェルが治める時代の集落です。
今回の舞台はガウルヴがまだ健在している時代にいるようで、集落はその独特の緊張感に包まれています。
集落では、ガウルヴを倒すために、後に集落で英雄と呼ばれるようになるゼノ・クオルヴェルを中心とした戦士団が結成されていたり、外部からも傭兵や冒険者を募っていたりします。
近いうちにガウルヴが根城にしていると言われる古代遺跡へと、一斉攻撃を仕掛ける予定のようです。
黄金都市から森の中へと飛ばされた際に、ガウル達は散り散りになっている可能性があります(囚われていた町の人々はいません)。時に外部の傭兵として参加している者や、別のルートで集落の戦士に捕らえられた者もいることでしょう。
●NPCについて
【ガウル・シアード】(獣人)
かつては魔獣ガオルヴとしてツァンダ東の森を恐怖に陥れていた。しかし、親友でもあり戦友であった男によって封印され、さらに復活を遂げたときにはその血を受け継ぐ少女によって討ち倒される。
魔獣の邪気から逃れ、一人の獣人として生きることを許されるが、自分が生きる意味と戦う意味を求めて放浪の旅に出る。
背中に担ぐ大剣は、親友の血を受け継ぐ少女より譲り受けた、親友の忘れ形見である(ただし、戦闘スタイルは闘拳。大剣はほぼ使わない)。
【ゼノ・クオルヴェル】(獣人)
後に集落で英雄と称されるようになる若き戦士。燃え立つような赤毛が特徴的で、腰の長剣と背中に背負った大剣を使い分ける。
若いとはいえ、すでに息子もいる身であり、愛妻家でもある。ただ、誰よりも真っ直ぐ過ぎるがゆえに、激情に駆られると周りが見えなくなる時もあると、妻や彼をよく知る周囲の人間は心配している模様である。
特に最近では、無二の親友を失ったことで魔獣に並々ならぬ怒りを覚えているとか。
※以上はアクションを考える上での参考情報です。あくまで参考となるものなので、必ずしもMCやLC自体がそれを知っている前提でなければならない、ということはありませんのでご安心下さい。(もちろん、周知を前提にされても結構です)