種もみ女学院血風録 リアクション公開中! |
シナリオガイド女学院開校が大荒野を救う? 本家B級四天王が百合園合併を狙う!
シナリオ名:種もみ女学院血風録 / 担当マスター:
冷泉みのり
☆ ☆ ☆ 「私達に開校を止める権利はありませんけれど、合併の目論見は全力で打ち砕かなければなりません」 瀬蓮、美緒達から報告をうけたラズィーヤ・ヴァイシャリー(らずぃーや・う゛ぁいしゃりー)は、次なる刺客を送り込むことにしました。 「なんで神楽崎なんだよ」 若葉分校、そして百合園の講師でもあるゼスタ・レイラン(ぜすた・れいらん)は、面倒そうにため息をつきました。 「とゆーか、お前が嫁に行きゃーいいじゃん。お前年頃なのに婚約者もいねぇし! まずは農家とパラ実生を掌握し、ゆくゆくはキマク家に変わって、大荒野支配しちまえよ、シャンバラの繁栄のためだ!」 意地悪気に笑うゼスタに、ラズィーヤは余裕の笑みを見せます。 「それも面白そうですわね。タシガンや付近の領主のお力も借りて、大荒野を開拓しましょう。そして、セレスティアーナ様のお住まいとなる離宮を設けましょう。 セレスティアーナ様は男性が苦手ですから、官僚は女官と宦官のみとなりますわね。勿論、優子さんにはパートナーと共に離宮の警備についていただきますし、宦官となったあなたには、種もみ女学院宦官科の教師もしていただきます。お父様もお喜びになりますわよ」 「て……めぇ」 ゼスタは苦々しげにラズィーヤを睨むも、何も言えません。 彼女が本気でそんなことを考える前に、阻まなければならないようです。 種もみの塔にて。 百合園女学院から訪れた刺客達は、至る所に『女子校に興味のある方募集! 面接体験、一日体験入学をしてみませんか?』というポスターを張り、百合園に興味を抱いているパラ実生を集め始めました。 「百合園との深い交流というものが、どういうものなのか――身体に教え込むことが、私達白百合団員に課せられた使命です」 戦衣装姿で、白百合団副団長ティリア・イリアーノが言いました。 「今こそ、特訓の成果を見せる時ですわ!」 イングリット・ネルソン(いんぐりっと・ねるそん)、そして武闘派の白百合団員達は、塔の一室を借りて、リンクを作りました。 この場にいるのは、パラ実生の夢を力づくで打ち砕くために集った精鋭たちです。 「神楽崎優子先輩に、白百合団一日体験コース用の特殊訓練メニューを作っていただきました。実践してみせて、百合園生と交流するためには、こちらを毎日こなすことが最低条件だとお話する予定、です、けれど…」 団長の風見 瑠奈(かざみ るな)は青ざめています。 後程神楽崎 優子(かぐらざき・ゆうこ)も状況を見に訪れるそうなのですが……。 「こ、この訓練メニュー……実践できる方、いますでしょうか。誰も無理なら、私が頑張ります、が……バ、バンジーはちょと……」 瑠奈は集まった百合園生と協力者達に、優子直筆の特殊訓練メニューを見せました。 ・腕立て、腹筋、背筋、スクワット×100 ・種もみの塔階段、上り縄跳び、下り逆立ち ・素振り、打ち込み×100 ……を、各10セット ・屋上までダッシュ ・バンジージャンプ ・外壁を上って自力で屋上に戻る 以上、朝練。授業前に終わらせること。 夕練はその数倍苛酷なメニューになっています。 更に、白百合団の設立者にして、地球の百合園女学院の理事長の娘でもある錦織百合子(にしきおり ゆりこ)も艶やかな和服姿で応援に訪れています。 彼女は、百合園で役員補佐を務めている桜谷 鈴子(さくらたに・すずこ)と共に、面接を担当しています。 「お金持ちで従順な女の子でしたら、地球の百合園女学院の方がお勧めですよ。交換留学なども定期的に行い、交流を深めていきたいですね」 訪れた純粋なパラ実生に、清楚な和服姿の百合子は微笑みかけました。 その部屋には躍動感溢れる生け花が飾られています。百合子と鈴子が今作り上げた作品です。 「ただ、姉妹校になる場合、男子生徒の入学、入室は認められません。万が一、男子が授業に交じっていた場合には『切らせて』いただきます」 百合子のその言葉に、鈴子も微笑んで笑みを浮かべます。 「パラミタの百合園女学院でも、常々宦官科の設立を検討しています。種もみ女学院が宦官科でしたら、姉妹校も良いかもしれませんわね。その場合にも勿論『切らせて』いただきますけれど」 「未来では、同性間でも子供が設けられるようになるみたいですから、活きの良いパラ実男子が嫁になればよろしいのです」 くすっと、百合子が微笑み、女装した男子生徒は強烈な寒気を覚えました。 「そうですわね。卒業後、宦官になれなかった方が、嫁げば安泰ですわね。全力でバックアップしてさしあげます。ふふふふ……」 2人の和服美女は花鋏を手に、目を細めて、にっこり、微笑んでいます。 「それでは、面接を始めましょう」 隣の部屋には『保健室』があります。 簡単な治療や、カウンセリングが受けられます。名店のお茶やスイーツ付きです。 保健室の先生はゼスタ・レイラン。ブルーの白衣を纏っています。 助手はアレナ・ミセファヌス(あれな・みせふぁぬす)が務めます。アレナはピンク色のミニ丈ナース服を着ています。 「なんだ、元祖とか、本家とか。これはそろそろ俺も弩S級四天王とでも名乗っておくべきか」 若葉分校生や、パラ実生の友人から状況を聞いたゼスタが、苦笑しつつ言いました。 「どえす、ですか?」 「冗談だ……っ。とりあえず、神楽崎を狙う本家B級は、削いでおかねぇとな。アレナも練習通り頼むな」 「はい、頑張ります……っ。えっと、モヒカン、カッコイイです。とげとげの服イカスです。本家Bさんの女子校より、優子さんの若葉分校生になりましょう! とか言うんですね!」 訓練や圧迫面接でズタボロになったパラ実生に、普通のパラ実生として生きることの素晴らしさを説いて諭すことが2人の仕事です。 全ては『百合園とは関わらない方がいい』そう思わせるための、作戦です。 担当マスターより▼担当マスター ▼マスターコメント
こんにちは、GMの冷泉みのりです。 ▼サンプルアクション ・祭りだ! ・エロに勝つ! ・百合園の刺客になる ・女の子を倒して嫁にする ▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています) 2013年04月20日10:30まで ▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました) 2013年04月21日10:30まで ▼アクション締切日(既に締切を迎えました) 2013年04月25日10:30まで ▼リアクション公開予定日(現在公開中です) 2013年05月14日 |
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