あいかわらず長いシナリオガイドでごめんなさい! それでも読んで下さったあなたに最大限の感謝を捧げます。
マスターの桂木京介です。
これまで展開してきた『クランジ編』に一段落つけるためのシナリオ、その後編となります。
前編シナリオ(『【Tears of Fate】part1: Lost in Memories』)に参加していたことは、本シナリオの参加条件ではありません。このシナリオからでも参加できます。
ですが、前編で説明した部分についてはあまり言葉を割いていませんので、できれば前編のリアクションをある程度でいいので読んでおいたほうが参加しやすいと思います。
もちろん、どの学校の所属でも参加可能です。
決戦は冬の終わりのある一日、払暁をもって開始されます。
クランジΘを旗頭とする叛乱勢力(Π、Ι、Η、それに量産型が所属)が最大の敵です。(クランジΕはシナリオガイドの時点で破壊されており本編には登場しません)。彼らの本隊は魍魎島北部の海岸から攻め寄せることになるでしょう。ここに多くの人材を割かないと、あっさりと突破されて最終防衛拠点(ユマ・ユウヅキのいるところは陥落します。
島の大半は岩場ですが、わずかに森が存在する南部からはΙ(イオタ)が単体で攻めてきます。
叛乱勢力の主力が北からやってくることは予想の範囲内であり、彼らも特に隠密行動は取らないので全参加キャラクターがこの情報をアクションをかける前の段階で得ることができます。
Π(パイ)がどのようにして上陸してくるかは定かではありません。
一方、クランジΚはシナリオガイドの状況からなんとか逃れ(その理由はリアクション本編で明らかになること
でしょう)、塵殺寺院ブラッディ・ディバインの一派と接触して増援を得た上で上陸してきます。ブラッディ・ディバインは少数精鋭部隊ですので、Κたちが大軍勢となることはありませんが、それだけに、一丸となり戦闘の混乱の合間をうまく突破してユマ、あるいはクランジΘの首を取ろうとしてくることが予想されます。
ブラッディ・ディバインという過激な組織と結んでいるので、現在の彼女に共闘をもちかけるのはあまり賢明な判断とはいえないでしょう。
なお、Κがブラッディ・ディヴァインと接触し助力を得たという情報も、なんらかの理由づけをすればアクション開始前に得ておくことができます。(サンプルアクションをその一例としてご参照ください)
魍魎島にはローラ・ブラウアヒメルことクランジΡ(ロー)も味方側として上陸します。
それに、クランジとは因縁の深いイルミンスール魔法学校生小山内南も上陸を希望しているようですが、南についてはつい先日退院したばかりという背景がありますので、展開によっては(※同行するアクションを出すプレイヤーがいなければ)登場しません。
最後に、このシナリオのジョーカー的存在となるのがクランジΟΞ(オングロンクス)こと大黒美空(おぐろ・みく)です。
彼女は、Θ一派、本来の塵殺寺院、シャンバラ側にかかわらず、クランジの一族であれば誰であれ攻撃してきます。失われていた戦闘能力が徐々に回復しており大変危険な存在です。
クランジが出てきて暴れるシナリオは、このお話を区切りとして一旦終了とさせて頂く予定です。
このような経緯がありますので、普段のシナリオに比べれば初めての人には難しい印象があるかもしれませんが、前編同様、もちろん初心者の方も歓迎したいと思います。
皆様のご参加、楽しみにお待ち申し上げております。
桂木京介でした。次はリアクションでお会いしましょう。
・北の海岸を防衛しクランジΘ・Η(Θ勢力本隊)と戦う
・島の南方面の防衛につきクランジΙ(Θ勢力別働隊)と戦う
・ローラと行軍しクランジΠ(Θ勢力遊撃隊)を捜す
・クランジΚ/ブラッディ・ディヴァイン(塵殺寺院軍)と戦う
・大黒美空を捜索する
・最終防衛拠点となる中央の塔でユマ・ユウヅキを守る