本シナリオガイドをお読みくださり、ありがとうございます。
ヒラニプラ南部を舞台としたキャンペーンの第3回をお送りします。
今回は最後の戦地となるオークスバレー・ジュニア、及び東カナンとの間に開通する物流予定地域周辺の二箇所が主な舞台となります。
前回まで主要部隊として編成されていた第八旅団は、その上位組織である第六師団に合流する形で部隊を再編制しています。
オークスバレー・ジュニア攻撃に参加する方は、第六師団傘下の兵員として登録されることになります。
逆にオークスバレー・ジュニア側に参加する方は、特に誰の指示があるという訳でもなく、自由に行動することが出来ます。
一方、物流予定地域の保安調査任務には、ジェニファー・デュベール大尉率いる監査班に加わるか、有志として調査部隊に加わる形となります。
アクションとしては、以下のような内容が考えられます。
1.第六師団、もしくはスティーブンス准将側兵力に参加して、要塞攻防戦に参加
渓谷前の平原、要塞内、或いは渓谷側の狭小な地域での局地戦がメインです。
今回は、どの敵を相手に廻すのか、担当制にします。
戦いたい相手をアクションに明記の上、戦術を展開してください。
対戦相手は指名出来ますが、勝敗は完全にアクション次第です。
尚、スキルやアイテムをただ羅列しただけの内容では、確実に負けます。
2.物流予定地域の保安調査任務に赴く
五人のプリテンダー容疑者の中から、誰がプリテンダーなのかを探り出す行動です。
以下の警務治安局員五名のいずれに対して内偵を行うのか、具体的な内偵方法を明記の上、
アクションを記載してください。
・カルロス・ヴァレンタイン少尉
・ブレンダン・マーシャル少尉
・ディーン・レデラー軍曹
・クィン・ガルシアーラ上等兵
・アンドリュー・ハンディートン・ジュニア上等兵
尚、内偵方法があまりに抽象的だったり、一般論に終始するような内容であれば、
間違いなく失敗します。
3.政治的活動
管理行政官ヴラデル・アジェン死後、ヒラニプラ家内には強い衝撃が走ると同時に、
早くも貴族間の駆け引きや暗躍が始まっています。
もうひとりの管理行政官アレステル・シェスターも、秘かに行動を起こし始めています。
また、東カナン西部の街ベルゼンの太守ネグーロ・ジーバスも、通商ルート開通に向けて
諸々の動きを見せています。
政治アクションはそれなりに難易度が高いのですが、成功すればシャンバラや東カナンに
於ける情勢に大きく関わることが出来ます。
以下は、PC情報として、参加頂けるPCの皆さんが事前に知っている内容として頂いて構いません。
■ヘッドマッシャー
常時発動しているPキャンセラーと強力な近接専用武器のブレードロッド、そして各モデル特有の特殊能力が非常に厄介な強化人間の亜種です。
一般モデルのスティミュレーター、メルテッディン、アレスターは3メートル近い巨躯と醜悪なマスクが外観的特徴ですが、ディクテーターと呼ばれる完成体は普通の人間と全く同じ外観の持ち主です。
尚、プリテンダーはヘッドマッシャーとしての正体を露わにした時は他の一般モデルと同じ外観ですが、人間に擬態したまま、その能力を発揮することも出来ます。
■冥泉龍騎士団
エリュシオン帝国に於ける昨今の穏健且つ平和的な政策や外交に不満を抱いた帝国主義、或いは主戦派と呼ばれる龍騎士達が、一斉に帝国を離反して新たに創り上げた独立龍騎士団。
スティーブンス准将の兵力には、ギュイ・シド・ラヴァンセン伯爵とマルセラン・ジェルキエール男爵が援軍として参戦しています。
■イレイザードリオーダー
かつて、フレームリオーダーと呼ばれる巨大サイボーグ生物の一群が存在していました。
このフレームリオーダーに、ディムパーティクルと呼ばれる精神体型イレイザーが融合することで誕生したのが、イレイザードリオーダーです。
戦況によって巨獣型戦闘体型と巨人型戦闘体型の二種類を使い分け、瞬時に変形することで自在に戦局をコントロールします。
現時点ではリーダー格のメギドヴァーン以下、メガディエーター、アイアンワームズ、オクトケラトプス、テラハウンド、フォートスティンガーといった個体が確認されています。
■リジッド
旧パニッシュ・コープス兵で組織された私設傭兵団。
全員レイビーズと呼ばれる毒素で戦闘力を格段に向上している一方、その副作用で人格が完全に失われ、統率者の指令に対して一糸乱れぬ作戦行動を展開します。
兵団長だったモハメド・ザレスマンが死亡した為、現在は御鏡兵衛中佐が指揮を取っています。
それでは、皆様からのアクションをお待ちしております。
・第六師団、或いはオークスバレー・ジュニア側に参加して要塞攻防戦に臨む。
・保安調査任務に加わる。
・特定の政治家に対して行動を起こす。