今回のシナリオはシリーズを通して萩栄一マスターの同名シナリオと連動して展開します。
片方のみの参加、両方への参加、どちらでも大丈夫ですが、両方に参加した場合、場所や時間が矛盾したアクションはとれません。
舞台はタシガン空峡にある秘境『雲隠れの谷』です。特に学校の制限はありませんので、所属学校関係なく参加可能です。
大きな雲の中に出来た裂け目で、両側を巨大な雲に阻まれた空間は、まさに雲の谷間と言った様相です。
戦闘は空中戦がメインになりますが、空を飛ぶ道具を持っていない生徒には一時的に小型飛空艇が貸し出されます。
また戦闘中に撃墜されたキャラは、雲海を突き抜けて日本近くの太平洋に落ちます。
パラシュート的な装置も貸し出されるので、落ちても死にません。
【『雲隠れの谷』について】
三つの谷で構成された、南北に広がる渓谷です。
フリューネ陣営のいる南地点には各谷の入口があり、その先は北のヨサーク陣営に繋がっています。
中央は風の谷です。定期的に北から南へ突風が吹き、色々なものが飛んできます。
飛来物を利用し戦いたい方は、アクション欄に何か飛来物をひとつ記入してください。
高確率でそれが飛んできます。物騒な兵器・巨大な建造物などは飛来しません。
東側には雷雲の谷があります。雷雨の吹き荒れる谷で気をつけないと感電します。
ここでは雷系のスキルの威力が上がります。
雲隠れの谷に到着後、雷雲群の存在が発覚するので、事前に耐電装備を用意する事は出来ません。
西側にはもちち雲の谷があります。これはタシガン空峡にのみ発生する特殊な雲です。
この雲は文字通りもち状の雲です。やや濁った乳白色で、粘着性があります。
冷やせば固まり、熱せばどろどろに溶けます。ぶつけたり動きを制限したりと、その使い道は様々です。お好きにお使い下さい。
ユーフォリアが通るのは中央の風の谷、そしてセイニィはおそらくフリューネとヨサークが出撃したあたりで介入してくるでしょう。
【時系列的には以下のような流れです(前回同様、萩マスター側と同一時間を過ごすことになります)】
フリューネとヨサーク、谷間で対峙
↓
乳道雲、雲の谷間、雷雲の各ルートで戦闘(この時フリューネとヨサークは、大将として後方で戦況を観察)
↓
3ルートでの戦いに決着がつき、フリューネとヨサークも出撃
【両シナリオに参加した方への注意点です】
同時参加者はそれぞれのシナリオで、どういう行動を取りたいのか明確にして下さい。
(萩マスター側では○○する、梅村マスター側では××する、というように)
また、ふたつのシナリオを移動出来るのは1回だけです。
例えば、梅村側でフリューネと会話した後、萩マスター側でヨサークに戦闘を挑む、というアクションは可能です。
しかし、その戦闘後、フリューネの元に(梅村側に)戻るというアクションは、2回シナリオ移動する事になるので出来ません。
【ここからは全体へ向けての注意点です】
・この連動シナリオにおいては、原則MCとLCの別行動は禁止とさせていただきます。
・あらゆるシチュエーションに対応したアクションはなるべくお控え下さい。
(例……フリューネと絡む、その後探索中は禁猟区で警戒、ヨサークに会ったら轟雷閃で対応、など)
・片方のシナリオにだけLCを参加させ、もう片方のシナリオにLCを連れてくる行為、
片方のみの参加者が、MCやLCを同時参加者と共に行動させ、もう片方に連れていく行為は禁止とさせていただきます。
・本シナリオでは、3ルートのうち2ルートを制することが出来れば自陣が有利になります。
各ルートでの勝敗は各々のアクション内容も影響しますが、戦闘に参加してる生徒の数も影響を及ぼします。
・本シナリオは前回から1週間後の話となっています。
怪我は基本的に完治してますが、あえて怪我状態で挑みたい方(そのほうが燃えるなど)はご自由にどうぞ。
連動シナリオの第三回目です。
この決戦によって、ユーフォリアが誰の手に渡るのか決定します。
3ルートとセイニィ対策にどのように人員を割くか、皆さんの行動が、ダイレクトに物語を動かしていきます。
この戦いの結末が如何なるものになるか……、楽しんでご参加ください。