シナリオガイド
さらに鍛えた力とスキルを駆使し、グラウンドを駆けろ!
シナリオ名:蒼空サッカー/非公式交流戦 / 担当マスター:
瑞山 真茂
2020年春先に行われた第1回蒼空杯サッカー大会、通称「蒼空サッカー」。
「サッカー」という枠の中で、選手が自分の力を限界まで引き出し繰り広げられた試合は、選手参加者のみならず、観戦者にも強い印象を残しました。
その後「第2回はまだか?」という声が上がったものの、開催の動きは出てきませんでした。蒼空学園教師陣の間ではその後の「ろくりんぴっく」開催の準備や調整、さらにその後の様々な混乱でスポーツ大会を準備する余裕などなくなってしまったのでした。
そんな中、「先生達が余裕ないなら、俺たちでやろうぜ。イベントの裏方なら、魔法も必殺技も関係ない」という声が蒼空学園生徒達の間からあがり、やがて彼らは「蒼空サッカー非公式戦実行委員会」として水面下で動き始めたのでした。
彼らが頭を悩ませたのは第一回大会の反省と改善──禁止スキルや禁止装備の整理、選手や観戦者の安全対策でした。
とりわけ難しい問題となったのは、フィールドの広さでした。「地平線の彼方にゴールが見える」と揶揄されたキロメートル単位で設定されたフィールドは非難の声が上がりましたが、それは観戦者への安全対策でもあったのです。
また、ゴールキーパーの安全についても議論の的となりました。威力の乗った必殺シュートに立ち向かわなければならないキーパーの役割は、全ポジション中最も過酷で最も危険であるのは間違いありません。前回にキーパーを担当した選手のひとりからは、試合後に「仲間がいなければ何度死んでいたか分からない」という声さえ出たほどです。
かくて、議論の末に、
・フィールドをある程度縮小
(東西1.5キロメートル、南北980メートル)
・使用禁止スキルや持込禁止装備の制定
(「アボミネーション」を初めとする「畏怖」系スキルの使用禁止、
「流れ弾」による被害防止で「遠当て」スキルの使用禁止、
「サッカー」の趣旨に反するのでボールへの「サイコキネシス」「奈落の鉄鎖」の使用禁止等)
・その他、観戦者や選手への安全対策
(「客席守護」=タッチラインやエンドラインへの重力使いや念動使いの配置、ゴールキーパー2人制)
等を織り込んだ新たなレギュレーションが固まり、シャンバラ地方の全学校に向けて下記のような告知がされたのです。
「蒼空サッカー非公式交流試合開催
および参加者・実行委員ボランティア募集のお知らせ
非公式サッカー交流試合実行委員幹部会
各校学生各位
厳寒の候、ますます研鑽のほどお喜び申し上げます。
さて、このたび蒼空学園生徒有志は、各生徒および各学校間のいっそうの親睦を深めたく思い、[サッカー交流試合]を開催することと致しました。
また、本試合に選手として参加する生徒、試合開催・運営を手伝って下さる生徒を募集いたします。
記
1.企画/非公式サッカー交流試合
1−1.概要/有志参加者によるサッカーの試合・一ゲーム
1−2.場所/蒼空学園第八キャンパス(仮称)建設予定地
1−3.日程/○月×日 PM01:00より(開場 PM00:30より)
タイムテーブル
PM01:00 試合開始
PM01:00〜PM01:30 前半
PM01:30〜PM01:40 ハーフタイム
PM01:40〜PM02:10 後半
(※上記タイムテーブルは予定)
1−4.試合参加について/後記参照
1−5.来場について/
自動車他各種乗り物の駐車・駐輪等の管理はご自身で行って下さい
1−6.注意/
・入場時、各種武器・防具・装備の持ち込みを禁じます。
・入場後、会場内で周囲に多大な迷惑をかける場合には、
退場をお願いする事があります。
2.非公式サッカー交流試合参加選手募集のお知らせ
上記サッカー大会に、選手として参加する生徒を募集いたします。
2−1.選手参加申込/試合前々日までに、[非公式サッカー大会]ホームページの
選手登録フォームよりお申し込み下さい。
2−2.チーム割り/青・黒の二チームのうち、どちらかに割り振られる事になります
※「こっちのチームがいい」という要望には極力対応しますが、できない場合もありますので
その点はご了承下さい。
2−3.飛入り参加/
試合当日は、どちらかのチームの選手として
参加する事ができます(参加するチームは任意)。
お近くの実行委員までお申し出下さい
3.非公式サッカー大会実行委員募集のお知らせ
上記サッカー大会開催・運営のお手伝いをして下さる生徒を募集いたします。
3−1.実行委員申込/試合前々日までに、[非公式サッカー大会]ホームページの
実行委員登録フォームよりお申し込み下さい。
3−2.業務内容/会場警備、客席守護(「テレキネシス」「奈落の鉄鎖」使える方大歓迎)、
審判、その他雑用
4.別記/ルールについて
A.試合場
試合場は東西1.5キロメートル、南北980メートルとし
(長さは地球の国際試合の約14.3倍)、東西両端にゴールポストを設置
※ペナルティエリアの大きさやペナルティアーク(PK時のバツ印)とゴールの距離も同様
B.チーム分け
チーム分けは参加希望者らを抽選で青・黒の2チームに分ける
※ただし、MC-LCの組み合わせは同じチームに入れる事とする
※また、試合中の飛び入り参加はこれを許可
C.試合の中で使用するボールは2つ
D.ルールは普通のサッカーに準ずる。
※ただし、オフサイドはなし
※ゴールキーパーは2名
E.禁止事項
E-1.試合参加者は、各種の武器・防具の持ち込みを禁止
(ただし、ゴールキーパーのみ防具の持ち込みを許可)
E-2.試合参加者は、他の試合参加者に戦闘を仕掛けてはならない(即退場)
E-3.試合参加者は、相手チームのプレイヤーにダメージを与えるスキルを用いてはならない
「アボミネーション」等「畏怖」系スキル他「サイコネシス」「奈落の鉄鎖」も不許可(即退場)
E-4.ボールに対してスキル「遠当て」「テレキネシス」「奈落の鉄鎖」を用いてはならない
※蹴らなくてもボールのコントロールができるため、「サッカー」の趣旨に反すると判断
※「遠当て」は、射線上に人が入った場合極めて危険な為
E-5.試合参加者は、アイテム「黒檀の砂時計」を用いてはならない
※本アイテム使用者同士のクロスプレーで反則行為が発生した場合、
※審判が判別できない可能性がある為
E-6.その他、危険なスキル(モンスターの召還等)やペット、従者を
用いてはならない
F.ボールについて
F-1.ボールはスキルを用いられてもすぐには壊れない頑丈な素材で作成
※ボールへのスキル使用は許可
(例:雷術をボールに施してシュート等)
※頑丈だが、絶対壊れないわけではない
F-2.ボールを透明にしてのゴールインは得点とは認められない
F-3.ボールを偽造してゴールインさせても得点とは認められない
H.試合時間
前半30分、後半30分、ハーフタイム10分
I.チーム人数
11人に限らない。20対20でも問題はなし。
また、チーム間の人数差が出ても極端(人数が4対10等)でなければ黙認
J.試合終了後は敵味方の区別はなし
試合内での遺恨は絶対に残さないこと
以上」
フィールドの広さ、禁止スキルや禁止アイテムの導入など、あちこちに変更が加えられているレギュレーションは、試合にどんな影響をもたらすのでしょうか。
そして、新たに加えられた「客席守護」という任務は、本当に客席を守り抜くことができるのでしょうか。
それらは全て、参加する皆さんにかかっています。
前作「蒼空サッカー」よりも文章量は相当少なくなりますが、遅延防止やリアクションを読まれるユーザー様への負担軽減という事でご理解下さるようお願い申し上げます。
担当マスターより
▼担当マスター
瑞山 真茂
▼マスターコメント
蒼空学園以外の生徒でも、本シナリオには参加ができます。
本シナリオは「蒼空サッカー」の続きとなります。が、前回に参加していなくても十分楽しめます。
本シナリオへの参加の仕方は、大きく分けて「選手」「実行委員」「観客」の三種類があります。
1.「選手」として参加
本シナリオの主役です。
ゴールキーパー、ディフェンダー、ミッドフィルダー、フォワード、いずれかのポジションを選んで下さい。
※ゴールキーパーは、希望者が3人以上出た場合はポジションにつけないかも知れません。
・直接的な戦闘行為は禁止です。
・ダメージを与えるスキルも、敵チームへの使用は禁止です。
(その他、「遠当て」「アボミネーション」等畏怖系スキルは全面禁止、
「奈落の鉄鎖」「テレキネシス」は限定付きで禁止、
アイテムですが「黒檀の砂時計」も使用禁止です)
能力やスキルを駆使し、グラウンドを駆け、ボールを蹴ってシュートやパスを決めたり、相手のそれらをブロックしたりカットしたりして下さい。反則でなければスキルの併用も可能です(例:「鬼神力」で巨大化して敵選手のシュートをブロック等)。
試合中は様々な理由でダメージを負う可能性があります。とりわけゴールキーパーは相手チームからのシュートを体を張って止めなければなりません。
※「博識」スキルを持っていると「解説担当」になる恐れがあります。
※「解説くんはイヤだ」という方は、その旨アクションに書き添えて下さい。
※「解説嫌」「解拒」のひとことでも構いません。
2.「実行委員」として参加
「実行委員」の存在なくして、このイベントの成功はないでしょう。
・会場警備、審判、客席守護等仕事は色々あります。どんな仕事をやりたいかを選んで下さい。
また、今回は前回よりフィールドの広さを大幅に狭めており、その分選手達のスキルシュートが観客席に飛んで行く可能性が高くなっています。
ですので、そういった「危険球」から観客を守る「客席守護(ギャラリーキーパー)」という役割が今回は設けられました。その任務はフィールドの周りに立ち、「危険球」が客席に飛んできたら「テレキネシス」「奈落の鉄鎖」などで止める事です(SPタブレット入りボトルが支給されますのでSPについては心配は要りません。試合終了後は本部に返却してください)。
観客の身の安全を守る、一番重要な仕事かも知れません。
その他、何か起きたらすぐ対応しなければならないでしょう。
前回の「蒼空サッカー」に比べると、今回の試合はフィールドの広さを初めとして色々と規模が小さくなっています(実況放送や窓口対応が無いのはその為です)が、新しい仕事も出てきています。
イベントを無事に終わらせる為の実行委員の責任は大きいでしょう。
3.「観客」として参加
「観客」としての参加は気楽なものになるでしょう。
・特定のチームやプレイヤーへの応援、感心・拍手・野次、解説・あるいはひとりで勝手に実況、乱闘、試合への飛び入り参加etc
特に責任を負うわけでもないので、好きに振る舞うのが一番でしょう(あまりフリーダムに振る舞いすぎると、実行委員につまみ出される可能性がありますのでご注意を)。
前回同様飛び入り参加も可能です。
▼サンプルアクション
・選手として参加する
・実行委員として参加
・観客として参加
▼予約受付締切日
(既に締切を迎えました)
2011年01月10日10:30まで
▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)
2011年01月11日10:30まで
▼アクション締切日(既に締切を迎えました)
2011年01月15日10:30まで
▼リアクション公開予定日(現在公開中です)
2011年01月28日