浪の下の宝剣~龍宮の章(前編)~ リアクション公開中! |
シナリオガイド【イコン参加可】宝剣と龍宮を巡る、新たな冒険が始まる!
シナリオ名:浪の下の宝剣~龍宮の章(前編)~ / 担当マスター:
野田内 廻
2021年、5月。 卍卍卍 「……ラーメンが伸びるから、簡単に」 小さなラーメン店で、できたてのラーメンを前にした佐野 実里(さの・みのり)は誰にでもなく小さく呟きました。 「……わかった。宝剣と安徳天皇を先に抑えればいいのね」 実里はじっとラーメンを見つめると、それから店主に視線を移して尋ねました。 「テイクアウトでお願い」 卍卍卍 「まずは、どこに行こうかしら?」 「服じゃ、服を買うのじゃ。あの場所ではみんな同じ服を着ておる、つまりあれが人の言う流行の最先端というものなのじゃろう?」 「え? ……いや、あれは制服で別に流行ってるわけじゃないんだけど」 天気のいい昼下がり、小谷 友美(こたに・ともみ)と安徳 天皇(あんとく・てんのう)は二人で買い物にでかけていました。 現在、安徳天皇は天御柱学院で保護されています。 何人かの教師と生徒で彼女の面倒を見たりしているのですが、 中でも友美は特に安徳天皇に懐かれていました。 今日は安徳天皇のために、日用雑貨や服などを買い物におでかけです。 このおでかけには、何人かの契約者が堂々と、もしくはこっそりとついていっています。 「どうした? 浮かぬ顔をしているようじゃが」 「ううん、そんなことないよ」 「大方、噂のぶそーしゅーだんとやらじゃろう? 確かに、案ずるべき事柄ではあるが、仮に龍宮を抑えたとて、すぐに何かできるわけではあるまい」 「そうなの?」 「うむ。龍宮の宝は、誰にでも扱えるものではない。ある意味、宝剣よりも気難しい奴じゃ。それに―――」 「それに?」 「妾には心強い友達が大勢おる。だから、大丈夫じゃ」 (護衛って言うほど簡単じゃないんだけどなぁ) できれば安徳天皇はまだじっとしていた方が安全なのですが、 やっと外に出れたのにまた閉じこもらせるのはという意見もあり、 護衛を用意してのおでかけになったのです。 このまま、何事もない楽しいお買い物になればいいのですが――― 担当マスターより▼担当マスター ▼マスターコメント
マスターコメントを書くのは久しぶりな気がします、お久しぶりです、野田内廻です。 ▼サンプルアクション ・武装集団と戦う ・実里に会う ・安徳天皇護衛 ▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました) 2011年05月28日10:30まで ▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました) 2011年05月29日10:30まで ▼アクション締切日(既に締切を迎えました) 2011年06月02日10:30まで ▼リアクション公開予定日(現在公開中です) 2011年06月28日 |
||