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【ダークサイズ】捨て台詞選手権

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シナリオガイド

嗚呼、ダークサイズ。引き際すらも美しく!
シナリオ名:【ダークサイズ】捨て台詞選手権 / 担当マスター: 大熊 誠一郎

嗚呼、ダークサイズ。引き際すらも美しく!
ダークサイズ捨て台詞選手権


「あー、やれやれ! やっと帰って来たよ」

 レンタルの小型飛空艇から、クマチャンは大きな伸びをしながらカリペロニアに降り立ちました。
 彼に続いて超人ハッチャンダイソウ トウ(だいそう・とう)も降りてきます。

「二人ともご苦労であった。おかげでラピュマル計画の借金を返すことができた」

 ダークサイズの大総統であるダイソウは、いつもの淡々とした口調でクマチャン、ハッチャンを労います。

「ダイソウトウさまっ」
「おー、ダイソウトウ。やっと帰って来たか」

 彼のもとに駆け寄るのは、エリュシオンの選定神でありながらカリペロニアに住むアルテミスと、古代の神であり『ダイダリオン』の神体を持つダイダル卿
 ダイソウは二人に目を向け、

「留守番ご苦労」
「長期のアルバイト、お疲れ様でした」

 普段は選定神として尊大な態度のアルテミスは、ダイソウにだけはしおらしく声をかけます。

「キャノン姉妹はどうしている?」
「いつも通り、お主がおらんと退屈そうにしておるわい」

 と、キャノン ネネ(きゃのん・ねね)キャノン モモ(きゃのん・もも)を気にかけるダイソウの質問にダイダル卿が答えます。
 アルテミスは少し不機嫌そうに、

「それにしても、本当に長い間ほったらかしでしたのね」

 と言うのを、

「そうじゃ。わしらの存在、忘れられておらんかのう」

 ダイダル卿もダイソウに文句を言います。
 ダイソウは目をきらりと光らせます。

「心配いらぬ。我ら『謎の闇の悪の秘密の結社ダークサイズ』、バイト中もパラミタ大陸征服の作戦を考え続けていた」
「ほう! では何か面白いことを思いついたのじゃな? 拠点もあり、部隊を整え、選定神もおれば、わしもおる。どこを攻める?」

 長い留守番でダークサイズのことは把握済みのダイダル卿。大陸を所狭しと暴れまわるのを期待して、少年のように目を輝かせます。
 借金返済に忙しく、全身ピンクの軍服のままのダイソウ。これまたピンクのマントをばさりと翻し、その場にいる四人に向かって言い放ちます。

「ダークサイズの次なる大陸征服作戦。それは……『捨て台詞選手権』だ」
「……は?」

 キョトンとする四人。
 ダイソウは構わずしゃべり続けます。

「我々はパラミタ大陸征服という長く困難な戦いに挑んでおる。上げ潮で突き進むこともあれば、退かねばならぬ時もある。そんな時にみじめな退却をすればどうなる? カッコ悪いではないか。引き際すらも美しく。これは悪者にのみ許された美徳である」
「何言ってんすか、閣下?」

 超人ハッチャンが疑問を投げます。

「カッコイイ捨て台詞を広く募集するのだ。我々もカッコイイ悪者を目指すのだ」
「いやちょっと大総統! 久しぶりだからここは一発ドカンと戦いを挑みましょうよ! ほら、イルミンスールには確執あるでしょ?」

 クマチャンがダイソウに苦言を呈します。
 ダイソウは右手でクマチャンを制し、

「何を言う大幹部。久しぶりだからこそ、いきなり大きな戦いなどしてなんとする。危ないではないか」
「なに慎重になってんすか!」
「ケガ人が出たらどうする」
「いや、戦いだからケガくらいするでしょ」
「私だってリハビリがしたいのだ」
「カッコわりいー!」

 相変わらずマイペースのダイソウ。彼はこの選手権をかなりやりたいようで、

「ガーディアンオーディションの時のように、大総統の館で盛大にやるのだ。3階のガーディアンも正式決定しておらぬしな」
「久しぶりだから、そんなに応募者集まりますかね? それにこの企画、敵さんも沢山必要だし……」
「うむ。だから死亡フラグを立てて遊んでもよいぞ」
「そんなにネタ集まるかなぁ」
「大丈夫だ。幹部たちが何とかしてくれる」
「そゆとこ、ホントに相変わらずですね……」
『ふっふっふっふ……』

 そこにどこからか笑い声が。
 ダイソウ達が振り向くと、小型飛空艇の運転手が怪しげに立ち上がります。

「ようやく再始動だねダークサイズ……その捨て台詞で、本当にダークサイズを終わりにしてやんよ!」

 運転手が帽子と制服を脱ぎ捨てた姿に、一同驚きとも喜びともつかぬ表情で、

「あ! 秋野 向日葵(あきの・ひまわり)!」
「久しぶりね、ダークサイズ!」
「久しぶりだな、サンフラワーちゃん」

 ダイソウは向日葵をあだ名で呼びつけ、向日葵も、

「そのあだ名やめなさいって言ってるでしょ!」

 と、いつもの反応をします。彼女は気を取り直し、

「捨て台詞選手権ってことは、あんたたち、戦闘でいちいち負けなきゃいけないってことだよね」
「あ、そういえばそうだね」

 向日葵の指摘に、超人ハッチャンがなるほどという顔をします。
 向日葵は得意そうに腕を組んで、

「ふっふっふー。それに乗じて本気でダークサイズを倒してやるもんね」
「なるほど。ではサンフラワーちゃんの捨て台詞も募集することにしよう」
「ちょ! あたしのはいらないわよ!」
「そうだダイソウトウ、それなら戦闘員の決め台詞も募集したらどうじゃ?」

 年の功か、ダイダル卿はすんなり選手権開催に同調しています。

「よかろう。もはや何でも応募してみるがいい」
「捨て台詞もいいが、わしの決め台詞を考えてくれるやつがおるといいのう」
「うむ。あとサンフラワーちゃんの捨て台詞も募集しているぞ」
「だから! いらないってば!」





捨て台詞選手権ルール
・ダイソウトウ、キャノン・ネネ、キャノン・モモ、クマチャン、ハッチャン、選定神アルテミス、ダイダル卿、秋野向日葵の去り際の捨て台詞を募集します。
・応募内容は、敵を追い込んだ時の台詞(「貴様の力はその程度か?」など)、敗北後の台詞(「ダイソウトウの元へは決してたどり着けぬ…決してな!」など)
・台詞は両方でも片方でもかまいません。
・キャラクターや戦闘員の搭乗時の決め台詞も応募することができます。
・対ダークサイズの参加者は、大総統の館に攻め込むことができます。
・応募者は希望のダークサイズと共に戦闘を行い、負けた後の捨て台詞を一緒に吐いてもらいます。
・審査委員長はダイソウトウ。
・対ダークサイズの方は、他PCとチームを組んだり、MCとLCで死亡フラグを立てて遊ぶこともできます。
・応募者も死亡フラグを立てても構いません。文字数等の関係で描写できない可能性もありますので、あらかじめご了承ください。


※台詞アイデアは各PCごとに一つずつとさせていただきます。
※複数だった場合、どれか一つのみ描写となります。




担当マスターより

▼担当マスター

大熊 誠一郎

▼マスターコメント

みなさんこんにちは、大熊誠一郎です。
本当にお久しぶりです。

ラピュマル計画でかかった膨大な費用をようやく精算し終わり、ダイソウトウたちが帰って来てくれました。
久しぶりなので今回はこんな企画にしてみました。

今まで参加して下さった方々、ダークサイズの居ぬ間に蒼空を始められた方々、たくさんの参加をお待ちしております。

私のシナリオの雰囲気は、マスターページと過去の作品を参照していただければと思います。

それでは今回もよろしくお願いします。
ジークダークサイズ!


▼サンプルアクション

・捨て台詞選手権に応募する

・ダークサイズに加入しにいく

・秋野向日葵と一緒に、ダークサイズを倒しに行く

・死亡フラグを立てて遊ぶ

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2011年12月01日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2011年12月02日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2011年12月06日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2011年12月25日


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