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MNA社、警備システム開発会社からの依頼

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シナリオガイド

スタイリッシュ警備ロボット! 機動兵器からフラッグを奪取せよ!
シナリオ名:MNA社、警備システム開発会社からの依頼 / 担当マスター: 流月和人

『―――――初めまして。MNA社、警備システム開発部担当オペレーターです
 今回、全ての学園・学校にこちらの映像を配布させて頂きました』

 映像に映し出された人物、その背後にはロボットのような物が映りこんでいます。

「あれが、ロボットか……」

 映像を配布されたうちの一学園、蒼空学園の山葉涼司(やまは・りょうじ)が映像を見ています。

『こちらの二足歩行型機動兵器、ロボットと言ったほうが伝わりやすいでしょうか。
 我が社では次世代の警備システムを担う、機動兵器の開発を行っております』

 カメラのアングルが変わり、メンテナンス中と思われる機動兵器が映し出されます。
 大勢の作業員が入念に機動兵器のチェックを行っているようです。

『現在、開発段階である複数の機体が機動実験フェイズへと移行致しました。
 しかしこの機動兵器と戦える強さをもったものが他に無く、戦闘データが得られないため、開発が停滞している状態となっております。
 これ以上の開発のストップは著しい損害が発生します』

「成る程、それで各学園・学校に映像を送ったわけか」

 何かを悟る山葉。常人では戦えない/扱えない機体、しかし学園・学校にいる生徒は違います。
 契約を果たし、優れた能力を持っている契約者たちであれば機動兵器とも戦えるはずです。

『恐らく、この映像を見ているのは各学園・学校の責任者。なのであれば、全て理解して頂けたかと存じます。
 ……こちらの機動兵器との実験を依頼したいのです。同時に、モニターも募集します。
 承認して頂けるのであれば、今回テストに使用する兵器のデータをお渡し致します。
 これは我が社独自のデータ、機密書類になりますので依頼を受けて頂けた時点での公開とさせて頂きます』

「……」

 押し黙る山葉涼司。映像は続きます。

『今回のテスト内容を簡単に説明します。
 内容は制限時間内に実験段階の機動兵器が防衛する、指定された建築物内にあるフラッグの奪取です』

「……大規模な演習、それにロボットとの戦い。
 そう考えれば悪くないが、それでも胡散臭さは拭えないな」

『普段とは違った対ロボット戦闘、僭越ながら体験しておいて損はないかと存じます。
 これは我が社からの挑戦状でもあります。胡散臭く見えるのは百も承知で、お願い致しております。
 了承の意を示してくださる学園・学校があれば、お手数ですが連絡の程お願い致します。
 いきなりとなり困惑させたこと、申し訳ございませんでした。では、良いお返事をお待ちしております』

 そこで映像は途絶えました。

「挑戦状、か。……ならば受けなければな!」

 各学園・学校の反応は様々でしたが、興味深い依頼内容に全ての学園・学校がこの挑戦を受けました。
 如何なる機動兵器があるのか、そしてこの実験は成功するのか。
 期待と不安が交錯する中、第一歩となる実験日当日になるのでした。

担当マスターより

▼担当マスター

流月和人

▼マスターコメント

 初めまして。ブリーフィングを担当させて頂く流月です。それでは説明していきましょう。
 今回、皆さんには開発段階の機動兵器から制限時間内に各地点にあるフラッグを奪取する、あるいは機動兵器のモニターを行ってもらいます。
 では、今回送られてきた各データを見ていきましょう。

 まずは実験で使われる場所/フラッグの奪取地点についてです。
 実験で使われる場所はMNA社が用意した指定された範囲内です。その全容は基地をモチーフとしています。
 そして三つのフラッグ(Aフラッグ、Bフラッグ、Cフラッグ)があり、そちらを全て奪取してもらいます。
 各フラッグが設置されている場所もあらかじめ決まっております。
・Aフラッグ地点:多くの機動兵器が待ち受けており、フラッグ獲得が最も困難な地点です。
・Bフラッグ地点:迷路のような場所の奥にあります。非常に狭く入り組んだ場所なので、機動兵器の動きが制御されやすい地形です。
・Cフラッグ地点:大きく開けた場所の真ん中にフラッグがあります。機動兵器の数は一番少ないですが、隠れる場所がないため、ある程度強行突破が必要になります。


 次に、機動兵器についての説明を行います。
 こちらの機動兵器の主な動力は機晶石から得られる機晶エネルギーを使用しております。
 機動兵器には有人/無人の切り替えが可能、またその全長は現在3メートル程度です。
 有人の場合、乗る人数は1〜2人。2人で乗った場合は追加能力が使えるようになります。
 同時にオペレーターも募集します。各機体に1人つけることが可能です。いなくても機体の操作はできます。 
 そして実験に使う機動兵器の種類ですが、現時点では以下の三種類の機動兵器が実験対象となっております。
・機動性重視の強行型
・後方射撃重視の狙撃型
・支援重視の偵察型


※強行型の特徴
 機動性を重視した結果、装甲が薄くなっている近距離重視の機体です。
 ブーストの性能、運動性能が高い代わりに、基本装甲や安定性に欠けるところがあります。
 この機体にはブレードが換装されており外すことができないため、武装は一つしか選べません。
 2人で乗る場合、ブレードの射程が通常より長くなります。

※狙撃型の特徴
 射撃精度が高く、特に遠距離からの攻撃に優れています。
 逆に運動性能などは低く、近距離戦は不向きです。
 この機体にはライフルが換装されており外すことができないため、武装は一つしか選べません。
 2人で乗る場合、ライフルの連射が利くようになります

※偵察型の特徴
 戦うと言うよりは戦場の状況を分析するための機体です。
 使用可能武器がハンドガンだけの代わりに、味方のロボットの修復が可能です。
 この機体が使用できる武装は一つだけとなります。
 2人で乗る場合、マシンガン・ショットガンを装備することが可能となります。

 続いて武器のデータです。
・ブレード:近距離において相手を一撃で倒す威力を持っています。その分リーチが極端に短く、扱いが難しい武器です。一体一向け。(強行型専用、狙撃型/偵察型使用不可)
・ライフル:長距離から攻撃できる射撃兵装です。威力/射程距離は申し分ないですが、連射が利かないので近距離戦ではほぼ無力化するでしょう。(狙撃型専用、強行型/偵察型使用不可)
・マシンガン:あらゆる局面に対応してくれる万能の武器です。幅広く融通が利きます。一体多数向け。(1人乗り偵察型使用不可)
・ショットガン:ブレードよりも範囲が広くマシンガンよりも火力がある中間的な位置にいる近距離武器です。一体中数向け。(1人乗り偵察型使用不可)
・ハンドガン:予備兵装です。威力、射程、全てが他の武器を下回りますが、取り扱いの良さ、重量の少なさは多少魅力的な部分でもあります。

 この5つの中から選ぶことが可能です。無人機の場合はランダムで武器が設定されます。

 以上を加味して今回のサンプルアクション一覧です。

・Aフラッグ地点のフラッグを奪取
・Bフラッグ地点のフラッグを奪取
・Cフラッグ地点のフラッグを奪取
・機動兵器に乗り、フラッグを防衛する


 尚、MNA社から無人のヘリコプターや戦車がいくつか手配されております。
 ヘリコプターや戦車はフラッグを奪取する契約者側の味方です。ほとんどがA地点の援護に回っております。
 最後に、依頼をしてきたMNA社のざっとした情報です。
 表立っては警備システムの開発を担っている企業と言われていますが、
 悪い噂も数多く存在している謎の多い企業です。校長たちにもこの噂は届いており、
 一部では数少ないMNA社の情報を集めるために今回の依頼を受けたのではないか、とも言われています。
 但し、これら全ては推測の域を出ません。素直に各校長たちがこの挑戦に乗ったと考えるのが妥当かと思います。
 今はこの機動兵器を叩きのめすことに専念、フラッグを奪取し、MNA社の鼻を明かしてやりましょう。
 依頼内容は以上です。ブリーフィングを終了します。

▼サンプルアクション

・Aフラッグを奪い取れ!

・Bフラッグを掻っ攫え!

・Cフラッグを強行突破!

・やらせはせん!

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2012年08月26日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2012年08月27日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2012年08月31日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2012年09月12日


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