はじめましての方、はじめまして
過去のシナリオに参加してくださった方、ガイドを見てくださった方、またお越しいただきありがとうございます。
ゲームマスターの樹雨 真と申します。
よろしくお願いします。
今回のシナリオは過去のシナリオと繋がる部分がありますが、今回から参加してもらっても大丈夫です。
■村について
今回、登場する村は前回登場したものです。
この村は森との共存派と開発派に分かれており、開発派の強引な開拓で村を生物が襲うようになっていました。
前回のシナリオで村長を無事、村に近い森に強い影響力を持っていたドラゴンまで護衛し、ある条件の元、共存関係を取り戻しました。
そんな、新たな共存関係を構築していた村がシナリオ開始の舞台です。
村では動物と会話のできる地祇のダーを中心に元々、争いを好まないコボルドの集団や狼などと村人が一緒に生活をしています。
規模は、ある程度、村を大きくできるものの、村長の意向で町ではなく村の大きさに留まり、開拓も必要最低限しか行っておりません。
開発派であった村長の息子についていた自警団も森の安全、最低限必要な土地の確保ができている為、不満はありません。
開発派の代表であった村長の息子は、表向きは共存に同意しているものの、今でも大きな開拓がしたいようです。
指示を出す事が多かったが、最近は力仕事も苦にせず行っており、森の奥に行く事も多くなっています。
■地祇のダーと獣人のフォグホーンついて
ハルトと名乗るドラゴンが森に不干渉を決めていたものの村長の頼みを聞いた理由がこの地祇のダーです。
ハルト自身は、一箇所に留まらず、様々なものを見て回るべきだという考えを持ち、ダーに村の手伝いを通し、世界を知ってもらいたいという思惑があります。
ダーは口が悪いものの明るい性格で動物と会話し村との共存に一役買っています。
クラスは拳王です。
フォグホーンはある日、森で倒れていた所を村長に助けられた獣人です。
助けられてからは、村長のご好意で村の一角にあった使われていない家で暮らしています。
助けられる以前の話はしないものの、ダーの稽古相手、素早い身のこなし、狩猟の腕も良い事からそれなりに強い事が分かります。
前回のシナリオでは、村長の危機を救った一つの要因となっています。
現在は、ダーの保護者として共に暮らしています。
■元占い師のパクトについて
過去にイルミンスール魔法学校を乗っ取ろうとした魔女です。
自信とは裏腹に実力は中程度でそれほど強くありませんでした。
その為、行動に移す前に校長に見つかり、魔法を封じられ失敗に終わりました。
その後、イルミンスールの森に豪邸を構え、占いと称し催眠術をかけて戦力と財力を貯めてからイルミンスールを再度、乗っ取ろうと考えていました。
しかし、それも未然に防がれ、現在はイルミンスール魔法学校で奉仕活動を行っていました。
今回、催眠術を使用されいた事から過去に使っていた経緯もあり、催眠術について調べてもらうため、アゾートの監視の元、村に訪れました。
現在は、基礎的な魔法と奉仕活動での給仕のスキルを身につけています。
■キメラについて
生物と生物とを魔法の力を主に合わせ、新たなる生物になっているのがキメラです。
洞窟の中、洞窟周辺にそれなりの数が存在しており、見た目だけではキメラかどうか分からない個体も存在します。
ほとんどのキメラが、森周辺の生物を合わせた戦闘に特化したものとなっています。
奥に行くほど、人とを混ぜたものが現れます。
キメラによっては会話できる個体も存在し、こちらを騙してくる可能性があります。
■キメラ製作者について
何一つ情報がなく、背後に何かあるのか、目的等がすべてわかりません。
ただ、催眠術、キメラ生成時に魔法的な事を行っている事から魔法使いではないかと考えられています。
今回、皆様に行ってもらいたいことは、
【1】 無事な一般人、動物の救出
【2】 犯人を捕まえる
【3】 協力者がいないかを探す
となっています。
■選択肢解説
【1】 無事な一般人、動物の救出
洞窟に入ると、丁寧にも実験場、被検体保管所と書かれている看板と分かれ道があります。
救助の為、被検体保管所と書かれている方向に向かいます。
こちらには卜部 泪、ダー、フォグホーンが向かいます。
こちらはには多くのキメラも存在していますので注意してください。
見た目が変わらないキメラも存在しますので十分注意して救助にあたってください。
【2】 犯人を捕まえる
こちらは、実験場の方に向かいます。
こちらにはアゾート・ワルプルギス、パクトが向かいます。
こちらにはキメラの数が少ないものの護衛として強力なキメラと犯人がいますので注意してください。
【3】 協力者がいないかを探す
村での聞き込みをし、怪しい人影を見なかったかを調べます。
こちらは、探索隊が出発する前から行動を起こすことができるため、的確に情報を集めることが出来れば、探索隊に情報を与えることができるかもしれません。
■最後に
長くなりましたが、今回もよろしくお願いします。
ご参加、お待ちしております。