というわけで、今回皆様にしていただきたいのは、摩利支天の像のありかの探索と、しほりの救出です。
■摩利支天の像のありかの探索
摩利支天の像は、正名村のどこかにあります。
ヒントは風太郎の記憶にあります。実は風太郎は幼い頃、しほりとともに正名村で暮らしていた事があり、彼の子供の頃の思い出の中にヒントがあるようです。彼と話をして答えを引きだしてください。
正名村はかつては刀鍛冶の村でしたが、今はゴーストタウンになっており、謎の剣士(魔鎧)やアンデッドがうろついています。彼らは、皆様の邪魔をすべく襲いかかってきます。彼らを倒しつつ『摩利支天の像』を探してください。
『摩利支天の像』を探し出す事に成功すると、今度はウルフボーイやバンビーノが手下を連れて襲いかかってきます。彼らは甲賀十人衆の頭目になるために『摩利支天の像』を必要としており、皆様をだしぬいて摩利支天の像を奪おうと狙って来ます。二人の攻撃をかわしつつ『摩利支天の像』をアカシックに渡しに行ってください。尚、ウルフボーイとバンビーノとアカシックはこのシナリオで倒す事はできません。
アカシックは、10日後約束通り風太郎の屋敷に現れます。『摩利支天の像』を手に入れた上で、風太郎の屋敷を訪れしほりと引き換えてください。アカシックは無駄な戦いは好まないので、摩利支天の像さえ渡せばしほりを解放してくれるはずです。
尚、今回は竜胆は主に風太郎の守りと『摩利支天の像』の探索に、十兵衛は仲間達の警護にあたります。
(敵キャラ説明)
●アンデッド……かつて村人だった者達が怨霊化した者。骨でできた翼で宙を舞い、呪われた武器で襲いかかって来る。この武器で傷をつけられた者は、呪われて動けなくなるか、もしくは石化してしまう。
●謎の剣士……風太郎の命を狙う謎の剣士。実は魔鎧。武器は幅広の剣。かなりの使い手であるだけでなく、防御、魔法防御、ヒットポイントが著しく高く、こちらからはなかなかダメージを与えられない。力を封じる光を放ち、スキル封じる事も。瀕死状態になっても甦る(ただし一度だけ)。摩利支天の像が村から持ち出される事を阻んできます。誰かに忠誠を誓っているようです。
●牙狼(ウルフボーイ)……獣人。普段はチャラ男だが、戦闘時は獣人化する。クラスはマスター忍者。戦闘開始時に敵全体に物理攻撃を行う。霞斬りや、壁抜けの術。鋭い爪を武器にした手刀攻撃。素早さを生かした分身の術、麒麟走りの術。そして、目にも留まらぬ早業で相手を切り刻む魔障覆滅などを駆使して戦う。ただし自分の身が一番大切なので、危なくなるとすぐに逃げてしまう。状況によっては裏切る事もある。
●忍者……獣人で牙狼の手下。忍者の持つスキルは一通り使える。ボスと違って任務に忠実で逃げ出す事はありません。
●湖鹿(バンビーノ)……マホロバ人。爆乳の女戦士で羅刹のスキルを持つ。武器は魔法剣。鬼化して強力な握力で物理攻撃するだけでなく、魔力を込めた符を投げつけ、敵を焼き尽くす。滅焼術『朱雀』や、冷気をまとわせた刃で敵を斬り払う抜刀術抜刀術『青龍』や、暗黒の洞穴を出現させ、そこに敵を吸い込む事が出来る闇洞術『玄武』などを駆使して戦う。単純明快猪突猛進で、バンビーノと呼ばれると逆上する。
●侍……湖鹿の手下のマホロバ人。武器は綾刀。面打ち、二刀の構え、受太刀、疾風突き、真空斬り等。状況によっては鬼化して戦います。
(NPC説明)
柳生十兵衛三厳……全身黒づくめの隻眼の剣士。常に愛用の剣『三池典太』を携えている。柳生新陰流の使い手。ナラカからパラミタに上がって来てからしばらくは、自らのうちに眠る邪悪な心を制御できずに強い敵を求めてパラミタ大地で暴れ回っていたが、日下部家の先祖である珠姫の破邪の力で正気に戻る。それ以来、珠姫の血を受け継ぐ日下部家を護る事を己の信条としています。
日下部竜胆……日下部家の3男。生まれてすぐに捨てられ、里見村で女性として育てられる。外見は青みがかったストレートのロングヘアのどう見ても美少女。横笛と舞踊の名手。お気に入りの横笛と、小さな守り刀を肌身離さず持っている。葦原に来てから武術の鍛錬をし、雑魚敵ぐらいであれば倒せるようになっている。彼の吹く横笛の音色には破邪の力がある。
丸山風太郎……日下部家の家臣。幻心道場の元門下生。師範の荒田幻心によって甲賀の秘術と甲賀の秘宝『摩利支天像』のありかを記憶の底に封印されるも、甲賀の忍び『オズノ』の術で封印が解かれ、少しずつ記憶を取り戻しつつある。剣術をならっていた割にやや小心。
丸山しほり……風太郎の妹。兄思いのけなげな少女。
※尚、このシナリオは『死の予言者』の続編になりますが、前作に参加されていない方も参加できます。