こんにちは、YAMです。
【逢魔ヶ丘】シリーズ最終章前編です。よろしくお願いいたします。
コクビャクとの全面対決です。初めてのご参加も歓迎いたします。お気軽にどうぞ。
【戦線の状況】
『丘』を中心にあちこちで小規模なぶつかり合いが起こっています。
その混乱の中に、乱入した“狂戦士(バーサーカー)もいますが、位置は定かではありません。
コクビャクの兵は、平均的な、剣や槍等で武装した魔族の兵です。中には魔鎧を装着した者もいるでしょう。
【卯雪のいる小屋】
中には石化状態の卯雪、キオネと数人の(不測の事態に備えての)医療関係者以外がいます。
もちろん周囲は警察や守護天使の兵士が守っていますが、コクビャクの尖兵が数人、小屋へと向かっているのも事実です(PL情報)。
小屋の位置は『丘』から百メートル弱ほど、守護天使たちの陣営寄り、といったところです。
【飛び入りの狂戦士】
これはもちろん魔鎧ペコラ・ネーラを装着したヒエロ・ギネリアンなのですが(PL情報)、現在ペコラを装着した影響から完全なバーサク状態に陥り、正気が失われていて物事の正常な判断がつかない状態だと思ってください。ただひたすら戦乱と血を求め、戦場で誰彼構わず斬りかかっています。
ただ、何かに引かれるように、卯雪のいる小屋へと少しずつ近づきつつもあるようです。
今のところ守護天使たちもコクビャクも、この人物が誰なのか判別できていないようです。
分かっているのは刀姫カーリアとキオネだけです。カーリアは彼を捜して戦場に飛び出していきました。
魔鎧ペコラは、コクビャクが『丘』開場のために求める『灰の娘』エズネルの現在の姿です。彼女の素性がコクビャクに知れれば、彼らの魔の手は彼女及び彼女を装備したヒエロに向かうことになり、同時にペコラの欠片を宿しているに過ぎない卯雪の“コクビャクにとっての利用価値”はなくなるという可能性が非常に高い、ということを念頭に置いてください。
【不時着した飛空艇】
現在のところ、意識が戦線に集中しているため、誰も注意を払っている様子はありません。
ザイキの生死、消息は不明です。
【コクビャクの空中移動要塞】
本文通り、巨大な城塞のような構造です。
内部にある、タァと一部の幹部だけが入れる特殊防護室は、今のところ外部から侵入する術はありません。内部からの許可がないと入室許可を得るためのやり取りすらできない上に、詳細を知らないと出入り口の場所も分からないということになっています。部屋そのものは、コントロールルームと隣接しています。
もちろん内部にもコクビャク兵がいます。また外からの侵入者をシャットアウトするための防護壁も、何ケ所か仕掛けられています。
特殊防護室もコントロールルームも要塞の深部にありますが、パレットがグラフィティ:B.Bから教わったのは「取り敢えず内部に入る」ためだけの潜入経路なので、そこからどれだけ奥に迫れるかはやり方次第です。
【黒白の灰について】
そもそもは「非魔族を魔族に変える」代わりに「魔族の原本能が除かれ、魔族でなくなる≠魔族としての生命力が低下し命の危機に陥る」ということで、魔族にとって有害な薬のはずですが、コクビャク側は「タァによる改良に成功し、魔族に対する影響だけを取り除くことができた」と自信たっぷりの様子です。
【NPCの動き】
本文通り、カーリアは武装して戦場に出ていきました。目的はヒエロの身柄確保です。
キオネは卯雪に付き添って小屋にいます。
パレットと鷹勢は要塞に潜入するようです。要塞の警備は堅固なので、潜入アクションを取る場合、彼らが教える(そして彼ら自身が入っていく)通路入口からでないと潜入は不可能です。