【ニルヴァーナへの道】奈落の底の底(後編) リアクション公開中! |
シナリオガイド【イコン参加可】想念が具現化する混沌の地。その底に待つのは―――
シナリオ名:【ニルヴァーナへの道】奈落の底の底(後編) / 担当マスター:
九道雷
浮遊大陸パラミタ。 ■□■ ナラカ上空。 艦隊の横に突如全長100キロの物体が出現しました。 それは……。 「巨大な人間!? いくらなんでもそんな事あるのか……何だっ!?」 シャンバラ側の艦隊司令も務める長曽禰広明(ながそね・ひろあき)少佐は驚きを隠せませんでした。 物体はエリュシオンのアスコルド大帝と融合する前の、御人良雄(おひと・よしお)だったのです。 そして100キロ良雄はジャンプを開始。 巨大な質量の移動により、艦隊は木の葉のように揺れます。 「全艦、上空へ退避する! イコンは艦に戻れ!」 艦隊は100キロ良雄の影響から逃れるために退避を始めました。 しかしそれに逆らうイコンがいました。 『ナラカは想像次第で何でも出来るんでしょ! なら、アイツを吹き飛ばすまで!』 「やめろ、危険だ!」 『少佐、他に方法はありませんよ! 良雄には悪いが……』 国軍の新配備イコン、“プラヴァー”のパイロットは、 思念によって巨大なビームランチャーを出現させ、100キロ良雄に狙いを定めました。 しかし。 『ラ、ランチャーに食べられる!? うわああーーっ!!』 ビームランチャーから生えてきた牙と触手によって、 捕食されたのです。 「ナラカで進化したウミウシの一種。 知性体の想像力に擬態するは聞いていたが。 ……まさに想像以上、ということか」 長曽禰が御座船に目をやると、 恐竜の群れに襲われていました。 ■□■ 御座船内。 『申し訳ございません。 恐竜については、私のトラウマが原因かと……』 エリュシオン側の司令を務める“帝国最硬”の異名を持つダイヤモンドの騎士は 恐竜を始末すると、大帝に陳謝しました。 「いや、俺があんな巨大で迷惑かけてるッスから……」 『……陛下、あのような姿が出てくる理由、思い当たる事はございますか?』 「ジャンプしてるって事は、カツアゲされてるんじゃないッスかね?」 『カツアゲですか? ああ、小銭を検査するためのジャンプ……』 そう言いながらもダイヤモンドの騎士は思考を続けます。 (良雄君の深層に刻み込まれた“カツアゲへの恐怖”が 具現化しているというのか。 だが、大帝の力は常に自らの望む運命をを引き寄せる物。……だとすれば!) ダイヤモンドの騎士は在船している賢人たちに命じ、 100キロ良雄の周辺を調査させました。 そして。 『調査の結果が出ました。 全長100キロの良雄様の“カツアゲジャンプ”により、 約一時間で地表は突き破られ、“ナラカの底”に至る事が出来ます』 「マジッスかっ!!」 ナラカの底。 それは、ドージェが待っていると伝えてきた場所だったのです。 しかし、100キロ良雄に群れる生物たちがいます。 食物に飢えたナラカの生物たちが100キロ良雄を食べ始めたのです。 ■□■ 一方。 「ナラカに落下した者がいる? 斯波大尉が連れ込んだ子供か……」 3号艦での戦闘中、飛空艦より落下した者数名。 報告を聞いて、都築少佐はテオフィロスを見ました。 出発前、ハルカを乗船させた斯波大尉は、 『ナラカで役に立つかもしれないから』 と言っていました。 「もしかしたら、ナラカで役に立つこともあるかもしれない、ってね。 思わせぶりな上、確信も無いみたいで半信半疑だけど、 まあ、物は試しだわ」 と。 「正直それどころでもないが、生きている可能性もある。 放って行くのも寝覚めが悪いな。 生死を確認し、無事なら連れ帰ってくれ」 「了解した」 「あまり、道草はするなよ」 担当マスターより▼担当マスター ▼マスターコメント
【ニルヴァーナへの道】奈落の底の底(後編)をお届けします。 ▼サンプルアクション ・俺の想像力が恐ろしい事に ・100キロ良雄を防衛する ▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました) 2011年10月27日10:30まで ▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました) 2011年10月28日10:30まで ▼アクション締切日(既に締切を迎えました) 2011年11月01日10:30まで ▼リアクション公開予定日(現在公開中です) 2011年11月21日 |
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