シナリオガイド
始まりがあれば終わりがある。パートナーとだって……。
シナリオ名:【蒼フロ3周年記念】パートナーとの出会いと別れ / 担当マスター:
桜月うさぎ
物事には始まりがあれば終わりがあります。
始まりは些細なきっかけかもしれません。
終わりはあっさり来るかもしれません。
けれど、始まらなければ終わらないように、出会わなければ別れも来ません。
それは契約者の関係も同じ。
出会いは偶然、あるいは運命のいたずらだったかも知れません。
けれど、あの日あの時出会えたからこそ、その人は今パートナーとしてあなたの傍らにいるのです。
あの日あの時出会わなければ、もしかしたら他の契約者のパートナーになっていたかもしれませんし、一生契約せずに過ごしたかもしれません。
あの出会いの巡り合わせが、あなたとパートナーの未来を結びつけたのです。
……そして。
地球人はいつかは寿命が来ます。
そのパートナーも、大半の種族は地球人と同じく、自然の理に基づいて生まれ出でて地へ還ってゆきます。
しかし、種族によっては不老不死の者もおり、そういう者達は多くのパートナーとの出会いと別れを繰り返すかもしれません。
――あなたはパートナーとどんな出会いをしましたか?
――そして……あなたはパートナーとどんな別れ方をすると思いますか?
「まさしくこれは最良の巡り合わせね」
龍杜 那由他(たつもり・なゆた)は大きく頷きました。
「これなら出来るわ。龍杜の秘術が」
マホロバの僻地にある龍杜に伝わる秘術に、“過去見”と“未来見”というものがあります。常に出来るものではないが、星や気の巡り合わせが条件にあえば、過去や未来をのぞき見せることが出来る……と那由他は信じていました。
過去はその記憶を持つ者の主観により、真実とは少し違った様相で保存されていることがありますが、それはそれで本人が持っている過去の記憶には間違いありません。
未来は確たるものではなく、変動するものではありますが、それが今の状態を保持した場合に一番可能性のありそうな未来である、とは言えるでしょう。
“過去見”も“未来見”も、誰に見せるかは選択出来ます。
1人でのぞき見るのも、パートナーと共に見るのも、那由他と共に見ることも出来るのです。
さあ――。
あなたとパートナーとの馴れ初めを見せて下さい。
また、お望みであれば、龍杜の秘術でいつかやってくる別れをお見せしましょう。
――。
担当マスターより
▼担当マスター
桜月うさぎ
▼マスターコメント
皆様のお陰で『蒼空のフロンティア』も3周年を迎える事が出来ました。ありがとうございます。
3周年を記念して、皆様のMCとLCの出発点である出会い、及びこれから来るかもしれない別れを描写するシナリオを出させていただきます。
NPC龍杜那由他が龍杜神社に伝わる秘術“過去見”と“未来見”で、皆様の記憶や情報を元に出会いや別れを見せます。
過去は本人の記憶により脚色されていることがあり、未来は変動するものなので、このシナリオで書かれたことが真実であり確定である、とは言い切れません。けれど1つの出会い、1つの別れとして、皆様のキャラクターのイメージ作りにお役立て頂ければと思います。
自分語り上等のシナリオなので、普段は出来ないキャラクター語りを遠慮無くどうぞ。どんなドラマが見られるのか、とても楽しみです。
未来人がこの時代にやってきた動機はこれだ! みたいな使い方も出来るかと思います。
『日時』『場所』『状況』等で決まっていることがありましたら、文字数にも余裕があることなので、アクションにがっつり書いて下さいね。状況や会話につい集中してしまいがちですけれど、たとえば日時でも、夕方とか指定されていると、風景描写に夕焼けを入れられたりしますし、天気、周囲の風景等々、こんなのがいいー、というのがありましたら、どんどん書いて下さい〜。
これだけはヤだ、というのがある場合も、しっかり書いておいて下さいね〜。
アクション欄は、誰のアクションなのか分かるようにしておいて下されば、LCの分をMCに、LCの分を他のLCに書く、等、していただいて構いません。
リアクションでの描写に際して参考にしたいので、もしよろしければ、アクション欄の一番最初に以下のアルファベットをお書き下さいませ。アルファベットだけでいいですよー。書かなくてももちろん構いません。
【A】可能な限り、アクションに無いものは描写しないで欲しい。(設定がばっちり固まっている人向け)
【B】アクションにあるものは可能な限りそのまま。書いてない部分や不明な部分は付け加えても可。
【C】いつも桜月がやってる程度に、アクションを元に適当に改ざんや付け加えしても可。
【D】改ざん付け加え多めに遊んでも構わない。
【E】いっそ、まったく違うものになっても可。(思うようなものにならない可能性大なのでリスク高いですが〜)
■このシナリオの特別ルール
パートナーとの出会い、もしくは別れは参加させたLCごとにアクションを掛けることができます。
MCはどのパートナーの場面にも登場させることができます。
このシナリオに限り、ダブルアクション判定無しに最大3LC分のアクションを掛けることができますが、その分MCにおける1LCあたりのアクションの文字数は減りますので、描写が軽めになります。
複数LC分を使用して1LCとの出会い、あるいは別れの場面を描写することも出来ます。その場合、他LCがその場面に居るのか、それともその場面には居ないのか(描写して良いのかいけないのか)を教えて下さいね。
○パートナーとの出会い編
「学校の裏山に封印されていたLCを解放した」「修学旅行で空京に行ったらLCにナンパされた」など、パートナーとの出会いの場面を描写します。
場所は地球、パラミタ、どちらでも可能です。よく知られていない場所につきましては、詳しい説明を書いて下さい。
PCの自由設定と同じく、『蒼空のフロンティア』の世界観に抵触する設定は自称扱いとなります。
LC1人分を使用して、関係キャラクターを登場させることが出来ます。
その場合、使用するLCのアクションの最初の行に、
『名前』【関係】をお書き下さい。
例:『讃岐 赫映』【那由他の幼馴染み】
その下に、簡単な設定をお書き下さい(年齢、外見、口調、性格、立場、等)。
それから、そのキャラクターのアクションをお書き下さい。
※関係者キャラクターを登場させる代わりに、このLCはアクションをかけられなくなります(一緒に行動している、くらいの描写は構いません)。
※設定できるのはPCの関係者に限ります。
※関係者の設定を書く為のもの、というよりは、その設定を踏まえて関係者を動かすためのものですので、設定に書くのは今回の行動に必要なもの優先でお願いします。
○パートナーとの別れ編
「魔女LCが地球人パートナーの最期を看取る」「パラミタと地球が分かれて地球人パートナーと剣の花嫁LCが離れ離れになる」など、パートナーとの別れの場面を描写します。
場所は地球、パラミタ、どちらでも可能です。よく知られていない場所につきましては、詳しい説明を書いて下さい。また、どんな未来になっているかや持ち家などは自由に決めて頂いて構いません。
ただし、未来見で見られるのは「これから来るあろう未来の1つ」に過ぎません。必ずこの未来になる訳ではありませんので、自由に決めて頂いて構いませんが、PCの自由設定と同じく『蒼空のフロンティア』の世界観に抵触する設定は自称扱いとなります。
未来の話ですので、歳を取るMCとLCは相応の歳を取ります。現在のデータより強く設定して頂くこともできます。
LC1人分を使用して、子孫キャラクターを登場させることが出来ます。
その場合、使用するLCのアクションの最初の行に、
『名前』【関係】をお書き下さい。
例:『龍杜 恒河沙』【那由他の娘】
その下に、簡単な設定をお書き下さい(年齢、外見、口調、性格、立場、等)。
それから、そのキャラクターのアクションをお書き下さい。
※子孫キャラクターを登場させる代わりに、このLCはアクションをかけられなくなります(一緒に最期を看取る、くらいの描写は構いません)。
※設定できるのは自分の子孫に限ります。
※アクション締切時点でPCの方は、この方法では登場させられませんが、締切後、未来人LCとしてこのキャラクターを登録されるのは構いません。ただし、設定は未来人に準じます。
※子孫の設定を書くためのもの、というよりは、その設定を踏まえて子孫を動かすためのものですので、設定に書くのは今回の行動に必要なもの優先でお願いします。
○NPCについて
パートナーとの出会い、もしくは別れの場面に公式NPCを登場させることもできます。
公式NPCを登場させる場合、LC1人分を使用して、アクションの一番最初に【仁科耀助同行希望】のように、希望する公式NPC名をフルネームでご記入下さい。
公式NPCの行動を決めることは出来ません。また欄を使用したLCがリアクションに登場することも出来ません。
描写されるのはパートナーとの出会い、あるいは別れであり、公式NPCとの出会い、あるいは別れではないことにご注意下さい。
出会いの場合、NPCも相応に若くなります。
別れの場合、NPCも相応の歳を取ります。
なお、アクション締切時点で婚姻関係に無いNPCとの婚姻を行ったり、子孫を残したりすることは出来ません。
また、このアクションはNPCとの関係を新たに築くものではございません(出会いの場面で、金鋭峰とシャンバラ教導団立ち上げ前から親友など)。未来の場面で、こうなっているといいなという関係を描くことは出来ますが、それはあくまで未来見を試みた人の頭の中にある1つの未来、でしかありません。
NPCにも感情はあるので無茶なことはさせられません。場合によってはその場にいないと判定されることもあり得る、ということを予めご了承の上、ご使用ください。
▼サンプルアクション
・パートナーとの出会いを見たい
・パートナーとの別れを見たい
▼予約受付締切日
(既に締切を迎えました)
2012年06月21日10:30まで
▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)
2012年06月22日10:30まで
▼アクション締切日(既に締切を迎えました)
2012年06月26日10:30まで
▼リアクション公開予定日(現在公開中です)
2012年07月25日