「砂上楼閣 第一部」第4話のシナリオガイドをお届けします。
第一部最終話の大きな目標は、ハイサム外務大臣とタシガン領主の会談を成功させることにあります。その結果如何では、薔薇の学舎がタシガンを放逐されることにもなりかねません。
学舎の皆さんは、自分たちの居場所を守るためにも頑張ってください。
タシガンサイドの動きとしては、次のようなものが考えられます。
●会談を成功させるためにも、横槍を入れてきている外部を黙らせる。
タシガンの民に対する態度としては、武力による鎮圧ではなく「対話」にこだわるのも良いでしょう。しかし、実際問題、これまでも何度か、他校生からの横槍で対話のキッカケを潰されてきています。まずは彼らを抑え込まなくては、対話もへったくれもありません。時には武力に訴えることも必要でしょう。
外務大臣が到着する予定のタシガン空港にも、テロ行為を目的とした人間が忍び込む可能性もあります。対策を考えると同時に武力衝突の覚悟を決めておいてください。
また、これらのアクションをかけられる方で、第三話まで描写はされていなくとも、タシガンに来ている他校生の動き等、何らかしかの「調べる」アクションをかけられている方は、その前提に基づいてアクションをかけていただいてかまいません。
●アーダルヴェルトと上杉謙信の関係を明らかにし、会談で優位に立てる情報を入手する。
リアンさんの過去を通して、アーダルヴェルトや上杉謙信が暗躍していることが分かっています。アーダルヴェルトにその事実を突きつけることで、会談で優位に立てるかもしれません。これは前回でリアンさん絡みのアクションをかけられていた方に推奨です。
●外務大臣とともに会談の場に同席する。
こちらは警備する人と意見を述べる人、両方の人材が必要です。
警備を担当する方は、その警備計画を、発言者を希望する方は、その発言内容をお書き添えください。その際に理想論を述べるだけではタシガンの民は納得してくれないでしょう。関係修復をするための具体的な施策を提示する必要があります。
ちなみにリアンさんの情報によると、アーダルヴェルトは「かわいいもの」がお好きだそうです。ラフィタさんからは「薔薇の花」が好きとの情報をいただいております。
遺跡組については、遺跡の制圧を最終話の目的とさせていただきます。
薔薇学勢、天魔衆、どちらが遺跡を制圧するかによって、第二部のストーリーが大きく変わってきます。天魔衆が勝った場合、遺跡は天魔衆のアジトとなる予定です。
制圧に力を注ぐのが正道ですが、アディーンやまだ眠っている2体の花嫁を連れて逃げてしまう方法もあります。
ただ、一人のプレイヤーさんが、MCは制圧、LCは逃亡といったダブルアクションをかけられた場合、「二兎を追う者は一兎をも得ず」になりかねません。その辺は、同じく遺跡にいる他のプレイヤーさんと役割分担をした方が成功率が高まります。
また、遺跡がある浮遊島には、残留組帰還のための飛空艇が残っています。
天魔衆にはお迎えの飛空艇が到着しているため、こちらにも襲撃をかけてくる可能性が高いのでしょう。そのため飛空艇を守る方が必要です。これは新規参加者に守っていただくか、前回のリアクションで明らかに外務大臣の船に乗っている描写がされていない方のみとれるアクションとさせていただきます。
今回、第一部の最終話ということもあり、個人的な趣味に基づくアクションは通りにくいかと思います。会談の終結と、遺跡の制圧という2つの目的を果たすためのアクションに限定していただければ幸いです。
また、自らの意志で敵対アクションをかけてきているプレイヤーさん以外の方に対する、敵対アクション(仮にご本人にそのつもりはなくとも、第三者から見るとそうとれるもの)は、結果としてご自身に返ってきます。マゾプレイがお望みならばとめませんが、そうでないならば避けた方が無難です。
・会談の横槍を入れようとするテロリストと対峙する(帰島組専用)
・天魔衆の手から謎の遺跡を守る(浮遊島不時着組専用)
・外務大臣とともに会談に出席