まほろば大奥譚 第四回/全四回(最終回) リアクション公開中! |
シナリオガイド戦乱、激突する扶桑の都! まほろばの未来は誰の手に?
シナリオ名:まほろば大奥譚 第四回/全四回(最終回) / 担当マスター:
かの
(前回のあらすじ) 卍卍卍 将軍家の秘密を巷に流した罪で、葦原明倫館分校長ティファニー・ジーン(てぃふぁにー・じーん)は、 鬼城家の忍者部隊に追われていました。 彼女を守ろうとする人たちに助けられますが、傷を負います。 そして放たれた『鬼』は、まだ残っていた人の心から、再び人と繋がるため、鬼鎧へと 自らの『鬼の血』の提供を行いました。 鬼鎧は、『鬼の血』とともに調査隊の長い苦労がよくやく報われたカタチで蘇ります。 鬼鎧はもともとは、マホロバの鬼でした。 それをマホロバ人の旗本が操る主従であり、軍事兵器だったのです。 鬼鎧の魂は、今なお、主として鬼の血を引き継ぐマホロバ人を求めていました。 『鬼の血』を使用することで、その代用とする技術に成功したのでした。 卍卍卍 扶桑の都では、瑞穂藩士たちによる天子拉致計画が実行されました。 それを阻止しようとする人々との混戦の中、桜の世界樹『扶桑』の開花とともに 『天子』が現れます。 【『扶桑』は枯れ、また蘇る。 復活の『噴花』によってマホロバの生命の多くが死に、新しい命がばらまかれます。 『死』と『復活』と『繁栄』。それが扶桑の噴花です】 そして、二千五百年前に初代将軍鬼城 貞康(きじょう・さだやす)にマホロバを統治する力を授けたのは、 鬼城家が鬼鎧を含め、類い稀な「鬼」の力でマホロバに天下統一という安寧をもたらしたためだと言いました。 【初代将軍 鬼城貞康は、どうやって世の中を秩序立てるかを考えていました。 荒れ果てた社会立て直し、幕府の安寧を末永く保ちたかったからかもしれません……】 【もう一度。あなた方に、ここにいる全てものにマホロバを守る資格を問います】 【『私』はこの地に眠るもう一人の『私』を取り戻します】 天子は次の守護者が決まるまで、再び扶桑の木となって姿を消しました。 卍卍卍 (扶桑の周辺にて) 瑞穂藩士による天子拉致計画は失敗に終わりましたが、その後、都では、扶桑が 枯れ始めたという噂がたちはじめました。 同じころ、マホロバ中に天変地異が起き、豪雨や山火事、地震などが頻繁に起こる ようになります。 天子の言葉通りであれば、扶桑は『復活』と『繁栄』の為にマホロバと共に死にゆく準備期間に入ったのです。 『扶桑』の力が弱まると、『天鬼神』の力の中の『天子』の力が弱まり、マホロバを 外敵から守ることができなくなります。 それどころか、外敵から守ってきたはずの『鬼』がマホロバを破壊するというのです。 かねてよりマホロバと扶桑は一蓮托生。 数千年ごとに『死』『復活』『繁栄』をいうサイクルを繰り返してきました。 そして、マホロバで生きる人々の想いは、国家神である扶桑と天子を奉り、共に生きて いくことにかわりはありません。 しかし、天子はこう告げたのです。 ――扶桑の噴花によって、新しい生命がマホロバ全土にばらまかれる そのとき、多くの生命が死に絶える…… 「噴花が起これば新しい生命がマホロバにばらまかれる。 しかし、そのために今を生きるマホロバの人々が大勢死ぬことになる…… 扶桑の噴花を成させて、果たして良いと言えるのだろうか……?」 将軍は現在の治世を預かる者として、今の人々の命を犠牲にして未来の命を得るか、 悩みます。 またもう一つ、将軍家には大事な問題がありました。 貞継は後継者問題について思案します。 もう自分一人の力では、鬼の力を抑えられず、新しい将軍家に思いを馳せるように なっていました。 「誰に将軍を譲るのか……」 卍卍卍 (瑞穂にて) 将軍の血を引く子供を抱え、扶桑の都の瑞穂藩邸へ逃げ込んだ睦姫を待っていたのは、 エリュシオン帰りの龍騎士漆刃羅 シオメン(うるしばら・しおめん)でした。 シオメンが睦姫の子供をエリュシオンに連れて行こうとするのを、日数谷現示は 別の将軍の血を引く子――ファトラ・シャクティモーネ(ふぁとら・しゃくてぃもーね) の子供とすり替え、渡します。 龍騎士はマホロバ将軍家の血を引く子にエリュシオン帝国の教育と影響を受けさせ、マホロバ幕府 そのものを乗っ取ることを考えていました。 その直後、マホロバ門外で大老楠山が暗殺されました。 襲撃者は、瑞穂の脱藩浪士とも不満分子ともいわれていますが、手を引いた人物は、 睦姫の幸せを願ってのことだったのです。 しかし、この事件は幕府と瑞穂藩の間を急激に悪化させました。 幕府では『天子を拉致仕様とした罪』と『大老楠山暗殺』嫌疑により、瑞穂藩を制裁するとして、 討伐軍をさしむけようとしていました。 復活した鬼鎧も葦原明倫館総奉行ハイナ・ウィルソン(はいな・うぃるそん)の米軍からの要請で 投入することになりました。 もはや、将軍でさえも止めることはできません。 瑞穂藩も瑞穂弘道館分校、日数谷 現示(ひかずや・げんじ)が中心となり、扶桑の都で迎え撃ちます。 数千年の時を越えて、扶桑の都で両者が再び相まみえるのでした―― 担当マスターより▼担当マスター ▼マスターコメント
ゲームマスターの「かの」です。 ▼サンプルアクション ・自分が将軍の子を産む ・扶桑と天子に関わる ・葦原・幕府軍と共に戦う ・瑞穂藩士と共に戦う ・マホロバの行く末に携わる ▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました) 2010年12月02日10:30まで ▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました) 2010年12月03日10:30まで ▼アクション締切日(既に締切を迎えました) 2010年12月07日10:30まで ▼リアクション公開予定日(現在公開中です) 2010年12月24日 |
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