シナリオガイド
打ち上げる花火に想いを乗せて、打ち上がる花火にほほえみを求めて
シナリオ名:作れ!花火を!彩れ!夜空を! / 担当マスター:
古戝 正規
「くっくっくっ、各学校の生徒諸君、世の中を楽しんでるかぃ?
凡人から与えられた楽しみなど、質素で平素で退屈なばかりだろう?くっくっく、この私がとっておきの「ロマンスの種」を提供してあげよぅ。
今しがた、『花火玉構築機』の改良型試作機が完成してねぇ、早速今年も『花火玉制作会』を開催しようと思ぅ、場所は空京噴水広場、週末の午後だ。
昨年機からの改良点は二つ、『花火玉構築機』は縦者が思い描いたイメージを読み取って火薬の量と配置を調節、そして花火玉を構築するわけだが、このイメージを具現化する機能を向上させたんだ。今年は文句は言わせないよ。
そしてもう一つは、賊への対策を強化した。そうだったな、アリシア」
目玉の飛び出した魔眼撮影機から顔を離して、助手のアリシア・ルードは資料に目を移して言った。
「はい、各学校と生徒に防衛チームの有志を募っております。今年は組織的に警備しますので、賊の勝手にはさせません」
「ふぅむぅん、毎年大量の火薬を用意するからねぇ。でも、改良点はココだよ。どれだけ暴れても策を弄したとしても、決して火薬は奪えない。噴水広場から持ち出す事が出来ないんだ、くっくっく、気の毒だが勝つのは私の頭脳だよ」
「そのような挑発はお止め下さい。百害こそあれ一利もありません」
「くっくっく。あぁ、ちなみに『花火玉構築機』の動力は魔力だからね。魔力を持たない生徒諸君は魔力を持つ生徒諸君に構築作業を代わってもらうといい、もちろんイメージを正確に伝える作業は簡単ではないだろうがね」
「ノーム様、当日に向けて試作機を量産しなくては、おそらく」
「分かっているよ。縦者は地球人でもそのパートナーでも構わない、だが時間を区切り、チャンスは一人一回とする。如何に集中できるか、どれだけ鮮明で具体的にイメージできるかが全てだよ。そのイメージに纏わるエピソードを思う浮かべることも有効かも知れないねぇ」
イルミンスール魔法学校魔術科学専攻ベルバトス・ノーム教諭は笑みを見せて、魔眼撮影機へと歩み寄り来た。
「夜空に散る花火、その輝きに込めるのは君の想いや願い、はたまた青春の一場面かぃ?夜には花火の打ち上げ会を行う、その見学だけでも良しとするよ。それでは生徒諸君、美しく儚い「ロマンスの夜へ」、空京で待っている、くっくっくっくっく」
担当マスターより
▼担当マスター
古戝 正規
▼マスターコメント
花火大会、ロマンス広場。夏に見ずして夏は行き過ぎぬ。
花火のイメージは複雑であればあるほど構築作業は困難になりますが、二次元でも三次元でも構いません。
パートナーや大切なあの人へ。想いを込めた花火玉で、素敵な「ひととき」を過ごしませんか?
▼サンプルアクション
・花火玉を作り、パートナーと一緒に見る
・花火玉を完成させる
・火薬を奪取する
・広場を警備して火薬を守る
▼予約受付締切日
(既に締切を迎えました)
2009年08月04日10:30まで
▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)
2009年08月05日10:30まで
▼アクション締切日(既に締切を迎えました)
2009年08月09日10:30まで
▼リアクション公開予定日(現在公開中です)
2009年08月19日