波羅蜜多実業高等学校

注意点：ひな段争奪戦で段に座れるのはMCのみです。

「お正月が来たと思ったら、あっとゆう間にひな祭りの時期が来ましたねぇ…。
　生徒さんを呼んで、ぱーっと楽しみたいですぅ！」
　大勢でひな祭りを楽しみたいエリザベート・ワルプルギス（えりざべーと・わるぷるぎす）は、パーティーを開くことにしました。
「また他校の生徒さんたちも来てくれると嬉しいね。
　誰か美味しいお料理作ってくれたらいいな…てちょっと思ってみたり」
　桜井　静香（さくらい・しずか）も生徒たちと一緒にひな祭りを楽しく過ごしてみたいようです。
「ただ普通に過ごしても面白くないのじゃ！」
　普通にひな祭りを過ごそうとする2人に向かって、アーデルハイト・ワルプルギス（あーでるはいと・わるぷるぎす）が抗議の声を上げました。
「普通じゃないのって何ですかぁ？」
「フフフ…聞いて驚くでないぞ。ひな壇争奪戦をやるのじゃぁあ！」
　首を傾げるエリザベートに対してアーデルハイトは、校舎中に響き渡りそうな大声で企画を発表しました。
「えー…皆で交代で座ればいいじゃない」
「甘い！本来、ひな壇におひな様とおだいり様は1人ずつしかおらんのじゃ。
　よってそれ以上は座ってはならんのじゃぁあ！」
「あら、楽しそうですわね。わたくしも観戦いたしますわ」
　面白そうな企画にラズィーヤ・ヴァイシャリー（らずぃーや・う゛ぁいしゃりー）は観戦しにやってきました。
「でも大ババ様、そんな大きなひな段どうやって作るんですぅ？」
「うぅ問題はそこなんじゃ…」
　彼女はどうやってひな段を用意しようか考え込んでいるようです。

　祭りの時期がやってきたと聞きつけて、ある黒装束集団がイルミンスールの校舎の前へ現れました。
「また祭りの時期がやってきたようだな。
　今度は何の祭りは…ひな祭りとやらか？」
　戦いの祭りと勘違いしてやってきた黒子部隊・笑転ジャーは何を企画しようか悩んでいるようです。
「お…おぬしらは！」
　名案が浮かばないアーデルハイトは気分転換に、外の空気でも吸おうかと窓を開けると見覚えのある集団を見つけました。
　彼らを見つけた彼女はアイデアをもらうと急いで正門へ向かったのです。
「ちょうどよいところに来た！
　おひな様とおだいり様の席をかけた戦いをやりたいのじゃが、何かいいアイデアはないかのう」
「ほう、面白そうだな。
　我々がその席とやらを用意してやろう！」
　笑転ジャーたちは高さ200mの巨大なひな段をイルミンスールの校舎付近に用意しました。
「1段1段登りきるか、わらわが見届けるのじゃっ」
　登っていく生徒たちを見ようとアーデルハイトは、ひな段が見えるカフェの中ではなく外で見ることにしたようです。

　危険なことはせずにイルミンスールのカフェでゆっくりと過ごしますか？
　それとも、おひな様とおだいり様の席を狙いますか？

さて、お祭りの時期がやってきましたね。
舞台はイルミンスールの方ですが、どの所属学校でもご参加いただけます。

おひな様とおだいり様を狙うのは、男女ペアのカップルでなくてもいいです。
友達同士で狙うのもありですし、どっちがどの役をやるのかも自由です。
もしかしたら意中の相手でもない人が隣にいるかもしれません…。
座りたいという気合いで登って来たのですから、そういう結果もあるかもしれないということです。

【注意事項】
ひな段に誰かと登りたい場合のお相手は1人1人までです。
合意の上で誰かと一緒に段を登る場合、必ず互いのアクションに相手のMCの名前をお書きください。
おひな様の席に1人、おだいり様の席に1人までとなっています。

武器・スキルの使用は可能ですが、負傷してもお笑い的オチになります。

危険なことは参加しないでカフェの中で、ゆっくり過ごしているのもいいかもしれませんね。

・おだいり様のポジションを狙うに決まってんだろ！

・おひな様のポジションを狙うわ！

・ひな祭りに相応しい料理を作る！

・参加者たちとパーティー会場で料理を食べながら会話をする。

・ひな段の席の争奪戦をガラス越しに眺める。