【十二の星の華】シャンバラを守護する者 その3 リアクション公開中! |
シナリオガイドホイップは無事に戻って来るのか、それとも……
シナリオ名:【十二の星の華】シャンバラを守護する者 その3 / 担当マスター:
えりか
空京で薬屋を営んでいた小太り中年のおやじシャガ・コチョウの放火によってジャタの森の村で起こった火事は無事に消火されました。 ■□■□■□■□■ 今はもう使われていない洋館が1つありました。 ある部屋では赤い革の椅子にゆったりと座りながら石化ホイップを眺めている者がいます。 「ティセラも粋なことしてくれるよね〜」 マッシュが1人ほくそ笑んでいるのです。 「それは預かりものだ」 「やだなぁ、分かってますよ」 背後から近寄ってきたシャノン・マレフィキウム(しゃのん・まれふぃきうむ)にマッシュは言葉を返しました。 「この家から離れる場合は、あの中年太り……シャガに連絡、でしたよね」 「ああ、離れる事がないのなら、おやじには違う事をやらせると言っていたな」 確認が済むとシャノンは、もう用がないとばかりに部屋を出て行きました。 ジャタの森の中では、宿屋の青年主人グラン・リージュがホイップの石化解除薬の話しをしていました。 「薬の調合は、ボク1人では3日ほどかかってしまいます。それにたった1つ材料が足りないんです。タノベさんに依頼してあるのですが――」 そう言った途端に、グランの携帯が鳴りだします。 慌てて、携帯のボタンを押し、耳に当てます。 「はい……はい……えっ!? 手に入ったんですか!? 分かりました! すぐに取りに行きます」 グランは皆に向き直りました。 「たった今、その材料が手に入ったそうです! タノベさんが居るのは、手作りダンジョンだそうです。今すぐ行き――」 行こうとしたのですが、自分に乗り物が無い事に愕然としてしまいました。 その時、今度は新田 実(にった・みのる)の携帯に連絡が入りました。 「おう、タマ! どうした?」 どうやらイルミンスール魔法学校の図書館で巨大台風対策本部を作った狭山 珠樹(さやま・たまき)からの連絡だったようです。 『台風の正体は普通の自然現象であることが判明しましたわ! この図書館にある文献に載っていましたわ! やらなければいけない事は巨大台風の消滅もしくは方向転換……最悪の場合は住民の避難ですわね』 そう報告してきました。 エル・ウィンド(える・うぃんど)は、ぎゅっと星杖『シナモンスティック』を握りしめ、どんよりと垂れこめてきた空を見上げました。 「ホイップちゃん……」 担当マスターより▼担当マスター ▼マスターコメント
マッシュさんのいる洋館には仕掛けもありますので、ご注意を。 ▼サンプルアクション ・ホイップを救出しに行くぜ! ・薬の調合のお手伝いをします ・台風対策をしますわ ▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました) 2010年02月23日10:30まで ▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました) 2010年02月24日10:30まで ▼アクション締切日(既に締切を迎えました) 2010年02月28日10:30まで ▼リアクション公開予定日(現在公開中です) 2010年03月10日 |
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