今日は、杉井幾です。
「【十二の星の華】黒の月姫(第2回/全3回)」になります。
今回の件は蒼空学園近辺で起こったテロに関するシナリオとなりますが、他学校の生徒さんの参加も問題ございません。
さて、卒業式に向けてミルザムの身辺も慌しくなって来ました。
アッサシーナ・ネラは「ミルザムに天誅を」とはっきり宣言し、敵意をむき出しにしており、人々の眼前の前でミルザムを討ち取ることを目的としているようです。
また、真珠の今までの大人しさは徐々に消えつつあり、学校へも余りいきません。真珠をアッサシーナ・ネラと考える生徒達の視線が辛いのでしょうが、その不登校がまた、生徒達の疑いを強めています。
しかし、その反面、真珠の優しさに触れていた生徒達の中には「真珠があんなことをするわけがない」と思って居る生徒も多いようです。
それに藤野姉妹の特殊な関係性。これも今の状況を生み出す要因になっているようです。
ちなみに藤野家には執事の爺や、身の回りをする婆やが藤野姉妹と一軒家に同居しています。
藤野姉妹のことを知りたければ、この二人に話しを聞いてみるのもよさそうです。
ただ爺やはとても頑固。赫夜と互角の剣の力量を持っています。そして何でも剣の力量で、決めようとするところがあるので、この爺やから話を聞くのはそれなりの剣の腕が必要でしょう。ただし、爺やは自分が認めた相手はどれほど若くても、誠意を持って接してくれます。
それに爺やは藤野家の事情に非常に詳しいです。
婆やは姉妹の世話係。二人のことは身近なところから、しっかり監督しています。人当たりの良いお婆さまですが、年の功を重ねただけあって、なかなか強か。本当のことはなかなか教えてくれないかもしれません。しかし、藤野姉妹については本当に心配し、祖母のような目線で二人のことを見守っています。ちなみにこの婆やは、アイドルグループや韓流スターが大好き。しかし、ツァンダではなかなかグッズは手に入らないようで、それらを持って行くと、色々お話しをしてくれるかもしれません。
ただ、誰が、内通者であるのか、アッサシーナ・ネラの協力者であるのかは一切、わかりません。
婆や、爺や、三池 惟人にもその可能性は充分、あるでしょう。