五機精編、「最終章」です。時系列的には前回、「双子の章」の三日後です。
前回まで、ストーリーそのものは一回完結方式だと言っておりましたが、今回はこれまでの関連シナリオ(謎の古代遺跡と封印されしもの 第二回)以降を全部読んでいないとアクションを書くのが難しいかもしれません。
このシナリオはシリーズを通して難易度が高く、判定も非常にシビアなものになっております。ダブルアクションやシナリオの時系列に矛盾する行動にご注意ください。
特にMC、LCでの別行動という点でのダブルアクションは非常にもったいないのでお気をつけ下さい。
今回は、以下のような感じで分かれております。
・パラミタ内海の『施設』へ行く(メイン1)
・空京大学にて情報整理(サブ)
・保護された少女に会いに百合園女学院へ(メイン2)
その他、前回の結果を受けて傀儡師サイドについた方はそちら側のアクションになります。
また、一部のPCは前回の流れを受けて上記以外の行動が取れます。有機型機晶姫や銀髪の魔女関連の方数名が該当しております。
以下はアクション上の注意になっております。よくご確認下さい。
※新規参加者の方
次の情報はPCが持っている状態であるとしていいものです。これは、調査本部のデータベースにある情報だからです。
・五機精に関する基礎データ(現在、五体の名前、フィーア以外の能力特性まで判明)
・今回の『施設』が、「遺跡編」の舞台の関連施設である事。
・合成魔獣についての基礎情報(アスピドケロンの外見的特徴)遭遇すれば、見て分かる。
・機甲化兵についての戦闘データ(雷電属性が弱点、それ以外は効かない。他、攻撃パターン、雛型の存在等)
・傀儡師というワーズワースの遺産を狙う者の存在。英霊、芹沢 鴨と伊東 甲子太郎の存在。
アクションを書く段階では、単にPCがそれらを知っている事が前提になる、程度ですのでさほど難しく考えなくて大丈夫です。
※「遺跡編」「紅榴」「翠蒼の双児」参加者
調査部のデータベースの他に、各々が見聞きした情報を持っているものとします。過去のリアクション内において共有したもの以外は、他PC、並びにデータベースに「開示するかしないか」を選択出来ます。開示した場合、それらの情報は共有される事になります。
PC的に秘めておきたい情報は開示しない方がいいかもしれません。
なお、司城 征の正体は、イルミンスールサイドでリヴァルトに関わったPCがアクションにおいて誰かに教えるとしない限り、知り得ません。(リヴァルトはエミカにすら言っていないため+彼自身が他言無用、と失踪前まで言ってたため)
ここからは全体、PLに向けたものです。
※『施設』情報
・様々な機械が存在する。
・五つのブロックに分かれており、階層はブロックごとに異なる。
・中央に制御室のような場所がある。
・合成魔獣アスピドケロンがいる。
・武器庫、資料室は今回も存在。
・機甲化兵の雛型がおそらくいる。(残りはトレとチンクエ)
・有機型機晶姫の最後の一人(ルチル・ツェ―ン)もいるかもしれない。
・アンバー・ドライはアクションによってはこちらへ来ます。
※その他シナリオ全体情報
・芹沢 鴨は所在不明だが、敵ではない。
・機晶姫を連れていく場合、注意して下さい。傀儡師が現れた場合、行動不能もしくは操られる可能性があります。
・試作型兵器を発見した場合、使用可能です。ただし、武器に対応したクラス(武器レベルが成長するのが『対応』の条件)であなければなりません。一回の戦闘につき使えるのは一つです。(一回の戦闘とは、モンスター一体を倒すまでの間とお考え下さい。ただし戦闘中に敵の攻撃で破壊される可能性はあります)
・人工機晶石も手に入れている場合、使用時間が延びます。
・エミカの紫電槍・改は試作型兵器の司城カスタムです。雷電属性の物理攻撃が出来る以外に特別な意味はありません。威力もオリジナルには劣ります。
・今回、サファイア・フュンフとガーネット・ツヴァイは遺跡へは行きません。
・一番弱い敵は、量産型の機甲化兵です。三人いれば倒せるとなってますが、レベル目安はその三人の平均で25くらに設定してあります。
・サンプルに縛られ過ぎるとむしろ失敗するかもしれません。
いろいろと情報が出ておりますが、はっきり言って何が起こるか一切予測が出来ません。
今回で一連の物語の全てが完結するか、全てはアクション次第です。
蒼空のフロンティアの第一部がクライマックスですが、私のシナリオもクライマックスです。
それでは宜しくお願い致します。