狙われた村 リアクション公開中! |
シナリオガイド新たな体制の下、歩み出せ!
シナリオ名:狙われた村 / 担当マスター:
川岸満里亜
キマク郊外のサルヴィン川の近くにある喫茶店に、パラ実生を中心とした若者達が集まっています。 〇 〇 〇 「甘くておいしいね」 「うん、美味しい〜。いつもより美味しく感じるよ!?」 ライナ・クラッキル(らいな・くらっきる)とミルミ・ルリマーレン(みるみ・るりまーれん)は、木で出来た簡素な椅子に腰掛け、飾りも何も置かれていないテーブルについて、採れたてのぶどうを食べています。 白百合団の体制が整ったことで、休みを取ることのできた桜谷 鈴子(さくらたに・すずこ)が、2人をぶどう狩りに連れてきたのです。 「ライナちゃん、手、汚れてるよ」 ミルミはライナの手がぶどうの汁で、紫色に染まっていることに気付き、自分のハンカチでライナの手を拭いてあげました。 「ありがと、ミルミお姉ちゃんっ」 今日は執事やメイドも一緒に来てはいないのです。 鈴子はそんな2人の様子を微笑ましげに眺めています。 ……その時です。 「んー、何だか眠くなってきちゃった……もっと、食べたい、のに……」 そう言ったかと思うと、ライナはぱたりとテーブルの上に倒れて眠ってしまいました。 「……眠ったらダメです。ミルミは早く空へ。携帯電話のつながる場所まで飛んで、百合園に連絡を入れて下さい。その後で、すぐに戻ってきてライナを見ていて」 鈴子は唇を噛んで、眠気に抵抗しながらライナを抱き上げました。 風に乗って、甘い匂いが運ばれてきます。ぶどうの匂いではありません……薬の匂いです。 農園の人々もみな、朦朧としています。 眠気だけではなく、薬には微量の毒も含まれているようです。 鈴子は近くの用具小屋にライナを運び、結界を張って解毒をすると、民家が立ち並んでいる方へと走ります。 微量の毒ではありますが、体が弱っている人や幼い子供が大量に吸い込んでしまったら、命に関わると思われます。 「わかんないけど、なんか大変なことになってる……!? ううっ、ふ、ふえええーーーん」 民家へと向っていく鈴子を見送った後、ヴァルキリーのミルミは泣きながら全速力で携帯電話が使える場所へと飛んでいきました。 ミルミからの連絡を受けた百合園女学院生徒会は、急いで白百合団員を救助へと向わせました。 今回の指揮は、副団長の代理を務めているティリア・イリアーノがとります。 住民等の護衛と、原因究明、解決が主な任務です。 また、特殊班員の資格を持ち、特務隊員として加わる団員は、桜谷鈴子とパートナー達の探索と保護を優先するように命じられています。 神楽崎優子は、百合園を離れていましたが、連絡を入れたところ急いで合流をするとのことでした。 担当マスターより▼担当マスター ▼マスターコメント
こちらのシナリオは、若葉分校生(旧神楽崎分校)と白百合団に所属している方、所属をされる方向けの協力型シナリオです。 ▼サンプルアクション ・ドーナツの克服を手伝う ・村の人達を助ける ・特殊隊員として行動 ・被害者になる(追加募集参加者限定) ▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています) 2010年09月28日10:30まで ▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました) 2010年09月29日10:30まで ▼アクション締切日(既に締切を迎えました) 2010年10月03日10:30まで ▼リアクション公開予定日(現在公開中です) 2010年10月20日 |
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