お久し振りです、ハルトです。
このシナリオはリアクションの前半と後半で多少趣の異なったシナリオとなります。
湖の底、不思議な葦に囲われた空間は、以下のような特別な環境になっています。
・一言で言えば、体が軽い以外は陸上と変わらない。
・陸上と同じように呼吸ができ、会話もできる。
・浮力は弱いが、存在する。高くジャンプしたり、泳ぐこともできる。
・空間の中で出した物が濡れることは無い。密閉したビニール袋などに入れてきたものは、陸上と同じ状態で取り出せる。
・空間の中であれば、火を灯すこともできる。水中ではあるが、一人の雷術で全員が感電するようなことはない。ただし陸上よりも効果範囲は広くなる。
・葦の効果の範囲は体育館一つ分くらい。高さは3m程度。外側はごく普通の水中。
前半はパーティーを楽しんで下さい。ヴラドが持ち込んだお菓子(黒焦げの手製&既製品)を撒いたり、屋敷の厨房を借りて調理して持ち込んで頂く(真空パック配布)こともできます。ヴラドが空間の中央にステージを作っているので、歌ったり踊ったりもできます。周囲は暗く、一帯だけが葦の光によって照らされているので、雰囲気を楽しむこともできるでしょう。
後半は、葦の外側から魔物たちが襲ってきます。
体内で作り出した電撃を放つ巨大な電気タコや、内側に入り込んで葦を燃やそうとする巨大な炎タコや、とにかく色々と巨大なタコがいるようです。「〜なタコに〜のように対処する」というアクションがあれば、そのようなタコが登場することもあります。
ちなみにポスターの「金銀財宝が眠る洞窟」はヴラドの嘘ですが、葦に隠れるように、同じ葦が内部に生えた水中洞窟の入口が一つあります。内部は意外と広く、金銀財宝は無い上に魔物も生息する一本道ですが、探検することは可能です。奥には金と銀のタコがいます。大きさは人間程度で、言葉は通じない上、剣を持って一方的に襲い掛かってきます。
前半か後半、どちらか場面を選んでご参加ください。(後半の場合、会場でお菓子を食べていると〜など簡単な状況説明は可能です)。
洞窟は奥行きが広いので、奥まで辿りつきたい場合は、パーティーに参加せず潜る必要があります。
細かい物理法則などは考えず、涼しげな雰囲気を楽しんで頂けると幸いに思います。
ここまでお読み頂き、ありがとうございました。宜しくお願いいたします。