初めましての方は初めまして。
そうでない方はお世話になっております。
蒸し暑くなってきた毎日に夏を感じるMS、夜光ヤナギです。
【内容補足】
今回のシナリオは、獣人シリーズ第6弾となります。
しかしシナリオそのものは単独でリリースしているものです。
初心者の方もそうでない方も、お気軽にご参加くださいませ。
獣人シリーズ(リーズ編)は今作で完結を予定しております(あくまで予定ですが)。
もしかするとリーズも誰かとパートナーとなる、かもしれませんね。
●狼の試練
クオルヴェルの集落に伝わる、戦士の通過儀礼です。
集落の戦士は一人前と認められるために、この通過儀礼をクリアしなければならず、そうすることではじめて集落を守る戦士となり得ます。
集落の奥にある洞窟がその試練の場所であり、村の子供たちは小さい頃からその試練のことについて聞かされます。
ただし、不用意に入っては困りものでなので(もちろん封印はされていますが)、子供は近づいてはいけないということを厳しく教えられているようです。
その始まりは何時とも知れず、数百年前とも言われています。
洞窟の中は当時の魔力によって異空のダンジョンへと繋がっているらしく、ひとたび足を踏み入れると遺跡のような建物の中へと飛ばされてしまうようです。
そこには数々の仕掛け(という名のイタズラ?)があるらしく、それらを突破して最奥部へたどり着くのが目的という話です。
ちなみに、ダンジョンにはモンスターも存在しているようです。
巨大な蜘蛛に吸血コウモリ。盾と剣を装備したスケルトンナイトの姿も確認されているようですね。
●アレって?
要するに「ご先祖様」のことです。
狼の試練のダンジョンはいわば、古代の遺跡への挑戦のようなものになっています。
そしてそこに待ち受けるのは、かつてクオルヴェルの集落を支えてきた村の伝説的なご先祖様たちの魂です(古代の魔力によってご先祖様たちの姿が再現されている、とも考えられますが、詳しいことは分かっていないようです)。
ダンジョンの仕掛けやモンスターはそんなご先祖様たちが仕掛けたもののようで、中にはややこしい性格をした性悪なやつもいるとかいないとか……。
集落の戦士にとって、死してこの試練の一員のとなることは名誉なことのようです。
●NPCについて
【リーズ・クオルヴェル】(獣人)
気の強い娘で、ツァンダの狼獣人の集落『クオルヴェルの集落』で女ながらに戦っていた戦士。
集落の長の一人娘でもあり、集落の英雄であるゼノ・クオルヴェルの孫であることを誇りに思っている。
常に祖父ゼノの言葉を胸に秘めており、それが彼女の戦いへの原動力である。
現在は、とある獣人(ガウル)を探す旅を終え、集落で平穏な日々を送っている。
背中に背負っていた祖父の形見の剣はとある獣人に譲ったらしく、普段は愛用の長剣で戦う。
※以上はアクションを考える上での参考情報です。あくまで参考となるものなので、必ずしもMCやLC自体がそれを知っている前提でなければならない、ということはありませんのでご安心下さい。(もちろん、周知を前提にされても結構です)