本シナリオガイドをお読みくださり、ありがとうございます。
タイトルにもあります通り、本シナリオはヘッドマッシャーの続編という位置づけですが、内容的には直接的な連続性はありませんので、どなたでもご参加頂けます。
アクション内容例としましては、
・若崎源次郎の身柄確保に努める
・スーパーモール内のひとびとを守る
・ヘッドマッシャーと戦う
といったところでしょうか。
以下は、PC情報として、参加頂けるPCの皆さんが事前に知っている内容として頂いて構いません。
■ヘッドマッシャー
――外見的特徴――
身長はおよそ2メートル80センチ。全身を黒い革製のマントで覆った、巨漢の暗殺者です。
いびつな黒い兜と、醜悪な黒い仮面を装着しており、ガスマスク越しのような呼吸音を響かせています。仮面越しの目は血走っており、ほとんど狂気そのものです。
――能力――
肉体の周辺には常時Pキャンセラーが発動しており、彼に戦闘を仕掛けるものは、最も効果的と思われる能力をひとつ、打ち消されてしまいます。
主な武器はブレードロッドと呼ばれる鞭性の二刀流武器で、しなやかに変化しながら敵に襲いかかり、少しでも触れれば真っ二つに叩き斬られます。
現時点までに、スティミュレーター、プリテンダー、そして新型のメルテッディンの3モデルが確認されています。
■屍躁菌
――性質――
人間などの知的生物を凶暴な怪物『赤涙鬼』へと変貌させる毒素レイビーズS2型を排出します。
伝染性が強く、汗や皮脂などの体液を経路として接触感染する他、呼吸時の二酸化炭素に乗って大気中に舞い上がり、容易に空気感染します。
コントラクターの肉体は抵抗力が強い為、レイビーズS2型による赤涙鬼化は発生しませんが、キャリアーとして空気感染の伝染源にはなり得ます。
――注意点――
屍躁菌自体は独立した細胞を持つ単細胞生物である為、キャリアーに対する回復術などでは死滅せず、対菌抗錠を服用するなどして体外に排出しなければ、完全治癒しません。
また、屍躁菌は衝撃を受けて死んだ場合には細胞膜が敗れ、細胞内に滞留していたレイビーズS2型が一気に放出される為、宿主内に寄生している状態で光条兵器などで直接攻撃するのは、致命的な結果を招きます。
――治療法(対策法)――
屍躁菌は、大気中では24時間以上生きられません。
また、自然死の場合はレイビーズS2型を排出しない為、完全な治療方法は、24時間で体外排出が完了する対菌抗錠を服用して、感染者を48時間以上、完全隔離する以外にありません。
それでは、皆様からの素敵なアクションをお待ちしております。