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【ぷりかる】迅雷風烈

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【ぷりかる】迅雷風烈

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シナリオガイド

死線を越え、鉄の砦を破壊せよ!
シナリオ名:【ぷりかる】迅雷風烈 / 担当マスター: 西里田篤史

 
 コンロンの郊外にある広い緑に囲まれた劉玄白の屋敷。
「グゥゥウウゥウウウオオオオオオオオオオオオオオオオ!」
 その屋敷が空を裂くような轟音とともに紙くずのように崩れ、地面から機械仕掛けの巨人が姿を現す。
 無骨な印象を受けるゴツゴツとした外見に加え、全長40メートルの巨人の前には背の高い木々も腰ほどの高さに留まってしまう。
 コクピットに乗っていた玄白はそこから自分の広い庭を見下ろす。
「さて、迅雷。この大きさで走れというのはいささか酷だろうから、ゆっくり行こうか。すぐに終わらせるのは勿体ない。ゆっくりとコンロンを踏みつぶしに向かおう」
 迅雷と呼ばれた巨人は木々を踏みつぶしながらゆっくり歩き始める。
 屋敷から脱出した楊霞は玄白の忠臣である紅玉を連れて、巨人を見上げる。
「動き出してしまいましたか……一刻も早く破壊しないと……」
 独りごちる楊霞に紅玉はバカにするように鼻を鳴らす。
「破壊? イコンでも出すつもりですか? ここはコンロンですよ? よそのイコンが群れでやってくることがあれば国境侵犯になるわよ? それに、騒ぎが大きくなればコンロンだって黙っていないわ」
「そんなことは分かっています。ですから玄白の敷地内でイコンを使わずにアレを破壊すればいいだけの話です。幸いにも広い庭ですから、アレが脱出するのとこちらが妨害を仕掛ければ動きは止まるでしょう。個人の敷地内で問題があってもコンロンは大事にはしないはずです。必要であれば生身の応援も呼べばいい」
 楊霞は言いながら契約者達に目を向ける。
「皆さんをこんなことに巻き込んだのは今も心苦しく思っています。でも、もう一人で解決しようするはお終いにします。……ですからお願いです……僕に故郷を救う力を貸してください」
 楊霞は契約者達に頭を下げ、木がなぎ倒される音と雷鳴のような鳴き声が周囲に轟いた。


担当マスターより

▼担当マスター

西里田篤史

▼マスターコメント

 初めましての方は初めまして。
 そうでない方はお久しぶりです。
 ゲームマスターの西里田篤史です。

 今回はプリンセスカルテットの一人、“冥土姫”楊霞のお話の三回目です。
 前回の話の続編です。前回のシナリオを知りたい方は、お手数ですが前回のリアク
ションをご覧ください。
 今回のシナリオは巨大兵器、迅雷を破壊し玄白を捕まえることです

 これがおそらく冥土姫の最後のシナリオとなりますのでふるってご参加ください。
 どうぞよろしくお願いします。



■玄白の庭
 かなりの敷地面積を誇り、背の高い木々があちこちに植樹されており庭というより森に近いものがあります。
 木に登って迅雷に飛びつけば腰の辺りから侵攻が可能になるでしょう。
 

■迅雷
 全長40メートルの巨大人型兵器です。
 その大きさのせいで走ることは出来ず、ゆっくり歩くことしか出来ません。その上、まだ整備が完璧では無いので関節部などの部分の装甲は薄く、爆弾などを使用すれば大きな損害が出ます。
 ですが接近しようとすると体中に搭載されたバルカンやミサイル等の実弾兵器で目標物を破壊し、そのスピードを補っています。
 人がよじ登ってきたときは身体を揺すって振り落とすような動作を取ります。
 また二足歩行ということもあり、バランスを崩すと転倒してしまうでしょう。

■玄白
 基本的に戦闘能力はありません。
 ですが、彼は交渉や脅しには殺されても応じません。
 ですのでコックピットから下ろすのは力づくをオススメします。


▼サンプルアクション

・ 搦め手を使って迅雷と戦いたい

・ 迅雷と正面から戦いたい。

・ 迅雷をよじ登って玄白を引きずりだす。

・ 迅雷を爆破したい。

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2012年12月02日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2012年12月03日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2012年12月07日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2012年12月19日


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