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着ぐるみ大戦争〜扉を開く者(第4回/全6回)

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着ぐるみ大戦争〜扉を開く者(第4回/全6回)

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シナリオガイド

後ろへ向かって前進せよ!
シナリオ名:着ぐるみ大戦争〜扉を開く者(第4回/全6回) / 担当マスター: 秋山 遼

 教導団第3師団は激戦の合間の休息中である。
 第3師団は正面戦闘を基本とする機甲師団に近い機械化歩兵師団として編成されている。そのため、装備開発と研究・運用試験が行われる。この度、試験的にAMR(アンチ・マテリアル・ライフル)の試験が行われた。いわゆる対戦車ライフルの流れをくむ、強力だが反動が強く扱いにくい兵器である。しかし、現在、第3師団ではAFVと歩兵とを組み合わせた機械化歩兵の運用を模索しており、今後の火力の要として期待される。またAFVも少数ながら配備され、次第に機械化歩兵師団としての体裁が整ってきた。
 先月、爆破事件が起こったラク族のエリアでは調査が進められているが、今の所まだはっきりしない。交渉団はラク族に対する殖産興業の一環として毛織物工業を提案することとした。隣のモン族が羊をたくさん飼っているからだ。これにより、ラク族やモン族に外貨を稼がせることで地位向上を図り、同時に経済的結びつきを同盟へとつなげていこうとする考えである。言うまでもなく、むやみに重工業などを導入すると現状のシャンバラの伝統・文化を破壊してしまうため、殖産興業は必要なもののその扱いは慎重に行わねばならない。
 この件でラク族は試験導入に合意し、交渉は一歩進んだ格好だ。今度は殖産興業のさらなる拡大と将来のシャンバラ王国復活に向けて政治体制を整えるなど様々な実験的試みが行われることとなる。言うなれば、王国のテストケースを作ると言っていい。いずれにせよ、シャンバラに軽工業を興すことは将来の大きな発展の基礎になるだろうと期待されている。
 大幅に後退して態勢を立て直している最中の敵軍を偵察に向かった部隊は生体装甲兵器とも言うべき大蠍に襲われ逃げてきた。敵戦力は第3師団側の約3倍と推定される。敵側も新兵器?を投入し強化を図っているようだ。敵側の戦力が3倍というのは正面から戦えばこちらはほぼ負け確定な状況だ。そこで第3師団は大規模な攪乱作戦を行うこととなった。複数の遊撃部隊を作り、これらが可能な限り敵戦力を誘引・分散させ、戦力差が縮まったところで敵に消耗を強いると言うものである。さらに今回の作戦は逆転の為の布石でもある。AMRや航空部隊のワイヴァーンなど、新装備を使いこなし、敵と戦うことができるのか?戦況の行方は言うまでもなく外交にも影響する。この東シャンバラ一帯の政治的動きがどのようになるかはこの戦いの結果によって決まるのである。
 また一方で行われている将来のシャンバラ王国復活へ向けて行われている地球人とパラミタ人の共存への取り組みは実を結ぶのか?
 教導団のみならず、いろいろな勢力がこの方面に進出を図っているようであるが、きちんとした準備なしに行動しているため、うまくいっていないようである。
 そのほか、大荒野方面の教導団体波羅蜜多実業の戦いの影響も出ており、勢力の思惑と駆け引きが入り乱れるようになっている。
 航空部隊設立へ向けて訓練している部隊は今月試験が行われた。屋根で覆われた岩に対する疑似爆撃訓練を行い、合格したものが実戦に投入されることとなった。一方、ワイヴァーンを使った独特の空戦機動をマスターしつつあるパイロット達は今後の活躍が期待される。彼らは来月の試験に参加するが課題は難しい?。よく注意しなければならない。
 そして、今回試験に合格したパイロットを中心にシャンバラ初の実戦的航空部隊である、教導団第3師団支援航空部隊、『第301駆逐戦闘航空団』が設立されたのである。

担当マスターより

▼担当マスター

秋山 遼

▼マスターコメント

 さて、怪しい戦争シナリオ「着ぐるみ大戦争」再戦準備中です。

 また、このシナリオには以下の特殊ルールが適用されます。
1:PCが重傷を負った場合や軍法会議レベルの問題を起こした場合は「本校送還処分」となり、次の回以降このシナリオに参加できません。(他のシナリオには参加できますし、このシナリオの続編にも参加して頂けます)
2:送還処分までは行かないが、問題のある行動を起こした場合、「懲罰部隊送り」という処分になることがあります。懲罰部隊送りになると、行動の自由が制限され、専用の選択肢しか選べません。これは1〜2回程度で通常に戻ります。(解除・復帰はマスターからのコメントでお知らせします)
3:何らかの理由でPCが捕虜になったりした場合、一定ターンの間、ゲームに参加できなくなる場合があります。原則、「本校送還処分」と同じになります。

注意事項として、本シナリオはキャラクターが突如お笑いキャラになる場合があります。キャラクターのイメージにあくまでこだわる方は参加をご遠慮ください。

 航空部隊ですが、前回合格した人たちは師団主力にて実戦です。訓練中の人たちは
試験を受けることとなります。前回書いているように非常に特異な地形ですのでよく考えて課題を達成するか考えてください。くれぐれも問題文?をよく読むように。

 交渉団は、引き続き、殖産興業の拡大、特にラピト族なども含めて全体的な視点で考え、成果を拡大してください。また、それと併せて、同盟成立時の政治体制、意志決定をどうするか、情報を集め、模索してください。

 師団主力はかなり大がかりな作戦になります。各遊撃隊は任務の目的を理解しつつ、詳細を工夫してください。また主力は歩兵を中心に遅滞戦術を行うことになります。敵側の新兵器に対抗しつつ、慌てず騒がず粛々と戦いつつ後退してください。そして敵をはめるための布石を着々と打っていくこととなります。

 なお、このシナリオ参加は前回までの「着ぐるみ大戦争」関係リアクションを読んでいることが前提です。参加する人は必ず前回までのリアクションを読んでください。

▼サンプルアクション

・ワイヴァーンのパイロットになるべく奮闘する。

・敵戦力を分散させるため、可能な限り誘引する。

・砲撃とワイヴァーンで敵を翻弄した後、さっさと逃げる

・敵主力を食い止めつつ後退する。

・殖産興業の規模を拡大。協力関係を強化する。

・(懲罰部隊)150高地の前面で敵を食い止める。

▼予約受付締切日 (予約枠が残っている為延長されています)

2009年12月12日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2009年12月13日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2009年12月17日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2009年12月30日


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