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【八岐大蛇の戦巫女】消えた乙女たち(第2話/全3話)

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【八岐大蛇の戦巫女】消えた乙女たち(第2話/全3話)

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シナリオガイド

錯綜する思惑。深まる謎。愛と憎とは表裏一体。混沌と秩序も……然り
シナリオ名:【八岐大蛇の戦巫女】消えた乙女たち(第2話/全3話) / 担当マスター: 桂木京介

 この季節でも夜ともなれば冷えます。
 とりわけ今夜は、真冬かと思わんばかりの寒さでした。荒っぽく磨がれた氷のナイフが肉を貫き、切っ先で白い骨の表面に触れているかのような。
 その冷たい、とても冷たい蒼空学園の校内を、猫のように音もなく忍び歩く姿がありました。
 時刻は深夜三時を回ったところでしょうか。身を屈め、息を殺してその少女は校長室に滑り込みます。電子ロックは既に外してありました。これならば……。
 少女が校長室に足を踏み入れた瞬間、
「本当に」
 と、声がして、部屋の灯りがつきました。
「本当にそんなに簡単に、この場所に踏み込めるとでも思っていたのかあっ!」
 骨太な巨体が、セコイアの大樹のように部屋の中央に立っていました。少女が逃げないのを確認すると、執務机を前にした革張りの椅子に巨人は座ります。
 彼、否や彼女こそ、蒼空学園校長馬場 正子(ばんば・しょうこ)その人でした。鷹のように突きだした胸板、丸太のような腕に足、剥き出しの岩石のような拳、血管がビキビキと音を立てるがっしりした首筋……筋骨隆々とした体つきですが、どことなく声色には知性があります。
「わしが第三代蒼空学園校長、馬場 正子である」
 正子は先日、山葉 涼司(やまは・りょうじ)からその座を継承したばかりです。されど既に、この部屋の主たるにふさわしい重厚なまでの威厳があります。正子は言いました。
クランジ パイ(くらんじ・ぱい)……いや、今はパトリシア・ブラウアヒメルと呼んだほうがよいかのう」
「好きに呼んだらいいわ」
 ふてくされたように少女――パティは胸の前で腕を組みました。むくれている顔であっても、見ていてため息が漏れそうになるほどの美少女です。
「おぬしのことは先代よりようく聞いて知っているが、ちゃんと話すのは多分これが初めてだな」
「世間話するために来たわけじゃないんだど!」
 猫のような吊り目でパティは食ってかかりましたが、正子はまるで動じません。
「狙いはこれよな?」
 と簡単に告げると正子は、ごとっと音を立てガラスケースを机上に置きました。
 ケースの中には一本の剣が収められています。野太刀と呼ばれる大剣です。目を惹くのはその黒さでしょうか。黒い刀身に黒い鍔、握りも含めてすべて、鴉の濡れ羽のように黒いのでした。玄武の剣、この刀は仮にそう呼ばれています。
「こいつは、先日出現した四人の辻斬りが持っていた剣のうち一振りと聞いておる」
「言われなくてもわかってるわよ」
 そんなこと、とパティは横を向きます。彼女は実際、この剣に命を奪われそうになったのです。
 先日、ツァンダを騒がす『辻斬り』が、四人も同時に姿を現しました。単独犯ではなかったのです。朱雀、玄武、白虎、青龍、と名乗った四人はいずれも少女で、コントラクターたちの活躍により各個撃破されています。
 ところが彼女らは結局のところ、それぞれが手にした魔剣に操られていただけと判明しました。四人とも記憶が曖昧で、どうやって剣と巡り会ったのかということすら分からずじまいという有様です。四人は仮面もつけていましたが、いずれも顔を隠す以上の役目はないようでした。
 四本あった剣のうち、『白虎』の剣だけは粉砕されましたが他は無事です。現在、各魔剣の調査が行われてはいるものの、いずれも手にしただけで意識に混濁を起こすほどの強力な魔力を有しており、おいそれとは触れることもできない状況でした。剣はレーザー光線を当てても跳ね返し、魔法で宙に浮かせようとしても動じません。こうやってケース越しに見ていても、匂い立つような魔力が感じられます。
「思っていることをわしが当ててみせよう、パティ。おぬしはこの剣を手にして、自ら剣の僕(しもべ)になろうというのであろう。心が乗っ取られる前に魔剣を遣わした黒幕の意図を見抜き、わしらに知らせるつもりだった……といったところか」
 パティは何も応えません。
たわけが! そう簡単にいくとでも思っておるのか! 一瞬で心を乗っ取られたとしたらどうする気だ!」
 唇を開いたパティを制して正子は続けました。
「その先も想像がつくわい。魔剣に操られ新たな『玄武』になってしまえば、必然的にわしらコントラクターに追われることになる。敗れ、瀕死の状態で黒幕のアジトまで逃げることでわしらを誘導しよう……とでも言うのだろうが、そんな自殺行為に等しいもの、認められると思うか!」
 パティは気を飲まれたようです。反論するかわりに、
「どうして……」
 と、弱々しく言いました。
「先代にはな、おぬしのことを誰よりも知っている『秘書』がおったのだよ」
 正子が言葉を終えるや、隣室からローラ・ブラウアヒメルことクランジ ロー(くらんじ・ろー)が現れました。
「パイ、ワタシたち、姉妹(シスター)ね、パイの考えること、ワタシ、想像つく……」
「そういうことだ。おぬしのこの行動は、ローラの予期するところだった」
 正子は立ち上がりました。
「聞けい! そんなバカをやって誰が喜ぶか!? おぬしなりに蒼空学園に恩返しをしているつもりかもしれんが、その方法は褒められたものではない。ひとたび敵に回れば手加減はできぬ。正直、契約者の集中攻撃を浴びて死んでもおかしくはなかろう。……これも聞いた話だが、おぬしのことを本気で思慕する男がいるという話だな? その男を悲しませたいのか!」
「ちょ……、なに勝手なこと言ってんのよ! それに、『恩返し』なんて言葉は私にはないわ。これはただ、今回の黒幕に借りを返すだけ。辻斬りには私も襲われたんだから」
「うん、だから、ワタシ考えた」
 そのときパティも正子も、はっとして振り返りました
 発言したのはローラでした。
「ワタシ、恋人ない。死んでも大丈夫ね。それに頑丈、そうそう死なないよ……だからワタシ、パイのかわり、するよ」
 がちゃんとケースを割ってローラは、玄武の魔剣を握りしめました。スーパーモデル並の背丈と体型をもつ彼女です。大剣を手にしたところで見劣りしません。
 その行動がスイッチをオンにしたとでも言うのでしょうか。
「ア」
 チッ、と火花がローラの眼から散りました。
「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!」
 たちまち火花は黒い炎となり、同時に、ローラを中心とした竜巻のような強風も発生しました。束ねていたローラの黒髪が解け、逆巻く波のように躍ります。
 硝子の破片が飛び散りました。
 ローラが両腕を組んで窓に飛び込んだのです。
 どさっと着地の音が聞こえましたが、窓に駆け寄ったパティは我が目を疑いました。ローラの姿がそのまま、夜の闇に溶け込んで消えてしまったのです。
「ロー! なんてバカを……!」
「ぬううう……!」
 このとき正子は、自分の机の上に、小さな装置が明滅しているのを知りました。
「むむ、これは……?」
 ハンドヘルドコンピュータです。モニターには、物凄い速度で遠ざかってゆく点が表示されていました。
 ローラが自分の身に、追跡装置を忍ばせていったものに違いありません。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 おぼろな月からの光を、彼は背中に浴びています。
 葦原明倫館の仁科 耀助(にしな・ようすけ)です。彼は両脚を揃え腕組みし、細長いオブジェの先端で、ヤドリギに憩う鷲のように静止しているのでした。オブジェは公園に設置された尖塔で高さは十数メートルに及び、足場といっても直径二十センチもないような部分しかありません。
「……」
 彼は夜の公園を往く、黒い姿の女性を見おろしていました。
 彼女は耀助の姿に気づいていないようです。
「苦しいんだよな……わかるよ」
 耀助はそっと呟きました。
 このときの彼の、哀しみすら感じさせるほどに一途な表情を、知る者はどれだけいるでしょう。自他共に認める軽薄なプレイボーイの姿はそこにありません。
 黒い姿は既に、ただの女性ではありませんでした。
 顔が真っ黒――どす黒い鱗です。ドラゴニュートに似ていますが、彼らのような知性はあまり感じられません。ライダースーツのような黒いツナギを着ており、前屈みになって歩いています。
 彼女はまるで、夢遊病者のようにさまようのです。
 けれど耀助は、降りていって彼女に声をかけたりはしません。ただ、その姿を遠目に見つめるだけでした。
 今夜も動きはなさそうです。もうしばらく耀助は傍観の夜をすごすほかないのでしょうか。
 冷たい風が、横笛のような音を立てました。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 グランツ教ツァンダ支部には、吹き抜けのフロアに特設された礼拝堂が存在します。
 明け方の礼拝堂。彼女は、ほの白い旭日の光を浴びていました。
「人々に、自由を」
 グランツ教の『マグス(東方の三博士)』、カスパールです。一見、若く美しい女性ですが、よく見ればどこか年齢不詳のところもあり、なにやら底知れぬ印象を与える姿でした。
「世界に、責務を」
 カスパールの声に人々が唱和します。
 礼拝堂には数十人もの信徒の姿があるのでした。彼らは早朝礼拝のために来たのです。礼拝堂には暖房設備はありません。ですのでここにいるのは、昨夜から続く身も凍るような寒さをものともせず集まった人々なのです。年齢も性別もバラバラ、けれどその大部分が、すがるような目をカスパールに向けていました。
「そしてすべての……完全なる調和を」
 カスパールの声に、全員の声が被さりました。
 ですがその声を突き破るかのように、
「邪教の神官め! 死ぬがいい!」
 一人の信者が立ち上がりました。彼は血走った目で、腰から拳銃を抜き両手で構えたのです。
「天誅ッ!」
 乾いた銃声がひとつ、谺(こだま)しました。
 いえ、ひとつではありません。立て続けに、数発。
 男とカスパールはわずか数歩の至近距離にありました。止めようがありません。
 ところがカスパールは凄艶な笑みを浮かべ立っているではありませんか。硝煙の匂いこそあれ、あの、錆のような血の臭いはありませんでした。
 先に言っておきます。銃弾は外れたわけではありませんでした。
 ですが、命中したわけでもありませんでした。
「そんな……はずが……そんなはずながないッ!」
 男は、信者数人に飛びかかられ拳銃も奪われています。まるで無抵抗でした。
 彼が素直に武器を渡したのは、目の前の光景が信じられなかったからに違いありません。
 カスパールの唇の赤が三日月型に歪んでいました。
「ご自身の常識でだけで、容易に物事に判断をしようとするものではありませんわ。それを先入観と申します……先入観に囚われていては、道を見失うのみです」
 カスパールが片手を上げると、彼女の皮膚ないし服に触れる寸前で止まっていた弾丸が三つ、バラバラと床に落ちました。弾丸はまるで時間が止まったかのように、数センチの距離で空中停止していたのです。
 暗殺犯の男は警備の者が引き立てていきました。男は呆然として、声を出すこともかなわない様子でした。
「私はかつて、銃撃を受けたことがありましてね……」
 と、ふとカスパールが独り言を口にしたのですが、男はきっと、聞いていなかったでしょう。
 当然、信者は騒然としていますが、「静粛に願います」とカスパールが少し声を上げると、水を打ったように静まり返りました。
 まるで何事もなかったかのように彼女は一礼し、今朝の礼拝が終わったことを告げました。
「……さて、私は少し、疲れました。これからしばらく、自室にて行(ぎょう)に入ります。どうしても用事がない限りは立ち入らないで下さいませ……もっとも、私の部屋のドアは、簡単には開きませんけれども」
 と言い残すと、カスパールは春風のように悠然と自室に消えてしまいました。
 行、というのはグランツ教でいうところの瞑想のことです。瞑想によって自我と向き合うことをこの宗教は推奨しており、カスパールのような高位の者であれば、行の期間は数日にも及ぶと言います。
 グランツ教ツァンダ支部におけるカスパールの部屋は、決して判りにくい場所にあるものではありません。むしろ、誰でも簡単にたどり着けそうな目立つところにあります。ただしそのドアには不思議な特徴がありました。鍵穴や電子ロックの設備はなく、奇妙な文字盤が中央に取り付けられているのです。
 文字盤上方のパネルには漢字が一文字だけ描かれており、その下にゴルフボール大の穴が四つ、水平に並んでいます。さらには皿のようなものが脇に設置されていて、中に金属球が四つ入っていました。
 どうやらこのボールをいくつか穴に入れるとドアが開くもののようです。穴は金属球が一つ入ると埋まってしまう構造でした。
 ここで、穴に球が入って埋まった状態を『●』と表現するものとします。また、穴が埋まっていない状態を同様に『―』とします。現在、穴は四つとも埋まっていませんので、『―、―、―、―』という状態です。
 漢字パネルは何度か変更されてきたようです。これまでの情報をお伝えしましょう。

 漢字パネルの文字が『宋』だったとき、扉は『―、●、●、●』の組み合わせで開きました。つまり、一番左の穴を残して、他のすべての穴に球を入れた状態です。

 漢字パネルが『元』だったとき、扉は『―、●、―、―』の組み合わせで開きました。このときは球を一つしか使っていないということになります。

 漢字パネルが『清』だったとき、扉は『●、―、●、●』の組み合わせで開いています。

 さて本日、漢字パネルは『明』とあります。中国の王朝名のようですね。このとき、球をいくつどのような組み合わせで穴に入れれば扉は開くでしょうか?
 どうやらこの謎を解かない限りカスパールの部屋には入れないようです。
 間違えれば警報が鳴り響くかもしれません。軽々しく手を出すべきではないかもしれません。


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 その日の朝、蒼空学園を訪れたアルセーネ・竹取(あるせーね・たけとり)は、校長にあることを申し出ていました。
「希望する方に龍の舞を伝授したいと思います。本来、門外不出のこの技術でしたが、現在の情勢を鑑みるに、私一人が修得しておいてよいものではないと判断しました。
 龍の舞は龍への捧げものです。猛る龍を鎮めるが本意ですので、好戦的な方には不向きかもしれません。ただし、激しい部分を持ちながらも、ときとして心を水のように静かにできる人であれば、きっと体得できることでしょう。
 一挙一足に厳しい作法がありますので、急ぎという事情もあっていささか峻烈な指導になるやもしれません。それでも、どうか、一人でも多くの人に龍の舞を身につけていただきたいのです。遠からずこれが、必要になる日が来ます。
 人を集めてくださいませんか。希望する方であれば所属も男女も問うことなく……」
 申し出は、受理されました。

担当マスターより

▼担当マスター

桂木京介

▼マスターコメント

 お読みいただきありがとうございます。ツァンダを舞台としたキャンペーンシナリオ、第二話の登場です。
 連続シナリオですが前回(第一話)の参加は必須ではありません.今回からの参加も大いに歓迎いたします。

 第一話の結果、辻斬り犯が拘束され、辻斬り・失踪事件のいずれもぴたりと止みました。これをもって事件の収束と見る向きもありますが、犯人が操られていただけという事実もあるので、完全に解決したとはいえない状況です。

 以下、現状のまとめと、考えられるアクションの方向性を簡単に述べさせて頂きます。

 辻斬りを操っていた魔剣を手に、蒼空学園生徒ローラ・ブラウアヒメルが逐電しました。
 彼女は自分を追わせることで事件の黒幕を炙り出そうとしています。といっても、剣に魂を奪われたローラが、敵として立ちはだかる可能性も出てきました。追跡を試みる方は、彼女と一戦交える可能性を覚悟しておいてください。
 それに、考えてみてください。果たして辻斬りの魔剣は、前回登場の四本だけでしょうか……?
 ローラを追うのは、彼女とは姉妹同然のパトリシア(パティ)・ブラウアヒメルです。パティはシナリオガイドで描いた場面の直後、単身で飛び出ていきましたので、本シナリオでは最初からパティと同行することはできません

 謎の動きを見せるグランツ教、その『マグス』と呼ばれる幹部であるカスパールも気になる存在です。
 今回、カスパールが並の人間ではないことが判ったと思います。グランツ教に怪しい部分があるのは事実。カスパールに接触する機会を模索するのもいいでしょう。
 ただし、カスパールは今回のシナリオでは、グランツ教ツァンダ支部の外には出ませんし取材も受けません。会うためにはまず、入信して入り込むなど何らかの手段を講じねばならないでしょう。しかも、『行』と称して出てこないカスパールの姿を見るためには、ドアの文字盤の謎を解かねばなりません
 ノックしたりドアの外から呼びかけても、瞑想状態のカスパールが応じることはまずないと思われます。また、あてずっぽうで手を出そうものなら、警報が鳴るなど危険な展開が待ち受けているに違いありません。くれぐれもご注意を。

 仁科耀助に不審な動きが出てきました。
 彼が見張っているのは例のドラゴニュートらしき人物です。ですが何度か示唆してきたように、この人物は一般的なドラゴニュートではありません。彼はどうして、ドラゴニュートらしき姿を放置しているのでしょう。そもそも、ドラゴニュート(?)の狙いは何でしょう。
 耀助にストレートに情報を求めても、巧くかわされたり話題をそらされたりする可能性は高いということだけ記しておきます。ですが絶妙の方法で彼から真の情報を引き出すことができれば、物語の中核に大いに近づくことになるはずです。

 アルセーネ・竹取が龍の舞を伝授したいと申し出ており、今回は蒼空学園の体育館で、彼女から舞を学ぶことができます。アルセーネの契約者である雅羅・サンダース三世もこの学習会に参加するようです。
 今回のシナリオはダブルアクションを厳しめに判定させていただきます。舞を学ぶと決めた場合は特に注意が必要です。
 たとえば、MCがローラの足跡を追う一方、LCが体育館で舞を学ぶ――というアクションは間違いなくダブルアクションの判定とします。MCもLCも同じ体育館にいて、指導を受けるMCをLCが見守っている――というアクションであればOKですが、少なくとも行動の舞台は同一でお願いします。
 ダブルアクション判定になった場合、舞の取得には必ず失敗しますのでご注意下さい
 アルセーネが言っているように、龍の舞は厳しい作法を要求されます。どのように学ぶかアクションで明らかにしなかった場合も習得失敗となる可能性が高くなるでしょう。つまり、ただ『アルセーネから学ぶ』と書いただけでは身につかないということです。といっても文字数を大量に費やさなければならないということはありません。サンプルアクション程度で大丈夫ですので自分らしく工夫してみて下さい。
 見事、習得に成功した場合は免許皆伝となり、【龍の舞を習得した】という称号を進呈させていただきます。
 この称号を得たキャラクターが何人いるかが、第三話のシナリオ展開に少なからず影響することになります。

 現在は小康状態にあるだけで、失踪事件は解決していません。
 ある条件(第一話参照)を満たすマホロバ人の女性に失踪する危険性があるのは前回同様ですが、今回は前回以上に危くなります。
 実際に失踪した場合、それを意味する称号を進呈させていただきます。

 以上、皆様のご参加を楽しみにお待ち申し上げております。

▼サンプルアクション

・ローラ・ブラウアヒメルを追って事件の黒幕を見つける

・カスパールに接触する

・ドラゴニュートらしき人物を誘い出す

・アルセーネ・竹取から『龍の舞』を習得する

▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました)

2012年11月06日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2012年11月07日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2012年11月11日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2012年12月03日


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