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エルデの町を守れ!

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シナリオガイド

大きなアリから、町を、住民を救え――!!
シナリオ名:エルデの町を守れ! / 担当マスター: 朝緋あきら

 ツァンダ地方の一角、草原が近くに広がる場所にその町はありました。
 名を『エルデ』といいます。
 その町の自警団の一員が異変に気づいたのは、ある日のことでした。

 しとしとと静かに雨が降っている日のことです。
 町の周りに広がる草原の近くを小型の飛空挺に乗って見回りをしていたとき、大きな黒い塊が草原の中を移動しているのが目に付きました。
 塊は1つかと思いきや、2つも3つもあるのです。
「何だ……?」
 気になって、距離を保ちながらも近付いた自警団員が見たのは、大きな、とても大きなアリたちでした。
「アリ!? もしかして、巣でもあるのか!?」
 思わず上げてしまった声に、アリたちの様子を窺うと、気付かれては居ない様子です。
 そのまま気付かれないように、高度を上げ、辺りを見回してみると、盛り上がった土とその中心にぽっかり開いた穴が見えました。
 先ほどの3体の大きなアリもその穴へと向かっているようでした。
「た、大変だ……!!」
 すぐに知らせないと、と自警団員は町へと引き返します。

 それから数日後のことです。
「依頼が届いているわよ」
 蒼空学園の校長室にて、いつも片手に持つ携帯電話とは反対の手に、資料を手にした御神楽 環菜(みかぐら・かんな)が学生たちを前に、話し始めます。
「場所はエルデという名の町の周囲に広がる草原の一角。そこに大きなアリたちが巣を作ってしまったようなのよ。草原で餌を捜し求めているアリたちは、数日のうちにでもエルデの町に気付き、餌を求めて襲い掛かるわ。そこで、皆にエルデの町に向かって、アリたちを退治して欲しいのよ。もちろん、戦いの間の住民の避難もね」
 そこで、携帯電話の画面に動きでもあったのか、環菜は一度、資料に向けていた目をそちらへと移動させます。
 何やら操作を終えた後、もう一度、資料へと環菜は視線を戻し、口を開きました。
「住民の避難にはその町の自警団員も協力してくれるそうよ。でも、退治する方は任せたいとのこと……まあ、リスクを考えて、出来ると思ったら依頼を受けてくれるといいわ」
 そう告げて、環菜はすぐさま学生たちの前から離れていきます。

 他の学校、学園でも同様に校長等から依頼のことが話されているでしょう。
 エルデの町の民を守るため、どうか力をお貸しください。

担当マスターより

▼担当マスター

朝緋あきら

▼マスターコメント

 こんにちは、朝緋あきらです。

 アリ退治の依頼をお届けいたします。
 大きなアリたちの全長は2メートルくらい、体高は平均的なヒトのサイズくらいです。
 外骨格は非常に硬く、稀に強力な蟻酸を吐く個体も存在するようです。
 その群れがエルデの町に気付いて、行軍してきますので、退治をお願いします。
 もちろん、エルデの町に来たものだけを倒しても、巣穴を叩かなければアリは増える一方ですので、そちらの駆除もお忘れなく。
 住民の避難は、自警団員も行ってくれますが、それだけでは足りませんので、皆さんのお力も必要です。
 アリたちの数は定かではありませんので、只管、根性と根気で退治してやってくださいませ。

 皆さんの協力、お待ちしております。

▼サンプルアクション

・町に来るアリたちを倒す!

・もちろん巣穴に潜るよな!?

・住人避難も忘れずにね?

▼予約受付締切日 (既に締切を迎えました)

2009年09月08日10:30まで

▼参加者募集締切日(既に締切を迎えました)

2009年09月09日10:30まで

▼アクション締切日(既に締切を迎えました)

2009年09月13日10:30まで

▼リアクション公開予定日(現在公開中です)

2009年09月25日


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